事故

東京・世田谷区で男子高校生がバイクで正面衝突して死亡。深夜の路上で「競走中」?若者はなぜ危険なことをしたがるのか。その理由は「本能」にあるのかも!

世田谷バイク事故

今日取り上げるのは、東京・世田谷区の路上で、バイク同士で競走中に正面衝突し高校生2人が死亡した事故についてです。

この事故で、都立高校1年の出口凌馬さん(16)と、同じ高校に通う萩生田磨玖さん(16)が亡くなりました。

午前3時20分頃の事故でしたが、当時2人は、友人10人ほどで遊んでいたとのこと・・・。

事故の概要をまとめると共に、若者がなぜ危険な行動をしてしまうのか?その脳の仕組みについても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

東京・世田谷区 男子高校生 バイク競争正面衝突死亡事故の概要は?

ANNニュースの報道内容を元に、事件の概要についてまとめます。

2021年2月21日午前3時20分ごろ、東京・世田谷区上野毛の路上で都立高校1年の出口凌馬さん(16)が運転する原付きバイクと同じ高校に通う萩生田磨玖さん(16)のバイクが正面衝突した。

2人は病院に搬送されたが、その後、死亡した。

当時2人は、友人10人ほどで遊んでいて、出口さんが別の少年(16)と原付きバイクで競走をしていたところ対向車線から来た萩生田さんと衝突したとのこと。

現場は見通しの良い直線道路で、警視庁が事故の原因を調べている。

引用 https://www.youtube.com/watch?v=CwD9ShaBkX8

参考動画はコチラ↓↓

同日、岐阜県でも高校生4人が軽自動車で自爆事故を起こし二人が亡くなるという事故がありました。

岐阜県大垣市で高校生4人が乗った軽自動車が田んぼに転落。2人死亡、2人が重傷。夜景を見に行った帰りに何があったの?「軽自動車は初心者向け」という先入観、実は危険!!

未来ある命をこのような形で亡くすのはとても残念なことです。

「こんな時間に遊んでいたのが悪いんじゃないか」という声も多いですが、コロナ自粛で溜まったストレスを大人がいない深夜の時間帯に発散していたのかもしれませんよね。

どんな事情があったにせよ、人の命が失われたことは悲しいこと。

親御さんのお気持ちを想うと言葉もありません・・・。

時間帯が時間帯だけに、ネットでは厳しい声が多く上がっていました。

(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)

亡くなられた少年二人のご家族には気の毒な話ですが、その時間に、その人数で、競争とかって、迷惑行為でしかないですね。
関係ない人を巻き込まなかったのが、せめてもの救い。

被害者二人を含め、そこにいた10人グループの全員が加害者と考えざるをえないでしょう。

簡単に言うと高校生が原付きに乗り回して、一緒に遊んでいた友人同士が正面衝突して、その二人が死んだってことやね。

親はいたたまれないないな。どっちが悪いかわからないから賠償金も揉めるだろうし。

確か正に同じ日、同じ様な時間帯に、岐阜県で高校生4人が乗った車がガードレール突き破って田んぼに落ち、内男女2人が亡くなったというニュースありましたね。
高校生でバイクやら車の運転やらは、やはり早い気がしますね。。真面目に運転よりかは、運転に好奇心旺盛で、気持ちがまだ未熟で大人になりきれてなく、威張りたい、カッコつけたい、女や友達に良いとこ見せたい、運転しまくりたい、楽しみたい、スピード出したい、これらの気持ちの方が勝るんじゃないでしょうか。。だから遊び目的で普通に人が寝静まってるような時間帯でも親とか関係なく平気で外に出回れるんでしょうね。深夜は交通量少ないから飛ばしやすく一番危ない時間帯。高校生~20代はこの様な事故が多いイメージ。

現場について

事故は東京・世田谷区上野毛の路上で起きました。

若者はなぜ危険なことをしたがるの?もしかしたらそれは「本能」かも・・・。

個人的に印象的だったのは、以下のコメントでした。

いやあ、若い、若い。こういう若い奴らに何を言っても時間の無駄だ。身をもって危険と向き合って、少しづつ学習していくしかないんだ。時には命を落としてしまうこともあるかもしれない、だけどそれも青春だろう。

ちょっと冷たいコメントのようにも思えますが、自分の若かった頃を振り返ってみても「若い奴らに何を言っても時間の無駄だ」というのはごもっともだと思います。

なぜ、若者は危険だと分かっていても無謀な行動をしてしまうのか?なぜ危険なことを好むのか。

これについて、2つの興味深い考察を見つけました。

一つは、脳の「馴化」です。

簡単にいうと、脳が危険に慣れてしまうから 恐れや罪悪感を感じなくなったり、判断能力を鈍らせたりするということです。

リスクへの馴化が 若者の脳を物質的に変化させ 更なるリスク行動に仕向ける可能性があることです。

つまり 若者の未熟な脳と 馴化の影響が合わさり より有害な効果を生む 格好の状況になっているのです。

この研究から 親御さんや世間にも お分かり頂けるのは、若者はわざと警告を無視するのでも反抗期だから火遊びにふける訳でもないということです。

若者の直面する最大の障害物は、リスクへの馴化なのです。

馴化に伴う身体と感情の機能の変化が、過度の危険行為へと駆り立てるのです。

引用 https://www.ted.com/talks/kashfia_rahman_how_risk_taking_changes_a_teenager_s_brain/transcript?language=ja/

「この前も大丈夫だったから、今回も大丈夫だろう」

そんな”慣れ”や感覚の麻痺から、火遊びをエスカレートさせてしまう。

これは感覚的にも納得できますね。

続いては、「生き残るための本能的な行動だ」という説です。

若い個体にそうした行動を取らせるのは、青年期に起きるホルモンと脳の変化だ。

人間を含むいかなる動物の脳にも、自らの生存率を引き上げるような行動を取るとそのご褒美として快感を得られるというシステムがある。

そして若い個体の脳は、対捕食者行動のような非常に重要な安全にまつわる学びに対し、とても強い快感を与えるようにできている。

危険との遭遇という「教育的効果」を経て、動物の若い個体はより安全に、より自信を持って暮らせるようになる。

人間の若者が禁忌を犯すことに夢中になるのも、捕食者と向かい合いたいという祖先から引き継いだ衝動なのかもしれない。

引用 https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2019/11/post-271_2.php

人間は、250万年もの長きに渡って、狩猟採集の生活を続けてきたという歴史があります。

今のような暮らしになったのは、産業革命以後のほんの数百年に過ぎません。

とすれば、このコラムにあるように、人間の中に眠っている本能的なもの、”血”が騒ぐから危険行為をしてしまうのかもしれません。

こういった背景を理解し、親はただ「危ない」と注意するだけではなく、もっと別のアプローチで危険を回避できるようにするのが理想的ですね。

たとえば、親の失敗談(危険な運転で事故ったことがあるとか、あとちょっとで事故になるところだったというヒヤリハットとか、事故で友達を亡くした話とか・・・)を語るというのも一つの有効な方法でしょう。

「捕食者と向き合いたい」という衝動を、何か別のこと(スポーツ、趣味)に昇華させるという手もありますね。

とはいえ、親がどれだけ力を尽くしても、本能には逆らえないかもしれません。

改めて、子育ての難しさを痛感させられる事故でした。

まとめ

東京・世田谷区で起きた、高校生2人が死亡したバイク事故についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2021年2月21日午前3時20分ごろ、東京・世田谷区上野毛の路上で都立高校に通う男子高校生2人が乗るバイクが正面衝突し、二人とも亡くなった
  • 当時2人は、友人10人ほどで原付きバイクで競走をして遊んでいた
  • 若者が危険な行動を繰り返してしまう背景には、「脳の馴化」や「生存本能」など生物学的な要因がある

世間が寝静まった深夜。仲間が10人集まれば、そりゃ盛り上がりますよね。

ダメだと言われることほどやってみたくなるのが若者というものです。

調子に乗った行動をしてしまうのも無理はありません。

しかし、今回のようにそれで仲間を亡くしてしまうこともある。

人生において大切な人を失うことになってしまったのですから、その代償は大きかったはずです。

それとも、そんな”痛み”も含めて、本能は危険を求めてしまうのか。

改めまして、亡くなった出口さん萩生田さんのご冥福をお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!