自殺

沖縄県で高2男子が自ら命を絶つ。部活顧問の日常的な叱責が原因?「出来の悪い息子でごめんね」ポケットに遺書・・・。他人を追い詰める人の心理と、攻撃を避けるための対処法とは

沖縄男子高校生自殺

今日取り上げるのは、沖縄県の県立高校で運動部主将を務めていた2年の男子生徒が自ら命を絶った事件についてです。

調査の結果、部活動顧問の男性教諭による日常的な厳しい叱責が原因だった可能性があることが判明したとのこと。

顧問は生徒の死の前日も帰宅が早いととがめ「キャプテンやめろ」と叱責していたそうです。

事件の概要をまとめると共に、他人を追い詰める人の心理と、攻撃を避けるための対処法についても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

沖縄県立高校 2年男子自殺事件の概要は?

沖縄タイムスの報道内容を元に、事件の概要についてまとめます。

沖縄県立高校で運動部主将を務めた2年の男子生徒が1月末、自ら命を絶った。

遺族や学校への取材から、部活動顧問の男性教諭による日常的な厳しい叱責(しっせき)が原因だった可能性がある。

顧問は生徒の死の前日も帰宅が早いととがめ「キャプテンやめろ」と叱責していた。

校長と顧問は2月6日、遺族宅を訪れ「指導が間違っていた」と謝罪した。

学校側の調査で分かったこと
  • 部員らへのアンケートで生徒が顧問から「キャプテンを辞めろ」「部活を辞めろ」などの厳しい言葉を日常的に浴びせられていたことが判明
  • 生徒が大会で好成績を収めた際も、顧問は「まぐれだ」と言ったほか、部活動の関係者によると「使えない」「気持ち悪い」「カス」などの言葉もあった
顧問本人の主張
  • 取材に対して「キャプテン辞めろ」と言ったことを認めたが、それ以外については「私はそんな言葉を使わない」と否定した
  • 生徒が自殺した前日の夕方も後輩の前で生徒を叱(しか)ったことを明らかにした

(生徒の)自殺の原因の8割は部活にある。他の部員に対しても同様に、強くなって、頑張って勝ってほしいと指導していた。申し訳ないと心の底から思っている。

自殺当日の様子(家族の証言)
  • 当日は午後7時から外部での練習があり、その前に夕食を食べるため同5時半に下校しようとした生徒を顧問は「キャプテンなのに、どうしてこんなに早く行くの。キャプテンをやめろ」と叱責した。
  • その夜、生徒は自宅で泣きながら練習していた。
  • 翌日、登校し授業は受けたが部活動には参加せず、一度帰宅後、外出し命を絶った。
遺族の主張

生徒が一昨年の大会でミスし成績が振るわなかった際、顧問から死に結び付く行動を促す言葉を投げ掛けられたと話した。

明るくて自慢の息子だった。今も信じられない。

死を選ぶような学校、部活動があってはならない。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/e6377920680bf1d49a9a31ba5c437b1375729fb7

この男子生徒は、子どもの頃から知っていた男性顧問に誘われ、顧問が勤める高校へ推薦入学したそうです。

しかし、入学後、顧問の生徒に対する指導は厳しくなった。

2年生で主将になってからは、顧問と直接電話やメッセージのやりとりをするようになり、電話を取らないと怒られるからと、ワイヤレスイヤホンを自宅でも身につけていて、食事中も外さなかったとお母さまは語っています。

これは、普通の会社だったら明らかにパワハラですよね・・・。

救急車で運ばれた生徒のポケットには「出来の悪い息子でごめんね」と書かれた遺書があったとのことで、お母様の気持ちを想うとやりきれません。

ネットではこんな声が上がっていました。

(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)

いまだにこの様なパワハラ指導が存在するのか。
部活で成績を出す、規律を学ぶことも大切であると思うが指導者がこれでは話しにならない。
亡くなった生徒さんが気の毒でならない。
>「指導が間違っていた」と謝罪した

遺族からしたら
今さら謝られたって
大切な息子は帰ってこないと言いたい

過去にも部活動の顧問による叱責で
何人もの尊い命が絶たれてるのに

教師は大切な命を預かっていると
肝に銘じてほしい

キャプテンになるくらいだから、顧問からの信頼もあったのだろう。同時に過度な期待もあったのかもしれない。
キャプテンだから辞められないと感じたのだろうか。
保護者はきっと、退部していたら、退部されていたらと悔やんでおられると思う。

中学、高校での部活での罵声、どうにか出来ないのでしょうか。勿論練習中も。もうそういう時代は終わった。

この顧問は、尊い命を奪った事を絶対に忘れてはいけない。

他人を精神的に追い詰める人の特徴は?どう対処すれば攻撃を避けられるのか。

「強くなって、頑張って勝ってほしいと思って指導していた」

顧問はこのように語っていますが、報道の内容が全て事実なのだとしたら、いくらなんでもちょっと熱が入り過ぎていたのではないかと感じます。

明らかに、この男子生徒が自分の言葉で追い詰められていたのはわかっていたはず。

同じ様なことは大人の社会でもあちらこちらで起きています。

人を精神的に追い詰める人は、自覚なく(場合によっては自覚の上で)相手の自尊心を傷つけていきます。

相手に恥をかかせたり、コントロールしようとする行動が多く見られるのが特徴で、やがて被害者は自信を失い、この男子学生のように相手に対して恐怖心を抱くようになってしまうのです。

他人を精神的に追いつめる人に共通する「13の特徴」について具体的に見ていってみましょう。

  1. 常に人前で恥をかかせようとする
  2. あなたの成果を過小評価し、できない、完璧でないと批判する
  3. 人が傷つくような冗談を平気で言う
  4. 「○○しないといけない」と、行動をコントロールしようとする
  5. 過去の失敗を繰り返し非難する
  6. 具体的な解決案も出さず、ただ間違いだけを指摘する
  7. 「周囲も○○と批判しているよ」と言い、不安を与える
  8. 何かの罰として、無視をしたり、やりたいことを禁止したりする
  9. 相手の夢や成果を見下す
  10. 「君には正しい理解ができない」と、否定してくる
  11. プライベートの秘密を他人に平気で話す
  12. 問題の原因を、あなたの行動や態度のせいにする
  13. 相手を非難する割に、自分が責められると急に怒り出す

引用 https://tabi-labo.com/193181/13-warning

いかがでしたか?

もしあなたの周りにこのようなタイプの人がいたら、

  • 攻撃された際に感情的に反応しないこと
  • 理不尽なことがあれば、「それはおかしいと思う」と論理的に反論してみる
  • まわりに味方になってもらう

この3点を意識してみましょう。

人を追い詰める人は、相手を選んで攻撃しています。

何かされると動揺する人、反論しない人、そして味方がいない人、作ろうとしない人はターゲットにされやすいのです。

未成年の場合は、日ごろからまわりの人(大人もひっくるめて)と仲よくしておきましょう。

「俺を攻撃するとお前の立場が危なくなるぞ」と思わせることができたら勝ちです。

まとめ

沖縄の県立高校で、高校2年生の男子生徒が自殺した件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 沖縄県立高校で運動部主将を務めた2年の男子生徒が1月末、自ら命を絶った
  • 部活動顧問の男性教諭による日常的な厳しい叱責が原因だった可能性が高い
  • 人を精神的に追い詰める人は相手を選んでイジメ行為をしている
  • 「俺を攻撃するとお前の立場が危なくなるぞ」と思わせるため、強力な味方を得ることが効果的

子供の多くは純粋なので、「先生が言ったことが全て」「先生の言うことは絶対正しい」と盲目的に信じているところがあります。

しかし、よくよく聞いてみれば「え、それって社会人としておかしくない?」「いやいや、ありえないでしょ」と思うようなこともたまにありますよね。

もちろん、日々の業務については保護者の一人として感謝してもしきれないくらい感謝していますが、、

一方で「それはないんじゃないの」と先生の言動に理不尽さを感じることもどうしても出てきてしまいます。

その気がなくても、教師は生徒をマインドコントロールしてしまう可能性がある。

自分には良くも悪くもそういう力、権限があるんだということを自覚して子供たちに接して欲しいと思います。

改めまして、亡くなった男子生徒さんのご冥福をお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!