今日取り上げるのは東京・杉並区で、14歳の女子中学生に現金2万円を渡しみだらな行為をしたとして37歳の小学校教諭が逮捕された事件についてです。
東京都杉並区立小学校教諭の永井貴久容疑者(37)が児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕されました。
2人は、SNSを通じて知り合い、複数回会っていたとのこと。
事件の概要をまとめると共に、児童買春・売春する人の心理についても見ていきたいと思います。
最後までお付き合いください!
目次
東京・杉並区 小学校教諭 児童買春事件の概要は?
TBS、産経新聞の報道内容を元に、事件の概要をまとめます。
東京・杉並区の区立小学校に務める教諭・永井貴久容疑者(37)は、2020年9月、新宿歌舞伎町のインターネットカフェで女子中学生に現金2万円を渡し、18歳未満と知りながらみだらな行為をした疑いがもたれている。
警視庁によると、永井容疑者と女子中学生はTwitterで知り合ったとのこと。
永井容疑者がTwitter上に援助交際をほのめかす書き込みを投稿し、女子生徒と複数回会っていたとみられる。
同署が詳しい経緯を調べている。
永井容疑者は逮捕前日の2021年1月26日まで勤務先の小学校で通常通り授業を行っていた。
杉並区の教育委員会のコメント:「事実関係の確認に努めている」
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/3092db4df6686355064c77468b6a870fdb9d618c
引用 https://www.msn.com/ja-jp/news/national/14歳少女買春-小学校教諭の37歳男逮捕-警視庁/ar-BB1deuXs?ocid=msedgntp
参考動画はコチラ↓↓
続いて、逮捕された容疑者についての情報です。
名前 永井貴久
年齢 37歳
住所 東京都杉並区高井戸西
職業 東京・杉並区の小学校教諭(報道された校舎の映像などから、杉並区立松庵小学校ではないか?という噂が広がっています)
Facebook 同姓同名のアカウントが複数みつかりましたが、本人と断定できるものはありませんでした。
またしてもSNSがらみの事件ですね・・・。
パパ活と言うには相手が若すぎますし、みだらな行為をしている時点でアウトです。
ネットではこんな声が上がっていました。
(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)
生徒を預けている親は安心できない。
こんな教師は教員免許を剥奪し、二度と取れない様に法制化しないと、こんな事件は無くならない。
現在の処分は甘すぎる。
現場について
事件は新宿区歌舞伎町のインターネットカフェで起きました。
問われる罪は?
永井容疑者は児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕されました。
(児童買春)
第四条 児童買春をした者は、五年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に処する。(引用元:児童買春・ポルノ禁止法 第4条)
法律違反と知っているはずなのにナゼ?児童買春・売春する人の心理とは?
男の本能として、生殖能力の高い若い女性に惹かれるのは納得できます。
しかし、仮にも「教師」という職業に就いていた人物なのですから、それが法律に触れることは知らなかったはずがありませんよね。
なぜこんなリスクを侵してまで若い少女を買ってしまったのか。
児童買春する男の心理とは?
『多発する少女買春 子どもを買う男たち』(いのうえせつこ:2001年・新評論)では、未成年の少女を買春する男性には、下記のような特徴があると書かれている。
- 恋愛経験が乏しく、母子分離できていない
- 同年齢の異性と対等な人間関係を持てない
引用 https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4541/
なるほど、いかにも”あるある”な特徴ですね・・・。
しかし、本当にそれだけなのか?という疑問も沸きます。
なんかこう、リスクを冒すスリルに対して快楽を感じているとか、そんな背徳的な心理もありそうも思えるのですが。
一方、自分を売る少女についてはどんな心理が考えられるのでしょうか。
圓田浩二「援交少女とロリコン男」(洋泉社)によれば、援助交際を行う少女は4つのタイプに大別できるらしい(p.57)。
- バイト系…援助交際を、短時間で大金を稼げるものととらえる
- 快楽系…援助交際を行うことで、金銭だけでなく、性的快楽も獲得しようとする
- 魅力確認系…自分の女性としての魅力を、援助交際の場で確認しようとする
- AC系…「寂しい」「人のぬくもりが欲しい」という理由で援助交際を行い、心理的安定感や人格的な承認を得ようとする
引用 http://yuu.cocolog-nifty.com/ren_ai/2006/02/4_26b5.html
個人的には、未成年の場合はやはり「AC系」が多いのかなという気がします。
過去記事でも書きましたが、SNSで知り合ういわゆる”泊め男”に精神的な安らぎを求めている少女が多いのもまた事実。
茨城県境町で未成年者誘拐事件発生!「小遣い毎日1500円」で女子高生を自宅に住まわせた男が逮捕。家出少女と”泊め男”の危うい依存関係とは?
「未成年者(女子)を相手とする買売春では、圧倒的に未成年者の方からの売春が多い」というデータもあります。
今回の場合は永井容疑者が援助交際をほのめかしたことが出会いのキッカケだったようですが、逆に未成年の少女が「誘う」という形で関係が成立するケースも多いということですよね。
そうせざるを得ないような状況に彼女たちを追い込んでいる要因は何なのか。
家庭なのか学校なのか、あるいは別のところにあるのか・・・。
こういった問題を、単なる「ロリコン男と援交少女」で片づけてしまうのはちょっと乱暴だなと感じました。
まとめ
東京・杉並区で起きた児童買春事件についてまとめました。
ポイントを整理します。
- 東京・杉並区の区立小学校に務める教諭・永井貴久容疑者(37)は、2020年9月、新宿歌舞伎町のネットカフェで14歳の女子中学生に現金2万円を渡し、みだらな行為をした
- 永井容疑者と女子中学生はTwitterで知り合い、複数回会っていた
- 児童買春・売春の背景には、お互いに満たされない心の問題がある
そりゃ、教師だって人間ですから、若い女の子を見て「かわいいな」と思ったりいろいろ妄想したりすることはあるでしょう。
しかし、本能的な欲求をコントロールする、そのお手本を見せるのもまた教師の仕事ではないでしょうか。
若い世代の望まない妊娠が増えていることと、教師の不祥事が多いことは全く無関係ではないような気がしました・・・。
また新しい情報が入り次第、追記していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!