今日取り上げるのは、鹿児島市で45歳の男が自宅に火をつけようとした事件についてです。
鹿児島市下田町の会社員、米田竜士容疑者(45)が現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたました。
米田容疑者は自宅の玄関付近にガソリンのような液体をまき、ライターで火をつけて自宅を燃やそうとしたとのこと。
しかし、その後、自分で火を消したそうです。
一体、何が目的だったのか?
事件の概要をまとめると共に、自宅に火をつける男性心理についても見ていきたいと思います。
最後までお付き合いください!
鹿児島県・鹿児島市 45歳男性 自宅放火未遂事件の概要は?
鹿児島ニュースの報道内容を元に、事件の概要をまとめます。
鹿児島市下田町の会社員、米田 竜士容疑者(45)は2021年1月23日午後0時35分ころ、自宅の玄関付近にガソリンのような液体をまき、ライターで火をつけて自宅を燃やそうとした疑いが持たれている。
米田容疑者はその後、自分で火を消したが、その際、軽いやけどをしたほか玄関先に置かれていた工具や日用品が焼けた。
警察は、米田容疑者を現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕した。
米田容疑者はこの家に母親と2人で暮らしていて、外出していた母親から『「家に火をつける」と息子から電話があった』と110番通報があり、事件が発覚した。
警察の調べに対し米田容疑者は「火をつけたのは間違いない。家を燃やすつもりはなかった」と容疑をおおむね認めている。
警察が、詳しい犯行の経緯について調べている。
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/7742d00043f980091c2ed1c1d10b956e4108b7f3
続いて、容疑者についての情報です。
名前 米田竜士
住所 鹿児島市下田町
職業 会社員
年齢 45歳
Facebook 該当するアカウントは見つかりませんでした。
親を脅し、自宅に火をつけ、自分で消す・・・。
不可解な事件ですが、親子の間で何かトラブルでもあったのでしょうか?
建物に火をつけてしまう心理については過去の記事でも紹介しました。
静岡県袋井市で連続放火事件発生!早朝に「空き家」を狙う。逮捕された男の行動がナゾ過ぎる・・・。病的放火 特徴 治療法を知って放火に備えて!
鈴木瑞穂 顔画像 Facebookは?栃木県・小山市で放火事件発生!39歳の女医がリフォーム中の自宅に火をつける。動機は?原因は放火癖?発症の原因と治療法
米田容疑者にも、「放火癖」など心理的な問題があったのかもしれません。
ネットではこんな声が上がっていました。
(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)
大ごとにならなくてよかったですが…。
刑がどのくらいなのかはわからないけど、
また、いつ家に火をつけるかわかったものではない。
身内に変なのが一人いると本当に大変です。
この男に何が有ったのか分からない
自宅に火をつけると、何故母親に電話をするのか
火はつけたが自宅を燃やすつもりは無いと自ら消火
何故自宅に火を着けようとしたのか意味が分からない
母親との間に何かが有ったのか
仕事かプライベートでストレスでも有ったのか
だが、自宅を燃やしてしまっては
明日からの生活、住む所も無くなってしまいます
両隣に家が建っているのかは分かりませんが
被害が最小限で良かったです。
現場について
事件は鹿児島市下田町の住宅で起きました。
問われる罪は?
米田容疑者は現住建造物等放火未遂の容疑で逮捕されました。
(現住建造物等放火)
第百八条 放火して、現に人が住居に使用し又は現に人がいる建造物、汽車、電車、艦船又は鉱坑を焼損した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。(未遂罪)
第百十二条 第百八条及び第百九条第一項の罪の未遂は、罰する。(引用元:刑法 第112条)
なぜ?自宅に火をつける男性心理
自分の家に火を放つ。
こういった事件は過去にも度々起きています。
そして、加害者は男性が多い。
その男性心理について、犯罪心理学が専門の越智啓太氏は以下のように語っています。
男たちはなぜ、安易に火を放つのか?
そこらのバケツを蹴飛ばすのも家に火をつけるのも、怒りのはけ口を求めての行動で、憤怒や憎悪の強さに大差はありません。
火をつけたのはたまたまそこに灯油やライターがあったから。こうした過激な行為に走る人にはいくつかの特徴があります。
何かあるとすぐに腹を立てるキレやすい性格と、考えているうちに相手に悪意があると思い込んで怒りが増大すること。
そして衝動制御、つまり感情のコントロールができない性格です。
引用 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161629
放火は男性も女性もほぼ同じ比率で起こしますが、衝動的な放火は男性のほうが多いのだとか。
女性は進化の過程で男性に体力的にかなわないことを知っているため冷静に考えることができるのだそうです。
放火癖か、あるいは感情的な放火か。
米田容疑者の普段の性格などがわからないのでなんとも言えませんが、少なくとも「会社員」をしているわけですから、親にべったり依存した生活ではなかったでしょう。
とすれば、些細なことで逆ギレした可能性が高いのではないでしょうか。
怒りっぽい息子には注意したほうが良さそうですね・・・。
まとめ
鹿児島市下田町で起きた放火未遂についてまとめました。
ポイントを整理します。
- 鹿児島市下田町の会社員、米田竜士容疑者は2021年1月23日午後、自宅の玄関付近にガソリンのような液体をまき燃やそうとした疑いが持たれている
- 警察の調べに対し米田容疑者は「火をつけたのは間違いない。家を燃やすつもりはなかった」と語っている
- 衝動的な放火は圧倒的に男性が加害者であるケースが多く、怒りのはけ口を求めていることが多い
45歳の男の母親というと、このお母さんは70代くらいでしょうか。
自分の介護の問題なども心配になってくる年齢ですし、こんなことがあると未来を悲観してしまいますよね・・・。
何があったのかわかりませんが、また同じようなことになるんじゃないかと他人事ながら心配になります。
詳しい動機など、新しい情報が入り次第更新していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!