今日取り上げるのは、13歳の女子中学生にわいせつな行為をした疑いで43歳の男が逮捕された事件についてです。
小野啓一容疑者(43)は、SNSで出会った女子中学生に「(避妊薬の)ピルを今度あげる」と言って東京・立川市のホテルに誘い出し、医師の処方が必要な避妊薬を渡すことを対価にわいせつな行為をしたとのこと。
キッカケは、この女子中学生が「交際相手との子どもを妊娠したのでは、と不安」と書き込んだことだったそうです。
事件の概要をまとめると共に、ネットでピルを購入する方法やそのリスクについても見ていきたいと思います。
最後までお付き合いください!
東京・立川市 女子中学生売春事件の概要は?
日本テレビの報道内容を元に、事件の概要をまとめます。
小野啓一容疑者(43)は2020年4月、当時13歳の女子中学生にわいせつな行為をしたとして児童買春の容疑で逮捕された。
警察の調べに対し、「年齢を知っていたのに、性的な好奇心から(避妊薬の)ピルをあげて性行為をした」と供述している。
2人が出会ったのはSNSで、女子中学生が、「交際相手との子どもを妊娠したのでは、と不安」と書き込んだことがきっかけだった。
小野容疑者は「(避妊薬の)ピルを今度あげる」と言って女子中学生を東京・立川市のホテルに誘い出し、医師の処方が必要な避妊薬を渡すことを対価に、わいせつな行為をした。
小野容疑者は「ピルはネットで購入した」などと供述し、容疑を認めている。
※NHKの報道によれば、小野容疑者は以前にも被害者の女子中学生に避妊薬を売ったことがあるということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/e5d6ad2325c27ae8f5a269d6f26fd0b2fcbb84a8
参考動画はコチラ↓↓
続いて、容疑者についての情報です。
名前 小野啓一
住所 東京・昭島市
職業 無職
年齢 43歳
Facebook 同姓同名のアカウントが複数ありましたが、本人のものと断定できるものはありませんでした。
避妊薬の「低用量ピル」とは、排卵を抑制して妊娠を回避するというもの。
女性ホルモンが含まれており、毎日1回服用することでほぼ確実に避妊することが可能です。
PMS(月経前症候群)や生理痛の改善にも効果があるため、欧米ではわりと一般的に使用されています。
最近は日本でもピルを使う女性が増加傾向にありますが、リスクをきちんと理解しておかないと思わぬデメリットもあるので注意が必要。
基本的には医師の問診を受けてからの処方になるため、今回のように「ネットで買った」というピルは「怪しいな」と思ったほうが良いですね。
ましてや、そんな怪しい薬で未成年を釣るなんてもってのほかです!
ネットではこんな声が上がっていました。
(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)
子供の作り方ではなく
育て方のはずだが
何故か快楽ばかり
だから虐待なんかが多くなんだよ
もっとこーいう事件増えるやろな。
そもそも、見ず知らずのオッサンと、未成年の女の子が、秘密裏に、メッセージのやり取りをできる環境があるのが問題。
ツイッターや、インスタ、フェイスブックなど、そう言った、個人認証の強化と、フィルターの設置などをするべき。
何かあったら使用者間の責任というのは、無責任。
現場について
事件は東京・立川市のホテルで起きました。
問われる罪は?
小野容疑者は児童買春の罪に問われています。
(児童買春)
第四条 児童買春をした者は、五年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に処する。
ネットで購入したピルはなぜ危険?
低用量ピルは、避妊のみならず女性特有の様々な悩みにプラスの効果をもたらしてくれます。
ただし、あくまでも「薬」ですから、基本的には医師の処方箋が必要。
ネットで買う場合も、基本的には医師のオンライン診療を受けることになります。
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引用 https://www.clinicfor.life/disease-tx/telemedicine-pill/?gclid=Cj0KCQiA0rSABhDlARIsAJtjfCdvLyyatIHgbrQV9nxi2u62p9YfTMsHj0SZ5EAKNIRBdMy6X8hfufsaAnrqEALw_wcB
一方で、クリニックなどを介さず、個人輸入でピルを手に入れるという方法もあります。
ただし、個人で手に入るものは正規品ではない可能性もあるので注意しましょう。
そのリスクについて、漫画形式でとても分かりやすく解説されているサイトを見つけましたのでシェアします!
⇒ 参考:【漫画付き】ピルのネット購入はNG!? これってなんで?
ネットで販売されているもののほとんどが、個人輸入代行によるものが多く、その中には正規品ではないものや偽造薬も紛れています。
もし偽造品のピルであった場合、避妊を目的に飲んでも有効成分が含まれておらず、妊娠してしまう可能性があります。
また、ホルモン成分が含まれていたとしても、用量が的確でなければ健康被害をもたらすこともあります。
また副作用が出た場合、もしインターネットで購入した薬であれば病院に受診してもすぐに対応することが難しいです。
医師の立場からすると、処方箋がなくても購入できるネット購入は危険といわざるを得ません。
引用 https://medicaldoc.jp/column/201904p0601/
小野容疑者はどのようなルートでピルを手に入れたのでしょうか。
以下のようなツイートをしている方もいますので、Twitterなど経由して転売してもらった可能性もありますよね。
ねーだれか低用量ピルいる人おらん??
4ヶ月分余っとる😰— ドブネズミ (@mnm330612) January 24, 2021
LINEで24時間オンライン診療を受け付けているクリニックなどもあるので、「彼女が妊娠したかもしれなくて・・・」みたいな感じで偽の相談をして手に入れた。なんてことも考えられるかもしれません。
筆者もPMS改善のためにピルの服用を検討したことがありますが、ピルには血栓症のリスクがあると聞き、躊躇してしまいました。
メリットが多い一方で、リスクがあるのも薬の怖いところ。
どんな事情があろうとも、安易に手に入るものに頼らず必ず医師の診察を受けてから手に入れるようにしましょう。
それが、結果的に自分のカラダと未来を確実に守ることにつながるのです。
まとめ
東京・立川市のホテルで、43歳の男が13歳の女子中学生に対して避妊薬を対価にわいせつな行為をした事件についてまとめました。
ポイントを整理します。
- 小野啓一容疑者(43)は2020年4月、当時13歳の女子中学生に(避妊薬の)ピルを渡すことをもちかけてわいせつな行為をしたとして児童買春の容疑で逮捕された。
- 2人が出会ったのはSNSで、女子中学生が、「交際相手との子どもを妊娠したのでは、と不安」と書き込んだことがきっかけだった。
- ピルはネットでも個人購入できるが、成分が怪しいものもあるので注意が必要である
二人が接触したのは2020年4月ということで、コロナで学校が一斉休校になっていた時期と重なります。
「学校が休みになる ⇒ でも親は仕事で家にいない ⇒ 交際相手とイチャつく」あるいは「自粛で家にいなくちゃいけない ⇒でも家族の折り合いが悪くて居場所がない ⇒ 外で彼氏やどうでもいい男と過ごす」・・・こういったプロセスで若年層の妊娠が増加し問題になっていましたよね。
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この女子中学生も、居場所がなくなり寂しさから身体を許してしまった部分もあるのかもしれません。
早く、コロナが終息しますように。
最後までお読みいただきありがとうございました!