事件

金井裕喜 金井あずさ 顔画像 Facebookは?埼玉県美里町で生後3ヶ月の娘を放置し両親が逮捕。低栄養状態で骨折の痕も・・・。日常的に虐待か?今だから確認しておきたい「育児リテラシー」

金井裕喜容疑者と母親のあずさ容疑者

今日取り上げるのは、埼玉県美里町のアパートで、生後3か月の低栄養状態の女の子に適切な治療を受けさせず放置して死亡させたとして、両親が逮捕された事件についてです。

保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、父親の金井裕喜容疑者(29)と母親の金井あずさ容疑者(28)です。

司法解剖の結果、亡くなった喜空ちゃんは下あごの骨やろっ骨が折れていて、死因は傷口などからの細菌感染で機能障害に陥ったことだったとか。

なぜ、両容疑者は適切な治療を受けさせなかったのか。

事件の概要をまとめると共に、育児リテラシーを身に着けることの重要性についても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

埼玉県・美里町 生後3ヶ月女児 放置死亡事件の概要は?

毎日新聞、日本テレビの報道内容を元に、事件の概要をまとめます。

2020年9月、埼玉県美里町で、衰弱した生後3カ月の女児を放置して死亡させたとして、県警は2021年20日、いずれも無職で、父親の金井裕喜容疑者(29)と母親のあずさ容疑者(28)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。

亡くなった娘の喜空(きあ)ちゃん(当時生後3ヶ月)は肋骨を折る大けがをしており、低体重・低栄養状態で衰弱していた。

にもかかわらず、両容疑者は医師による適切な医療措置を受けさせず、20年9月中旬に死亡させたとしている。

いずれも容疑を認め、裕喜容疑者は「虐待が疑われると思い、病院に連れて行かなかった」と供述しているという。

県警は虐待の有無を調べる。

捜査関係者によると、喜空ちゃんは女の子の双子で、事件当時は双子と両親、姉の5人暮らしだった。

※その後の調べで、両容疑者は、町や児相、警察などでつくる「要保護児童対策地域協議会」の訪問を拒んでいたこともわかっています。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/ce3503be8b32a46d367d22d2f4551ddf65e90c8a

参考動画はコチラ↓↓

続いて、容疑者についての情報です。

容疑者① 父親(※喜空ちゃんの実の父親ではありません)

名前 金井裕喜

年齢 29歳

職業 無職

Facebook 該当するアカウントは見つかりませんでした。

【事件までの経緯】

2019年7月にあずさ容疑者宅に出入りするようになった。

裕喜容疑者が町職員に拒否反応を示すことが続いたことから子育てのリスクが高まったと判断し、町は要保護児童対策地域協議会の場で話し合うようになった。

あずさ容疑者が20年5月に三女と四女の喜空ちゃんの双子を出産後は、裕喜容疑者に18回、あずさ容疑者に12回の電話連絡を試みたが、裕喜容疑者と会話できたのは折り返しの5回を含む8回のみだった。

容疑者② 母親

名前 金井あずさ

年齢 28歳

職業 無職

Facebook 同姓同名のアカウントが複数ありましたが、本人のものと断定できるものはありませんでした。

【事件までの経緯】

2015年、裕喜容疑者とは別の男性との間の次女を妊娠し、「経済的に不安がある」と町に相談した。

2019年7月から、交際相手だった裕喜容疑者と暮らすようになったが、裕喜容疑者は町職員に拒否反応を示すことが続いた。

2020年5月に三女と四女の喜空ちゃんの双子を出産。

町職員があずさ容疑者に12回の電話連絡を試みているが、一度もつながっていなかった。

喜空ちゃんは肋骨が複数本折れ、その傷の治り具合が異なっていたとのこと。

また、下あごの骨も折れていて、裕喜容疑者が「哺乳瓶であごを殴った」と供述していることもわかっています。

県警は違う時期に骨折した可能性もあるとみて裏付けを進める方針だそうです。

もしかしたら、日常的に虐待行為があったのかもしれません。

ネットではこんな声が上がっていました。

育てる事ができなくなったら、虐待してしまいそうになったら匿名で赤ちゃんを預ける事ができる施設とシステムを作って欲しいです。
せっかくこの世に生まれてきたのにたった3ヶ月しか生きられなくて、生きている間も満足にミルクも与えられず、お腹が空いて泣いていたら顎や肋骨を殴られてたなんて。
全然知らない赤ちゃんだけど、悲しくて涙が出ます。でも結局、毎回毎回自分では思うだけで何もできない。救ってあげたいけど無力で他人の赤ちゃんを救う事はできない。
どうにかならないのかといつも思いますが結局何も変わらないですね。
かわいそう…
3ヶ月だったらまだふにゃふにゃで自分で動きまわるとかもありえないし骨がおれてるとか暴行、虐待してたんじゃないですか
今年もこういうニュースを耳にするなんて、今もどこかで虐待されているお子さんがいると考えるとやるせないし悲しいですね…

現場について

事件は埼玉県美里町のアパートの一室で起きました。

問われる罪は?

両容疑者は保護責任者遺棄致死の罪に問われています。

(保護責任者遺棄等)
第二百十八条 老年者、幼年者、身体障害者又は病者を保護する責任のある者がこれらの者を遺棄し、又はその生存に必要な保護をしなかったときは、三月以上五年以下の懲役に処する。
(遺棄等致死傷)
第二百十九条 前二条の罪を犯し、よって人を死傷させた者は、傷害の罪と比較して、重い刑により処断する。

(引用元:刑法 第218条

児童虐待に特徴的な育児リテラシーの低さ。育児リテラシーはいつ、どうやって身に着けるのか。

今回の事件について、元刑事部捜査第一課・警部補の佐々木成三氏はこんな指摘をしています。

佐々木成三氏の見解

元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

複数の児童虐待死事件の捜査に従事した経験があります。

逮捕された被疑者らの特徴として挙げられるのが、極端な育児リテラシーの低さです。

生後数ヶ月の幼児に対しての暴行を加え死亡させた事件では『死ぬとは思わなかった』と父親は供述し、1歳の娘を炎天下の中、ペットボトルの水とパンだけを与えて放置し、娘を熱中症で死亡させた事件では『私は育児をしっかりしているつもり』と母親が供述。

今回の事件も、娘の命を誰よりも守るべき両親の供述が「虐待で捕まるのが嫌で病院に連れて行かなかった」「けがを見て病院に連れていかなければならないと思ったが、夫に拒否され従ってしまった」と供述しており、これも児童虐待事件の特徴である育児リテラシーの低さが露骨に出ているなと強く感じました。

児童虐待事件は前兆事案が多く、付近の住民からの通報などこれらを的確に対処することで幼い命を守れるはずです。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8d1c9a22297192ae21a52e8d088fe344d49cee

佐々木氏は「育児リテラシーの低さ」を問題視していますが、この「育児リテラシー」とは何を意味しているのでしょうか。

語源である英語「literacy」の意味

日本語の「リテラシー」は、英語「literacy」が由来です。

英語「literacy」の意味は「読み書きの能力」です。「識字」「識字率」という日本語と同義です。

「literacy」は上記の原義から転じて、読み書きに限らず「特定の分野の知識」を指すようになりました。(英語「literacy」の使い方や例文などの詳細は後述します)

引用 https://eigobu.jp/magazine/riterashi

リテラシー=特定の分野の知識という意味ですから、つまり「育児リテラシー」とは育児に関する知識という意味になりますね。

育児の知識が極端に少ない、それゆえに虐待してしまう。

そういう事例が多いということです。

では、この育児リテラシーはいつ、どこで学ぶのか?

コチラの記事↓↓でもご紹介しましたが、一つは「自分がしてもらったことが知らず知らずのうちに身体と心に沁みついている」ということが考えられるでしょう。

梯沙希容疑者は自分も虐待被害者?夫はDV?子育てはペット飼育の感覚だった可能性あり。そもそも子供の育て方っていつ学ぶの?

親や周りの親戚、保育士さん、幼稚園や学校の先生など、自分に関わってくれた大人たちの行動を見ながら覚え、それを真似している部分が大きいのではないでしょうか。

もしかしたら今回の事件を起こした両容疑者は、そういった関わりに恵まれてこなかったのかもしれません。

まとめ

埼玉県美里町で、生後3ヶ月の女児が適切な医療措置を受けられず衰弱死した事件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2020年9月、埼玉県美里町で、衰弱した生後3カ月の女児を放置して死亡させたとして父親の金井裕喜容疑者と母親のあずさ容疑者がを保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された
  • 亡くなった娘の喜空ちゃんは肋骨を折る大けがをしており、低体重・低栄養状態で衰弱していた
  • 児童虐待事件の加害者は、育児リテラシーが極端に低いことが特徴である

梯容疑者の事件の時にも書きましたが、虐待は残念ながら連鎖します。

親や周りの大人たちからの愛情を知らずに育った子供が、大人になって親になった時に「どうすれば良いんだろう?」と戸惑うのは当然のこと。

両容疑者を擁護するつもりは全くありませんが、この二人の育児リテラシーがなぜここまで低かったのか?という点に目を向け、どうすれば育児リテラシーを高めていけるのかということにフォーカスしていかないと、このような事件は防げないのではないでしょうか。

「性教育」をどこか”秘め事”にしてしまっているうちは、こういった事件はなくならないのではないかと思います。

改めまして、亡くなった喜空ちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!