今日取り上げるのは、三重県松阪市で2020年11月に起きたひき逃げ事故についてです。
松阪市の無職・下里永実子容疑者(39)は、道路を横断中の6歳の女の子をはねて大ケガをさせたにもかかわらず、必要な救護をしなかったなどとして逮捕されています。
下里容疑者とこの女の子の母親には面識があり、事故後そのまま女の子を家まで送り届けたとのこと。
しかし、事故のことを伝えずそのまま立ち去ったそうです。
また、下里容疑者は容疑を否認しているとのこと。
事故の概要をまとめると共に、自分の非を認めない人に共通する心理についても見ていきたいと思います。
最後までお付き合いください!
三重県・松阪市 6歳女児 ひき逃げ事故の概要は?
東海テレビの報道内容を元に、事故の概要をまとめます。
松阪市の無職・下里永実子容疑者(39)は、2020年11月21日午後、松阪市伊勢寺町の市道で乗用車を運転し、道路を横断していた女の子(6)をはねた。
女の子は右足の骨を折るなど大ケガをしていた。
下里容疑者は女の子の母親と面識があり、事故後そのまま女の子を家まで送り届けたが、事故のことを伝えずそのまま立ち去った。
調べに対し、下里容疑者は「私が事故を起こしたかどうか分からない」と容疑を否認している。
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/218d1ef27a228bc5ae3e173b21dff7cd0e8a3c02
参考動画はコチラ↓↓
続いて、容疑者についての情報です。
名前 下里永実子
年齢 39歳
住所 三重県松阪市
職業 無職
Facebook 該当するアカウントは見つかりませんでした。
今回のように、たとえ被害者を家まで送り届けていたとしても、必要な措置(救急車を呼んだり、警察に届け出たり)をしなければ「ひき逃げ」になってしまいます。
それにしても、知人の娘さんであったにも関わらず、事故のことを伝えずシレッと立ち去ったというのが驚きですね・・・。
こういう時、「私は悪くない!」と主張する方は、自己防衛本能が強い傾向があります。
他人を責めて自分を守る。
このような生き方をしていると友達をどんどん無くしてしまいそうですが、下里容疑者はこれまでもそういう生き方をしてきたのか。
それとも、本当に自分がひいてしまったという自覚がないのか。
ネットではこんな声が上がっていました。
事故の認識が出来ないんだから免許証返納して一生歩きで用を済ませればいい、自転車でも自己中で運転するだろうから自転車も駄目だよ
私がもし他人の子どもを轢いてしまったら、慌てふためいて、どう謝れば良いのかわからない
一生をかけて償わないといけないと、自責の念にかられるだろう
ふつうの顔して送り届けることなんてできない
轢いたことより、そちらの方が怖いかも
「ケガしている所を見つけたから、ここまで運んで来た」
みたいな言い方でもしてたのかな。
結局は女の子の口から真実が漏れたんだろうけど。
なんにせよ、
自己保守の塊のような人だと言う事だけがわかった。
現場について
事故は松阪市伊勢寺町の市道で起きました。
問われる罪は?
下里容疑者はひき逃げの罪に問われています。
(交通事故の場合の措置)
第七十二条 交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員(以下この節において「運転者等」という。)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員。以下次項において同じ。)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。以下次項において同じ。)の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない。第百十七条 車両等(軽車両を除く。以下この項において同じ。)の運転者が、当該車両等の交通による人の死傷があつた場合において、第七十二条(交通事故の場合の措置)第一項前段の規定に違反したときは、五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
2 前項の場合において、同項の人の死傷が当該運転者の運転に起因するものであるときは、十年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。(引用元:道路交通法 第72条、117条)
自分の非を認められない人に共通する特徴とは?
下里容疑者は、「(女の子は)まだ小さいから、嘘をついてもバレないだろう」と思ったのでしょうか。
しかし、被害に遭った女児は6歳ですから、「自分が事故に遭った」「知ってるおばちゃんの車にぶつかった」という認識はあったでしょう。
この状況で「知らぬ、存ぜぬ」を貫けるのは結構図太い神経の持ち主なのかな?と感じます。
仮に、本当に下里容疑者が加害者でなかったとしても、女の子は大けがをしていたわけですから、普通の感覚であれば救急車くらいは呼べたのではないか?
このように、徹底して自分の非を認めようとしない人にはどんな心理的特徴がみられるのでしょうか。
- 指摘されるのが嫌い
- 他人に責任転嫁する
- 防衛本能が強い
- 本当は罪悪感を感じている
- プライドが高い
引用 https://tabi-labo.com/213871/not-apologize-ppl
プライドが高い人は、「自分が間違ったことをするはずがない」という歪んだ自信があったりします。
ゆえに、自分が間違ったことをした時、自分のプライドを守るために他人に責任転嫁することがあるのです。
下里容疑者にも、「私は事故なんか起こすはずがない」という歪んだプライドがあるのかもしれません。
まとめ
三重県松阪市で起きたひき逃げ事故についてまとめました。
ポイントを整理します。
- 松阪市の下里永実子容疑者は、2020年11月21日午後、松阪市伊勢寺町の市道で乗用車を運転し、道路を横断していた女の子をはねた
- 女の子は大ケガをしていたが、下里容疑者は女の子を自宅に送り届けただけで必要な救護をしなかった。
- 調べに対して「私が事故を起こしたかどうか分からない」と否認している
- 自分の非を認められない人はプライドが高く、自己防衛本能が強い傾向がある
今回のひき逃げ事故で、容疑者は、社会的な信用のみならず友人(知人)を失ってしまうのは間違いないでしょう。
誰でも自分の子供に怪我をさせた相手に対して良い印象は持てないと思います。
しかし、非を認めてくれるか、丁寧に謝罪してくれるかどうかで印象はかなり違ったものになるでしょう。
確かに自分の間違いを認めることは精神的にキツイことですが、非を認めないと自分も成長できませんし、敵を増やす一方です。
なにより、すぐに非を認めて必要な救護をしていれば、「容疑者」にはならずに済んだでしょう。
改めまして、女の子のケガが1日も早く回復することを心からお祈り申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました!