事件

横浜市保土ケ谷区で集団リンチ事件発生!高校生の少年ら6人が中3男子生徒を殴る蹴るで「ヤキを入れた」。暴走族加入を巡るトラブルか?少年犯罪の根っこにある歪んだ承認欲求を満たすには・・・

横浜集団リンチ

今日取り上げるのは、中学3年生の男子生徒を暴行し大ケガをさせたとして、高校1年生の少年ら6人が逮捕された事件についてです。

6人は、横浜市保土ケ谷区の公園で、市内に住む中学3年生の男子生徒に対して顔や体を殴る蹴るなどの暴行を加えた疑いがもたれています。

原因は、暴走族加入などをめぐりトラブルになったこと。

「約束をほごにされたからヤキを入れた」と語っているそうですが、なぜ集団で一人を暴行しなければいけなかったのか。

事件の概要をまとめると共に、集団リンチの背景にある歪んだ「承認欲求」についても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

※被害に遭った 男子生徒は、15日午前11時半頃、死亡が確認されました。

横浜市・保土ケ谷区 男子中学生集団リンチ事件の概要は?

テレビ神奈川の報道内容を元に、事件の概要をまとめます。

2021年1月4日、横浜市保土ケ谷区の公園で、高校1年生の少年ら6人が市内に住む中学3年生の男子生徒の顔や体を殴る蹴るなどの暴行を加え、大ケガをさせた。

男子生徒は意識不明の重体となっている。

この事件で、いずれも横浜市に住む高校1年生の16歳の少年5人とアルバイトの16歳の少年が傷害の疑いで逮捕された。

※6人が交代で1対1の格闘を繰り返す「タイマンリレー」と称して、男子生徒に代わる代わる暴行を加えていたことが明らかになりました。

暴走族加入などをめぐりトラブルになったことが原因とみられ、調べに対し少年らは「勝手に暴走族の名前を使われた」「約束をほごにされたからヤキを入れた」などと、全員が容疑を認めている。

県警は、事件があった公園に他にも少なくとも10人以上いたとみて捜査を続ける方針。

※被害に遭った 男子生徒は、15日午前11時半頃、死亡が確認されました。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/2148857e68fdbb9f675f377a1e65e18a950aaa4b

令和の時代でも、こんな『ごくせん』のような事件が起きるのですね・・・。

奇しくも昨日は、テレビドラマ『青のSP』が始まった日。

「いまさらスクールポリスって・・・」と違和感しかなかったのですが、こんな事件がリアルに起きているのであればやはりスクールポリスにご活躍いただくしかないのかもしれません。

ネットではこんな声が上がっていました。

時代はもう令和なのに昭和のヤンキーみたいな奴等がまだ蔓延っているのか。ダッサ。

とにかく重体の子が回復しますように。
あと、毎回思うけどこういう同級生や同じ地域の人から暴行やイジメ、犯罪行為された場合被害者は犯罪者と同じ地域に住み続けるって怖いだろうし、最低一定期間は犯罪した側が島流しみたいに遠くに引っ越す制度にならないかな。
やられた側が逃げる制度っておかしいよね。

加害者側に横浜市立高校の1年生もいるようで…
横浜市は県立がほとんどで横浜市立の高校って数校。
入試時には内申取れててテストでも点数取れる子じゃなきゃ入れないレベルの学校しかない。入試の倍率も毎年高いし。
中学生まではちゃんとやってきただろうに、遊び友達の選択って大事だね。

(Yahoo!ニュースコメント欄より引用)

現場について

事件は横浜市保土ケ谷区の公園で起きました。

問われる罪は?

少年らは傷害の容疑で逮捕されています。

(傷害)
第二百四条 人の身体を傷害した者は、十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰に処する。

(引用元:刑法 第204条

根っこにあるのは満たされない「承認欲求」?どうすれば満たされるの?

暴走族の加入を巡ってトラブっているわけですから、彼らはいわゆる「非行少年」とカテゴライズされる存在なのでしょう。

なぜ彼らは人に迷惑をかけるようなことをしてしまうのか。人を傷つけてしまうのか?

まさに「スクールポリス」の権威とも言える方が興味深い考察をされていましたのでシェアします!

佐々木成三氏の見解

元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

過去集団リンチ殺人事件の捜査に従事した経験があり、逮捕された少年の中には、先輩から頼まれ断れなかったなど、同調圧力によりリンチに加わり、殺人の罪で逮捕された少年らがいました。

またこれまで見てきた非行少年にはたくさんの共通点があります。それは想像力と共感性、理性の抑制力が著しく欠如していることです。

さらに、承認欲求の満たし方が大きく歪んでいることも大きな特徴です。

その特徴は少年の成長や生育の過程で、親を含んだ我々大人が子供たちに必要な教育をしてこなかったサインだと思っています。

今は、思考力0で答えを出せる時代。

そのため、多くの非行少年たちは、自分で考え行動し、問題を解決する経験や、失敗した経験、そして小さな成功体験の積み重ねが圧倒的に少ないと感じています。

少年たちには、数多くの経験を積んで、小さな気づきを見つける習慣を身につける教育が必要だと強く感じています。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/2148857e68fdbb9f675f377a1e65e18a950aaa4b/comments?page=1&t=t&order=recommended

なんでもスマホでググれば答えが出てしまう時代ゆえに、自分の頭で考える機会が圧倒的に少なくなってしまった。

そこに一つ、大きな問題があるのではないかと佐々木氏は指摘しているわけです。

そしてもう一つ、非行問題を語る上で重要なキーワードとなるのは「承認欲求」ですね。

これは、「他者から認められたい!」「自分を承認して欲しい」という欲求のこと。

アドラー心理学でも大きなテーマとなっていますが、この「承認欲求」に支配されてしまうといつまでも”満たされない感じ”を引きずり続けることになってしまいます。

ではどうすれば承認欲求を満たすことができるのか。

まずは、「人から認められたい」という欲求を否定しないこと。

そういう強い欲求が自分の中に確かにあるのだ、ということを認めることが大事です。

そのうえで、こんなアプローチ方法を試してみましょう。

その方法はずばり「人の承認欲求を満たす」ということ。

皆さまが自分の承認欲求に苦しんでいるように、世の中の大抵の人は承認欲求が満たされず苦しんでおります。

ですので、そんな方のためにまずは皆さまが相手の承認欲求を満たせる人物になれば良いのです。

人は自分の承認欲求を満たしてくれる人を、非常に大切にするもの。

つまり皆さまが誰かの承認欲求を満たしてあげれば、その人は皆さまのことを心の底から必要とし、そんな姿に皆さまの承認欲求が満たされるのです。

どんな言葉を掛ければ、相手の承認欲求が満たされるか分からないという方も多いでしょう。

決して難しくは御座いません。

皆さまが掛けてほしい言葉を掛けてあげれば良いのです。だって相手もまた皆さまと同じように承認欲求に悩んでいるのですから。

引用 https://laurier.excite.co.jp/i/MynaviWoman_mynavi_woman_7506787

認めて欲しいなら、まずは自分が相手を認めることから始めなさいよ、ということですね。

話を聞いて欲しいなら、まずは自分が相手の話を聞くことから。

愛がほしいなら、まずは自分が与えることから。

フォローして欲しいなら、まずは自分がフォローすることから・・・。

「非行少年は承認欲求の満たし方が大きく歪んでいる」「我々大人が子供たちに必要な教育をしてこなかったサインだ」と上記の佐々木氏は指摘していますが、子どもに変わって欲しいと思うなら、まずは大人が変わること。

愛を与えることから始めなければいけないのかもしれません。

言うことを聞いて欲しいなら、我々が彼らの話を聞くことから。

ともすれば「悪いやつら」というレッテルを貼ってしまいがちですが、悪い噂があっても実際に面と向かって一人ひとりと話してみると案外”いい子”だったりしますよね。

一見”いい子”に見えても、「ありがとう」「ごめんなさい」すらまともに言えない子も多いなか、案外、悪そうに見える子のほうがその辺の礼儀はしっかりしていたりするものです。

筆者もつい最近、まさにそんな体験をして感心したことがあったので、これは世の大人たちに向けて強く言いたいですね!

まとめ

横浜市保土ケ谷区で起きた集団リンチ事件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2021年1月4日、横浜市保土ケ谷区の公園で、高校1年生の少年ら6人が市内に住む中学3年生の男子生徒の顔や体を殴る蹴るなどの暴行を加え、大ケガをさせた。
  • 暴走族加入などをめぐりトラブルになったことが原因とみられ、6人は傷害の容疑で逮捕された
  • 承認欲求の満たし方が大きく歪んでいることが非行少年の大きな特徴であり、これを満たすには周りの大人たちも変わる必要がある

「自分を認めて欲しい」という思いは誰にでもありますし、その欲求は満たされては不足し、また満たされては不足し・・・と繰り返されるものです。

だから、「酸素が不足したら空気を吸う」みたいな感じで、呼吸のように自然に自分で自分を満たせるようになるのが理想的。

一つの方法として「瞑想」はおススメのアプローチ方法です。

家族で瞑想の習慣を取り入れてみると、親も子も相手に対して過度に「求める」ということがなくなり、メンタルが安定するかもしれませんね。

改めまして、大けがをした男子中学生の一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!