事故

佐賀県・唐津市で死亡事故!18歳の高校生3人が乗る車が街路樹に衝突し1人が死亡。実は高齢者よりも多い、若年層の交通死亡事故の傾向とは

佐賀県唐津市高校生交通事故

今日取り上げるのは、佐賀県唐津市の県道で18歳の高校生3人が乗った軽乗用車が道路わきの街路樹に衝突し、1人が死亡した事故についてです。

3人のうち2火とは運転免許を所持していたということですが、誰が運転していたかは今のところ分かっていないとのこと。

この事故で、唐津市鏡の峯松純心さんが車の外に投げ出され頭などを強く打って亡くなりました。

新年明けて早々の、痛ましい事故・・・。

事故の概要をまとめると共に、若者の交通事故の傾向についても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

佐賀県唐津市 18歳高校生 運転死亡事故の概要は?

サガテレビの報道内容を元に、事故の概要をまとめます。

2021年1月2日午前2時前、佐賀県唐津市二タ子3丁目の県道で、軽乗用車が縁石に乗り上げたあと道路わきにあった街路樹などに衝突した。

車には唐津市内の18歳の男子高校生3人が乗っていて、唐津市鏡の峯松純心さんが車の外に投げ出され頭などを強く打って死亡した。

また、ほかの2人は軽いけがをした。

警察によると、車は峯松さんの家族名義で、3人のうち峯松さんともう1人が運転免許を所持していた。

しかし、誰が運転していたかは今のところ分かっていない。

現場は見通しの良い、緩やかな右カーブで警察が事故の詳しい原因を調べている。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/8afcc6162b23810db9b6003bcc0f9f428f844f8a

新年早々に、このような形で若い命が失われてしまうのはとても残念なことです。

18歳、高校3年生ということは、春から進学や就職を控えていたということですよね・・・。

亡くなった峯松純心さんの家族名義の車だったとのことなので、ご家族は車を貸してしまったことをひどく後悔しているのではないでしょうか。

ネットではこんな声が上がっていました。

(Yahoo!ニュースコメント欄より引用)

軽自動車だし100キロでてないくらいかな。
免許取って、車も買ってもらう時期だけど親がしっかり監視しないとね。
自分は卒業するまでは友達とはNGでした。
今思えば、親はちゃんとしてたかなと思います
人を巻き込んだから生きてても大変になることが10代じゃわからんかもね
運転手と助手席はシートベルトをしていた可能性高いよね。
後部座席に、亡くなった子が乗っていたのだろか。
どちらにしても、新年早々、春からは大学生か社会人か、新しい人生が始まるであろう若者が亡くなったのは、本当に残念で、親御さんの気持ちを考えると、いたたまれない。
ご冥福をお祈りします。
免許取りたて時は調子乗ってスピードだしちゃうんだよね。正月から我が子の葬儀だなんて、たまらなく悲しい。

現場について

事故は佐賀県唐津市二タ子3丁目の県道で起きました。

実は高齢者より多い!若年層の交通事故の傾向に注目!

世間では高齢者ドライバーの事故に注目が集まりがちですが、内閣府の統計をじっくり見てみると、実は「免許保有者10万人あたりの交通死亡事故件数」は16~19歳が最も多くなっています。

内閣府 免許保有者10万人あたりの交通死亡事故件数

引用 https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h30kou_haku/zenbun/genkyo/h1/h1b1s1_2.html#:~:text=平成29年中の交通事故発生件数は,第1-1図)。

みなさんも経験があるかと思いますが、免許取りたての頃というのはまだ車という乗り物の危険性、怖さをあまりわかっていないことが多いですよね。

色々と失敗やヒヤリハットを繰り返して、安全運転を学んでいくものだと思います。

今回の3人も、まだ怖いもの知らずな部分があったのかもしれません。

若者の事故が多い原因についてこんな分析をしている専門家もいました。

交通事故防止コンサルティング 渡辺 光彦氏の見解

若年者は若いが故の運転技能・知識不足のほか、主な心理的特性として、

  1. リスクテイキング傾向
  2. 高い自己評価
  3. 自己統制が未成熟なことによるリスク効用(リスクを取ることで得られる満足感)の影響の強さ
  4. 意思決定の未熟さ

等も要因として挙げられる。

この他では、若年者の脇見等の潜在的要因として、運転中のスマートフォン使用・カーナビ注視が多くの事故に繋がっている可能性があることも考慮する必要があるだろう。

引用 https://www.irric.co.jp/risksolution/opinion/158.php

スピードを出すと、事故のリスクは高まりますが気分は良いですからね・・・。

一瞬の自己満足のために、ついついスピードを出し過ぎてしまったのかもしれません。

では、どうすれば事故を減らせるのか。

一つの対策として衝突被害軽減ブレーキなどのASV技術の導入が挙げられるかと思います。

しかし、こんな事例もありますので、必ずしもそれが全ての若者に効果があるとも言い切れません。

ここで、面白い事例を2つ紹介したい。

  1. ドイツのタクシー会社で3年間にわたってABSの効果検証をしたところ、ABS装着車と未装着車で事故率に有意差は見られず、装着車の方が急加速や急減速の危険運転行動が多かった。
  2. フィンランドで、スリップ事故防止のため免許取得時にスキッド訓練(濡れた路面を横滑りする等の体験)を義務付けたところ、若年者のスリップ事故が増加した。

引用 https://www.irric.co.jp/risksolution/opinion/158.php

つまり、「装置がついているから大丈夫」「スキッド訓練を受けたから大丈夫」という過信や油断が事故につながるということですよね。

「交通事故は必ずしも運転技能が下手な人が起こすわけではない」

上記の渡辺氏もおっしゃっているように、運転に自信がある人のほうが事故リスクは高かったりもするわけです。

どれだけ車の性能が良くなったところで、人がハンドルを握っている限り、絶対に安全だなんてことはあり得ません。

やはり、若年層に対してはたとえウザがられても周りの大人たちが口を酸っぱくして啓蒙していくしかなさそうですね。

まとめ

佐賀県唐津市で、18歳の高校3年生3人が乗った車が道路わきの街路樹に衝突した事故についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2021年1月2日深夜、佐賀県唐津市内の県道で、高校生3人が乗った軽乗用車が縁石に乗り上げたあと道路わきにあった街路樹などに衝突した。
  • この事故で、峯松純心さんが車の外に投げ出され頭などを強く打って死亡した。
  • 「免許保有者10万人あたりの交通死亡事故件数」は16~19歳が高齢者よりも多い

「コロナでどこも行けないし、ドライブでもしよー」

みたいな感じで深夜のドライブに出かけた帰りだったのでしょうか。

高校生活最後に、ちょっと冒険してみたい気持ちになったのかもしれません。

もうすぐ別々の進路に進む3人は、車内で4月からのことに思いを馳せ、夢を語り合っていたのか。

残された2人が抱えてしまった心の重りを想うと、いたたまれません。

詳しい情報が入り次第、追記・更新していきます。

改めまして、亡くなった峯松純心さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

RELATED POST