今日取り上げるのは、北海道留萌市で、高齢の夫婦が一酸化炭素中毒で病院に搬送された事故についてです。
妻は意識が戻ったものの、87歳の夫は死亡が確認されたとのこと。
家庭用除雪機のエンジンを切らずに物置の扉を閉めたことが事故の原因と見られています。
年末からの大雪で除雪作業に明け暮れる雪国のみなさんには十分に注意して欲しい事故ですね。
事故の概要をまとめると共に、今日からでもすぐにやってほしい一酸化炭素対策についても見ていきたいと思います。
最後までお付き合いください!
北海道留萌市 高齢夫婦 一酸化炭素中毒事故の概要は?
STVニュース北海道の報道内容を元に、事故の概要をまとめます。
2021年1月1日午前10時前、北海道留萌市沖見町3丁目の住宅から「自宅横の物置の中で、除雪をしていた夫が倒れている」との通報があった。
消防が駆け付けたところ、高齢の男性と通報者とみられる女性が物置の中で倒れているのがみつかった。
2人は病院に運ばれたが、男性(87)は死亡が確認された。
女性に命の別条はない。
警察によると、物置の中には、エンジンがかかったままの家庭用除雪機があったとのこと。
警察は、除雪を終えた男性が除雪機のエンジンを切らずに物置の扉を閉めたために、中で一酸化炭素中毒になったのではないか、とみて調べている。
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/209963809b50711436bd022c2a3903c22dccf1f7
筆者の実家でも高齢の父親が除雪機を使って作業しているので、これは他人事ではないな・・・と感じました。
うちの父のように機械の専門知識がある人であればこういった事故は避けられたかもしれませんが、そうでないと「つい、うっかり」でやってしまいがちなミスですよね。
ネットではこんな声が上がっていました。
(Yahoo!ニュースコメント欄より引用)
密閉度の高い納屋だったのでしょう。
気が付いた時には遅い一酸化炭素中毒、怖いです。
車でも起こりうる。
せっかくのご夫婦揃ってのお正月に、とても残念です。
高齢でも自分たちで大量の雪かきをしなければならない。
慣れてる除雪機も高齢になれば動かすのも一苦労。
エンジンの切り忘れなどのうっかりミスも高齢ならあり得ること。
先日も除雪機をバックさせてはまってしまい亡くなった方がいました。
屋根からの転落など、除雪にまつわる事故が毎年おきていることに悲しくなります。
現場について
事故は留萌市沖見町3丁目の住宅で起きました。
どうすれば防げる?一酸化炭素中毒を防止する対策グッズがおススメ!
「除雪機か・・・。俺には関係ないし」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、同じような事故はキャンプでも起こる可能性があります。
コロナ渦でテーマパークなどに行けないため家族でキャンプする方が増えていますが、冬場のキャンプは実は危険。
テント内でストーブを使用する場合、同じような事故で命を落とすリスクがあるのです。
そこで採用されているのが、一酸化炭素警報器。
冬に渋滞で雪に埋もれたり、車でうたた寝した時の対策で車に積んでいます。
千円程度のものでも、排気ガスを当てるとちゃんと警報なりましたよ。
エンジンを室内で動かす大きな物置や車庫には、一酸化炭素警報機を用意しておきましょう。
どんな保険も命を守ってはくれません。
たった千円で命が守れるって、こんな格安の保険は存在しません。
どんな商品なのかと言うと、こんな感じ↓↓
いろんな商品がありますが、どれも1000円~2000円と手ごろな価格で手に入ります。
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引用 https://wowma.jp/item/469362718?aff_id=ckk
Amazonや楽天市場でも多数取り扱いがありますので、ぜひ検索してみてください。
私のように、高齢の親が雪国で除雪機を使っている場合などはプレゼントしてみるのも一つの親孝行になるでしょう。
まとめ
北海道留萌市で高齢の夫婦が一酸化炭素中毒で搬送された事故についてまとめました。
ポイントを整理します。
- 2021年1月1日午前、北海道留萌市の住宅で、高齢の男性と通報者とみられる女性(妻)が物置の中で倒れているのがみつかった
- 原因は除雪機のエンジンによる一酸化炭素中毒と見られている
- 同じような事故はキャンプでも起こり得ると考えられ、対策として一酸化炭素警報器の使用が推奨されている
実は私は、幼少の頃に、祖母の家の練炭こたつが原因で一酸化炭素中毒になったことがあります。
ただこたつに入ってTVを見ていただけなのに、急に頭がガンガンしてきて吐き気に襲われ、その先のことはあまり覚えていません・・・。
一緒にいた従妹も同じ症状になり、気づいた親族がすぐに換気をしてくれたので大事には至りませんでした。
でも、あのまま誰も大人が気づいてくれなかったら・・・と思うと今でもゾッとします。
ガスは目に見えないので、本当に気づかない間にとんでもない事態になることがあるのです。
雪国のみなさま、十分にお気をつけください!!
改めまして、亡くなった男性のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました!