事故

名古屋ガーデンパレスの地下駐車場に煙が充満!11人が病院に搬送 1人死亡。原因は自動消火設備の誤作動?改めて知っておきたい消火設備の危険性

名古屋市ビル火災

今日取り上げるのは、名古屋市中区錦3丁目のホテル「名古屋ガーデンパレス」の地下駐車場で煙が充満した事故についてです。

けが人11名全員が病院に搬送され、そのうち50代の男性作業員1人が死亡しました。

地下駐車場でメンテナンス工事が行われていた最中の事故とのことで、二酸化炭素消火設備が何らかの原因で作動したとみられています。

事故の概要をまとめると共に、事故が発生した原因や二酸化炭素消火設備の危険性についても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

名古屋市・中区 名古屋ガーデンパレス 地下駐車場 煙充満事故の概要は?

中京テレビニュースの報道を元に、事件の概要をまとめます。

2020年12月22日午前10時ごろ、名古屋市中区錦3丁目のホテル「名古屋ガーデンパレス」の地下駐車場で、職員から「煙が充満している」などと119番通報が相次いた。

消防車や救急車など39台が出動し、現場を確認したところ、地下駐車場には白い煙が充満していた。

けが人11名全員が病院に搬送されたが、そのうち50代の男性作業員1人がその後死亡が確認された。

消防によると、二酸化炭素消火設備が何らかの原因で作動したとみられていて、火は確認されていない。

当時地下駐車場では、メンテナンス工事が行われていた。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/5778de1b9f5a0ec3db9ec92289c4e01109779fdb

参考動画はコチラ↓↓

火は確認されていないとのことなので、「火事」ではなかったようですね。

しかし、男性一人が亡くなっている。

消火設備は安全なものだという認識がありましたが、誤作動すると人命を奪うことにもなりかねないということですね・・・。

ネットでは、その危険性についてプロの方が指摘するコメントも多く見受けられました。

(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)

救急車が来ても、運ぶ先が無い…と言う未来が来ないことを祈る。
それこそが医療崩壊。使えるエクモが足りないとか、コロナ患者の病床が足りないとかいう以上に、我々の生活に直結していることだ。何と恐ろしい。
CO2消火設備はこわいです。確実に消火しますが、その施設内に人がいれば、すぐに窒息しますし、噴出直後から白い煙で前も見えず、逃げるにも前が見えなくなります。
だから、内部に人がいないことを確認してから、ガスを噴出するように工場では手動操作にしています。
施設内に入る人は、消火装置を手動となっているのを確認してから、中に入り、自動消火は長期に人がいない時だけでした。
消防設備士です。
亡くなった方、けがをされた方が出てしまったのは非常に残念に思います。

正確な情報が分かりませんが、工事をやっているのに自動のままだったのか、手動だったのかという管理上の問題があるかもしれません。

駐車場内に人が取り残されたのか、もしくは放出された二酸化炭素が何らかの理由で流れ出てしまい、被災したのか。

二酸化炭素消火設備による死亡事故はしばしば発生しています。
そういった事故により、消防法も改正されてきています。

今回も、原因次第では法令改正につながるかもしれません。

現場について

事故は中区錦3丁目のホテル「名古屋ガーデンパレス」の地下駐車場で起きました。

二酸化炭素消火設備って危険なものなの?どんな装置なのか確認しておきたい!

いったい何があったのか?

事故の経緯を知る上で、ヤフコメに寄せられていた以下のコメントが非常に参考になります。↓↓

甲種の防火管理者の資格を持っていて
2日かけて研修も受けました。

二酸化炭素による消火装置は、
決して自動で作動するものではないし、
ボタンを押したらすぐに作動するようなものではありません。
そりゃそうです、
火事を「窒息」させて鎮火する装置なので、
仮にその場に人間がいたら、その人も窒息死してしまうのですから。

そのため、ボタンを押すまでにも警告メッセージとアラームがけたたましく鳴るし、
ボタンを押した後も「本当にいいのか?」というメッセージとアラームが流れます

どういう経緯で二酸化炭素消火装置が作動したのか
非常に気になるところです。

(このシステム自体はとても意味があるもので、たとえばPC室なんかは水とか消火剤とかで消化してしまうと経済的に大損害が出るので、二酸化炭素を充満させて消火するというアイデア自体はすばらしいものです。ただし、危険も伴うものですので注意が必要です。)

火事を窒息させて火を消す装置だから、それが人間に作用すれば人も死んでしまう。

・・・非常にわかりやすい解説ですね。

作動するまでいくつかのプロセスを踏まないといけない装置のようですが、事故当時何があったのでしょうか。

今後の検証に注目していきましょう。

まとめ

名古屋市中区の「名古屋ガーデンパレス」で消火器設備の誤作動により死傷者が出た事故についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2020年12月22日午前10時ごろ、名古屋市中区錦3丁目のホテル「名古屋ガーデンパレス」の地下駐車場で、職員から「煙が充満している」などと119番通報が相次いた。
  • けが人11名全員が病院に搬送され、そのうち50代の男性作業員1人がその後死亡が確認された。
  • 消防によると、二酸化炭素消火設備が何らかの原因で作動したとみられている
  • 二酸化炭素消火設備は火事を”窒息”させて消すものであり、人が窒息するリスクもある

消火設備は、とても危険で使用に際して細心の注意が必要な設備とのこと。

自動消火設備のある箇所で作業する場合は、安全のために設備の機能停止処置を行なって作業することになっているそうです。

それなのに、なぜ今回はこんなことになってしまったのか・・・。

災害なのか、人災だったのか。

今後の捜査に注目が集まりそうです。

改めまして、亡くなった男性のご冥福をお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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