事件

県立広島病院で、コロナで入院待機中の60代男性が死亡。「画像診断なぜしない」親族が診察の検証訴えるも、ネットの声は厳しい!逼迫する医療 病床使用率を確認する方法は?

県立広島病院 コロナ患者 自宅待機中に死亡

今日取り上げるのは、広島市南区の県立広島病院で、新型コロナウイルスに感染し自宅待機中だった60代の男性が亡くなった件についてです。

親族は「せめて持病のある人を帰宅させる場合は、画像診断くらいはしてほしい」と、診察の在り方を検証するよう訴えています。

新型コロナウィルスの感染が拡大を続ける中、こういったケースは日本全国どこで起きてもおかしくないでしょう。

事件の概要を振り返ると共に、私たちが向き合うべき医療現場の現状、病床使用率の確認方法についても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

広島市・中区 コロナ自宅待機患者死亡事件の概要は?

中国新聞デジタルの報道を元に、事件の概要をまとめます。

概要

2020年12月14日、広島市の60代の男性が県立広島病院を受診し、新型コロナウイルスに感染していることが明らかとなった。

男性は入院を希望し、荷物を持参していた。

しかし自宅待機となり約2時間後に帰宅。(※心筋梗塞や糖尿病などの病歴があることなどから、入院が必要と判断したが、本人が歩いて病院に来ていることなどから「即入院する状態ではない」として一度帰宅させ、翌日の入院に向け調整していた

14日の午後9時ごろ、「動かなければ大丈夫」と話していたが「ハーハー」と荒い呼吸をしており、15日朝、亡くなっているのを見つけた同居の家族が見つけた。

救急車を呼んだが、病院には搬送されなかった。

遺族の声

「なぜ早く入院させてくれなかったのでしょうか」

「持病(心筋梗塞や糖尿病などの病歴)があってハイリスクなのに、どうして画像診断をせずに帰したのか知りたい

医療関係者の声

「基礎疾患のある人は特に急変の恐れがある。画像診断がすべてではないが、何らかの情報を得られたかもしれない」

「病床に余裕があってすぐに入院できる状況ならば、こんな悲劇は起きなかったのではないか」

広島市内で「陽性」の診断を受けた人の声

「熱や筋肉痛で苦しみ、気管支炎の持病があるのにずっと放置されている。せめて安否くらいは確認してほしい」

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/d48b21f409a233c55002eaeb4d6d3d6c705cd388

参考動画はコチラ↓↓

広島では、19日時点の感染者数は1034人。

陽性と分かった後に、入院や宿泊施設での療養を待って自宅などで過ごしている人は707人で全体の7割弱に上っていたといいます。

12月からの感染者の急増で、無症状や軽症の人が入院するか宿泊施設に入るかを決める「トリアージ」のための診察も滞っているとのこと。

確かに遺族の立場からしてみたら憤りはごもっともですが、正直、今は医療機関側も手が回っていないのではないかという印象を受けました・・・。

おそらく、もう通常時の「当たり前のこと」が当たり前にはできなくなっている状況なのでしょう。

ネットでも、医療従事者に同情的な声が多く上がっています。(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)

批判を覚悟の上で。

医療現場は崩壊しつつあるんです。
持病があるハイリスク患者だったとしても、即入院出来るとは限らないところまで逼迫しているですよ。
病床がまだ空いている?
空いていても看護師がいなければ入院出来ません。

保健所もコロナ対策だけが仕事じゃないんです。
フル稼働しても追いつかないんです。

日本全国どこでもこの様な現状である事を理解する必要があります。

広島市は既に医療崩壊している。
入院か療養施設入所か自宅療養か、選別するためのトリアージ待ちが先々週末で600人以上だそうだ。
こういう事態が増えても不思議ではない。
災害医療に近い状況なので、一方的に不満をぶつけてもどうしようもない。不満をぶつけたくなる気持ちそのものは理解できるが、その一方で、医療者側が置かれている立場への理解と尊重も同時に必要。後者が欠けたら、周囲からクレイマー扱いされ、結局それは二次被害として患者側に帰ってくるだけ。

現場について

事件は広島市南区の県立広島病院で起きました。

ズバリ、あなたの県の病床使用率は?今すぐチェックして危機感を高めよう

「うちの県の医療体制って、今どうなってるんだろう?」

と疑問を持たれた方は、コチラのサイトが分かりやすいと思います。

⇒ 参考: 新型コロナウイルス感染症患者の療養状況 病床使用率

  • 入院患者病床使用率
  • 重症患者病床使用率
  • 宿泊療養施設居室使用率

この3つをパッと調べることができるので、お住まいの自治体が今どれだけヤバいことになっているのかがわかります。

冗談ではなく、入院できるキャパがなければどんなに重症でも入ることは出来ない状況はもうすぐそこまできています。

気を引き締めて、感染予防に努めましょう。

まとめ

広島市の県立広島病院で、コロナで自宅待機していた60代の男性が亡くなった件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2020年12月14日、広島市の60代の男性が県立広島病院を受診し、新型コロナウイルスに感染していることが明らかとなった。
  • 男性は自宅待機中に容体が急変して亡くなった
  • 遺族は「せめて持病のある人を帰宅させる場合は、画像診断くらいはしてほしい」と訴えている
  • エリアによっては病床使用率が50%を超えているところもあり、医療は逼迫している

全ての人が、病院に行けばほぼいつでも丁寧な医療を受けられる生活に慣れていた私たち。

今回のようなことがあると、病院側の対応を責めたくなるのは無理もありません。

しかし、今はすでに「医療ミスだ」とか、「医療の怠慢だ」という議論ができない状況になりつつあるのではないでしょうか。

・・・とはいえ、自分が同じ立場だったら訴えを起こしてしまうかもしれません。

他人事だから、正論が言えるだけですよ。

遺族の方への誹謗中傷は絶対にやめましょう!!

改めまして、亡くなった男性のご冥福をお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!