事件

埼玉県・川口市で飼い犬のパピヨンがランニング中の男に蹴り殺される。リードを着けていれば防げた?犬の交通事故と咬傷事件の統計もチェック!

川口市パピヨン暴行事件

今日取り上げるのは、埼玉県川口市で、他人の飼い犬を蹴って殺したとして47歳の男が動物愛護法違反の疑いで逮捕された事件についてです。

男は、市内の70代男性が飼っていた散歩中のパピヨン1匹(12歳、メス)を複数回蹴るなどして殺した疑い。

パピヨンは頭の骨が折れていたそうですから、相当な力で蹴ったのでしょう。

事件当時、男はランニング中で、パピヨンはリードが付けられていない状態だったとのこと。

事件の概要を振り返ると共に、犬にリードを着けることの2つの意味についても見ていきますので最後までお付き合いください!

埼玉・川口市 パピヨン殺害事件の概要は?

朝日新聞デジタルの報道を元に、事件の概要をまとめます。

2020年12月12日午前11時55分ごろ、埼玉県川口市同市鳩ケ谷緑町1丁目の芝川河川敷で、市内の70代男性が飼っていた散歩中のパピヨン1匹(12歳、メス)が、ランニング中の男に複数回蹴られて死亡した。

パピヨンは頭の骨が折れるなどしていたという。

埼玉県警は同県川口市の男(47)を動物愛護法違反の疑いで逮捕した。

調べに対して男は容疑を否認し、「犬がぶつかってきただけ」などと述べているという。

男は当時ランニング中で現場から立ち去ったが、目撃情報などから浮上した。

パピヨンはリードが付いていない状態で、飼い主の手から離れていたという。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/35878ad2837007a8e2c60f55e7df5db6a782e999

パピヨンは小型ですが鳴き声が甲高いので、犬嫌いな人にしてみたらちょっと吠えられただけでも「うわっ」と思ってしまうのかもしれません。

しかし、12歳といえば、人間で言うと60歳過ぎのおばあちゃん。

個体差はありますが、もう若い頃ほど活発には動かなくなってくる年齢です。

このわんちゃんがどうだったのかはわかりませんが、蹴り殺さないといけないほどの吠え方だったのでしょうか・・・。

むしろ、この男性の精神状態がものすごく苛立っていたとか、ストレスが溜まっていたんじゃないかと思ってしまいますね。

FNNプライムオンラインに掲載されていた男の姿ですが、一見、どこにでもいるランナーです↓↓

パピヨン蹴殺

ネットでは、「リードをつけていなかった」という点について厳しい声が上がっていました。。(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)

犬がかわいそう。我が家にもいますがノーリードでのお散歩はあり得ないし、この件がなくても事故で亡くなっていたかも知れません。

蹴り殺されてしまって大変残念に思いますが、全く面識のない子だと私も怖いです。とにかく
この子が気の毒でならない。

私は小学生の頃ジョギングしてた時散歩中の柴犬にいきなり噛みつかれました。リードはしてましたが気配りの出来る飼い主でしたらこちらに犬が行かないようにリードを引っ張るのですがその時はそんな様子もありませんでした。殺されたパピヨンは可哀想ですが飼い主に非があると思います。私は噛まれてからしばらく犬が苦手でした。小学生だったのですぐ逃げましたが今噛みつかれたら反撃してしまいそうです。加害者はぶつかってきたと言い攻撃した気持ちも分かります。ペットを飼ってる方は周囲には気をつけて欲しいものです。いくら飼い主には何もしなくてお利口だとしても他人には何をするか分からないのが動物という生き物です。
残念ですが犬にリードを付けずにいる状態は容認できません。
ひとかみされただけで死を想像する動物です。
主従の関係で人間を見てますので「敵」と思えば何をするか想像がつきます。
飼い主さん、犬を守るためにも首輪にリードを付けてあげてください。
人と共存するための最低限のルールです。

現場について

事件は埼玉県川口市鳩ケ谷緑町1丁目の芝川河川敷で起きました。

問われる罪は?

男は「動物愛護法違反」の容疑で逮捕されました。

第四十四条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、五年以下の懲役又は五百万円以下の罰金に処する。

(引用元:動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法) 第44条

犬の散歩にリードは必須!その理由は?

今回の事件では、

「なぜリードを着けていなかったのか」

「リードをつけていなかった飼い主側にも問題はあった」

という書き込みが多くみられました。

筆者も犬を飼っていますので、これは同感ですね。

では、なぜリードは必要なのか。

一つ目の理由は、「咬傷事故」を防止するためです。

コチラのサイト↓↓を参考にしてみると、犬の咬傷事件は年間4000件以上も起きており、そのほぼ半数は「通行中」に起きています。

つまり、犬の散歩中に第三者を咬んでケガさせるケースが多いということですね。

⇒ 参考:動物の事故 犬による咬傷事故件数(全国計:昭和49年度~平成26年度)

筆者の愛犬もそうですが、子犬だと人を見るだけで嬉しくてとびかかってしまうことがあります。

その時、勢い余って咬んでしまうというのはどんな犬にもあり得ることです。

続いて二つ目の理由は、犬のケガや死亡事故を防止するという目的です。

コチラのデータを見ると、ケガや事故を経験している飼い主さんは約半数にのぼり、その多くが散歩中に起こっていることがわかります。

犬の事故件数 犬の事故

引用 https://www.anicom-sompo.co.jp/news/2012/news_0121101.html

リードをしていても急に車道に飛び出すことがあるのですから、ノーリードだとなおさら事故に遭うリスクは上がりますよね。

周りの人に迷惑をかけないために、そして愛犬を守るためにも、飼い主のみなさんはリードを着けることを徹底しましょう。

まとめ

埼玉・川口市で、12歳のパピヨンがランニング中の男に蹴り殺された事件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2020年12月12日、埼玉県川口市の芝川河川敷で、散歩中のパピヨンがランニング中の男に複数回蹴られて死亡した
  • パピヨンはリードが付いていない状態で、飼い主の手から離れていた
  • リードを着けることは、咬傷事件や交通事故の防止に効果的である

筆者の近所でも、高齢のおじいちゃんが小さなワンコをノーリードでお散歩させている姿を度々見かけます。

おとなしいワンちゃんなのは見ていてもわかりますが、小型犬であっても噛む力は瞬間的に100kgほどの物を持ち上げられるくらいの威力になるそうです。(人間は20~30kg)

いつ、何がキッカケで獣スイッチが入るかわかりませんし、やはり公共の場に連れ出す時は周りへの配慮は絶対に必要です。

それが、結果的には愛犬を守ることにもつながるのです。

改めまして、亡くなったワンちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!