事件

兵庫県姫路市で一家3人の変死体。認知症介護を苦にした無理心中か?15歳の女子中学生が巻き添えに。無理心中 防ぐための対策とは?

姫路一家心中

今日取り上げるのは、兵庫県警姫路市の民家で10~70代の男女3人が首にロープのようなものが巻き付いた状態で倒れているのが見つかった事件についてです。

発見されたのは自営業男性(52)と母親(79)、中学年の長女(15)で、現場の状況から無理心中を図った可能性が高いとのこと。

79歳の母親は認知症を患っており、「介護疲れだったのではないか」という見方が強まっています。

概要をまとめると共に、無理心中を防ぐためにはどうすれば良いのか?その対策についても掘り下げてみたいと思いますので最後までお付き合いください!

兵庫県・姫路市 一家三人 無理心中事件の概要は?

共同通信、神戸新聞の報道内容を元に、事件の概要についてまとめます。

2020年12月1日午後8時45頃、兵庫県警姫路市の自営業男性(52)方で、15歳から79歳の男女3人が倒れているのが発見された。

ケアマネジャーの男性が、担当している70代女性と連絡が取れないことを不審に思い1日午後7時ごろ、近くの交番に安否確認を依頼。

男性と母親(79)、中学3年の長女(15)で、3人とも首にロープのようなものが巻き付いた状態で死亡していた。

外部から何者かが侵入した形跡はなく、また遺書とみられるメモも見つかっていることから、姫路署は無理心中を図った可能性があるとみて調べている。

近くに住む女性談:「母親は認知症を患っていたとみられ、最近は見掛けることも少なかった。男性も持病で入退院を繰り返しながら介護をしていた。3人とも顔を知っているだけににショックで、信じられない」

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/967fc95bd8e9b918116091e9bb3ac62a2c8cad27

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/437a659a83c7ea1f3c42b427ac2850c374ab3081

ここ数ヶ月、無理心中のニュースが増えています。

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ネットでは、15歳という未来ある命が失われたことについて悔やむ声が多く上がっていました。

(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)

自分の子供より若い子が亡くなると悲しくなるわ。
10代なんてこれからなのに…。
祖母と父親かな?自分たちの後始末をさせたくなかったのかな…。
仕事もない。預金もない。支払えない…誰にも頼る事も出来ない。
絶望感で いっぱいです。
コロナに感染しなくても 死にそうなくらい辛い方が 山ほどいる。
GO TO出来るお金があるのは 羨ましいな〜。
先日、自分がバイトしてる100均で万引がありました。40代の女が捕まったけど、被害商品は介護シーツやウエットティシュ。万引は犯罪だけど、なんか背景を考えると哀れで、悲しくなった。

現場について

事件は兵庫県姫路市の民家で起きました。

どうすれば救えたの?無理心中を防ぐために必要なこととは

介護疲れと見られる無理心中ですが、ケアマネージャーさんも通っていたようですし、ここまで追い詰められる前に相談してどうにか対処できなかったのでしょうか?

しかし、冷静になって考えることができていたならば、絶対に15歳の子供を巻き添えにすることはなかったはずです。

そこまで長い間つらい状況に耐え、すでに精神的に極限に達していた状態だったのかもしれません。

過去の事件を調べてみると、生活保護などの支援を受けることにためらいがあり、介護や生活に悩みながらもSOSを出せない人は少なくないことがわかります。

NPO法人「ほっとプラス」藤田孝典代表:

「基本的には、生活に困窮されている方たちは、自分から率先して声をあげないんですね。

あるいは、『大丈夫?』って聞いても『大丈夫』というふうに、ある種の見栄を張ってしまうところもありますし、恥ずかしくて本音を言えないということもありますので。

出張相談というようなものをアウトリーチと呼ぶんですけれども、なるべく早くアウトリーチなり、そういった困窮者を発見していくようなシステムが求められているとは思います」。

引用 https://www.nhk.or.jp/shutoken/miraima/articles/00350.html

少子高齢化が深刻化する日本では、このような介護疲れに端を発する一家心中が今後も増えていく可能性があります。

コロナが追い打ちをかけている側面もありますよね。

正直、これはほとんどの人が直面する話ですし、誰にとっても他人事ではありません。

NHKの特集でも言っていましたが、たとえ「おせっかい」と思われても、周りの人がなんとか気づくことが事件を防ぐために大事になっていきそうですね。

私たちは、SOSを出せないでいるという人が周囲にいることをもっと知る必要があるのではないでしょうか。

そして、SOSを出すことは決して「負け」でもないしカッコ悪いことでもないという考え方、価値観、人生観がもっと広がっていけば良いのにと思いました。

まとめ

兵庫県姫路市で、一家3人の遺体が見つかった事件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2020年12月1日、兵庫県警姫路市の自営業男性方で、15歳から79歳の男女3人が倒れているのが発見された
  • 状況から、介護疲れを苦に無理心中を図った可能性があるとみられている
  • 本気で悩んでいる人は自らSOSを出すことができない

人の心は、傍から見てもわかりません。

衣食住全てが満たされていても、人知れず悩みを抱えて命を絶つ方もいます。

ですから、「あの人は絶対大丈夫」「この人は危ない」と簡単には線引きできないところに、人を援助することの難しさがあると思います。

誰もが自分のことで精いっぱいな今、今回のような事件は決して他人事ではなく明日は我が身。

本当に追い詰められた時は冷静な判断はできないので、そういう時は他人の脳を借りることをおススメします。

自分に代わって考えて、冷静な判断を下してくれる信頼できる友達を一人でいいので確保しておきましょう。

改めまして、亡くなった三人の方のご冥福を心からお祈り申し上げます。

また新しい情報が入り次第、追記していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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