自殺

北海道札幌市の施設内トイレで身元不明の女性遺体が見つかる。30代~50代 ショートカット 所持品を公開して捜査。女性の自殺 増えている理由を心理学的に考察!

札幌市 女性遺体発見事件

今日取り上げるのは、北海道札幌市の施設の女子トイレで、身元のわからない女性の遺体が見つかった事件についてです。

施設内の防犯カメラの映像を分析した結果、事件性は見られず、警察は女性が自殺を図った可能性が高いとみて調べています。

衣類や所持品の写真も公開し情報提供を呼び掛けていますが、いまだ特定には至っていないとのこと。

2020年は女性の自殺が急増していることがニュースでも取り上げられ、深刻な社会問題になっていますね。

この女性も、コロナ渦で誰にも悩みを打ち明けられず、自ら死を選ぶしかなかったのでしょうか。

概要をまとめると共に、コロナ渦でなぜ女性の自殺が増えてしまうのか、その心理についても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

北海道・札幌市 身元不明女性遺体発見事件の概要は?

北海道ニュースUHBの報道内容を元に、事件の概要についてまとめます。

2020年11月6日午後6時30分ごろ、北海道札幌市厚別区大谷地東2丁目の施設1階の女子トイレで、施設で作業中の清掃員が心肺停止状態の女性を発見した。

通報で駆け付けた消防が病院へ搬送したが、死亡が確認された。

施設内の防犯カメラには、女性が同日午前9時30分から10時ごろに施設を訪れ、午後4時30分ごろトイレへ向かう様子が記録されていた。

遺体に第三者から加えられたような外傷はなく、警察は自殺を図った可能性が高いとみて調べを進めている。

トイレ個室内には女性のものとみられる黒のショルダーバッグが残されてうたが、遺書や財布など身元の特定につながるものはなかった。

ただ札幌市交通局が発行するIC乗車券「SAPICA」が見つかっていて、以前に地下鉄東西線「大谷地駅と白石駅」間を行き来した記録が残されていた。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/738b440f44b9e1a968a059cb906402292f354d7a

続いて、亡くなっていた女性の特徴についての情報です。

年齢:30代~50代くらい

身長:160㎝ほど

体重:約50キロ

頭髪:こげ茶系のショートカット

上衣:黒ジャンパー、ストライプの緑の長袖シャツ、グレーのブラトップ

下衣:ベージュのズボン、紺のパンツ、グレーの靴下

その他:ベージュのキャップ帽子、白の運動靴(22.5センチ)、黒のショルダーバッグ

女性がかぶっていたキャップ

【情報提供】
北海道警厚別署:011-896-0110

数週間前、埼玉県でもトイレの個室で亡くなっている方の遺体が発見されたことがありました。↓↓

埼玉県・蕨市の公園トイレで男性が首つり。発見したのは公園の管理人。自殺 目撃した人 トラウマが心配!具体的な症状とケア方法を知っておこう

10月末時点の統計によれば、10月の自殺者数は例年より600人多く、女性の自殺は全体の約3割と80%以上上昇しています。

竹内結子さんの突然の訃報に驚いた方も多かったと思いますが、なぜ今、自ら人生を終わらせる道を選ぶ女性が増えているのか。

女優の竹内結子さんが自宅で死去。公私ともに順調だった彼女に何があったの?芸能人が悲しい死を選ぶ理由とは?竹内さんの魅力が詰まった過去作で死を悼む

ネットでも、その動機について様々な推測の声が上がっていました。

(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)

パチンコ屋2店舗とリサイクルショップ1店舗くらいしかそれっぽいところないな。
勝手な推測だが生活苦しくて最後の賭けに出たけどダメだったのかな。
先週うちの隣の部屋の人も自殺してしまったが、普段見かけてもそんな感じに見えない人だった。何があるかわからんな。
辛い。一人で死んだけど、遺体を早く見つけて欲しかったからここを選んだ気持ちも伝わってくるような。
朝から夕方の間にずっと死ぬこと考えてたのかな?場所が施設のトイレだから、排せつ物はそのままトイレに、いつか清掃員や警備員がみつける。なるべく迷惑をかけない意識があったのかもしれない。なんか切ないな。

現場について

遺体が見つかったのは、北海道札幌市厚別区大谷地東2丁目の施設1階の女子トイレです。

女性の自殺者数が増えているのはなぜ?環境と心の変化は密接につながっている。

2020年1月~10月に日本国内で自殺で亡くなった方は17,219人。

毎月1700人を超える方が、自ら命を絶っている計算になります。

2020年12月5日現在のコロナによる死者数は2174人と諸外国に比べれば少ないのですが、海外メディアで「日本はコロナより自殺対策のほうを優先したほうがいいんじゃないの?」と指摘されてしまうくらい、自殺者数の増加が深刻です。

とりわけ深刻なのは女性の自殺。

これまでは男性の自殺が多かったので、逆転するのは異例のことです。

なぜ今、女性の自殺が増えているのか。

その心理についていくつかの専門家の声を参考にしてみましょう。

女性は、おしゃべりやランチなど対面でのコミュニケーションでストレスを発散する傾向が強い。

リモート授業が長引く中、ストレスへの対処が難しくなっているのではないか」

引用 https://www.npa.go.jp/sosikihanzai/kokusaisousa/kokusai/H27_rainichi.pdf

「主に育児を担ってきた女性は、パンデミックによる失業や不安の矢面に立たされている。

また、彼女たちはよりDV被害の危険性に晒されており、相談所によれば世界各国と同じく日本でも状況は悪化している。

全体から見ると子どもの自殺はもっと少ないが、こちらも上昇している」

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/468823530bb795058b5d12e78a29eb6889f409c1

女性の社会進出が増えてきたといっても、まだまだ社会における女性の地位は男性よりも低く、コロナ禍などの危機によって、企業から守ってもらえる立場として働く女性は多くないという現実もあります。

また、女性は男性よりもどこかに帰属することで安心感を得やすいとされています。

それが、リモートワークになったことでつながりがなくなってしまっているのです。

他にも、リモートワークになったことによりパートナーと共に生活をしている人は家での役割が増えて、それが日常のバランスを崩す原因になってしまっていると推測できます。

家での役割は女性が多くのものを抱え込むしかない現状もまったく関係ないとは言い切れません。

引用 https://news.nicovideo.jp/watch/nw8431123

コロナで仕事を失ってしまった方。

家族で家にいる時間が増え、家庭内の人間関係が原因で精神的なバランスを崩してしまった方。

コロナで人とのつながりが断絶され、孤独を抱えてしまった方・・・。

「これが原因ですよ」と一つにはまとめられませんが、いずれも女性のほうが男性よりも環境の変化による影響を受けやすいことが要因ではないかと推測できます。

よく「女性は共感の性である。男性よりも共感能力が高いから子育てができるのだ」と言われますが、その共感能力の高さが裏目に出てしまった形のようにも思えますね。

すなわち、家族の信頼や欲求を満たしてあげようとして無意識に頑張り過ぎ、結果的に徐々に自分を追いつめてしまうのかもしれません。

竹内結子さんの時もそうでしたが、自殺する方は周りに相談事など何も打ち明けず、そんなそぶりもなくある日突然旅立つということも多いもの。

しかし、実際には、「死にたい」という思いを直接口にしなくても、間接的な方法で事前に周囲にメッセージを発していたりします。

みなさんの周りに、以下のようなサインを発している人はいませんか?

他人から見ても気付けないことも多いですが、「いつもと何だか違う」という、ちょっとした変化を見逃さないようにすることがとても大事です。

自殺の前兆のサイン
  • 急にパチンコやギャンブルにのめり込む
  • 真面目な人が無断欠勤したりする
  • 部屋にひきこもる、口数が極端に減る
  • 周囲への関心がなくなる、新聞やテレビを見なくなる
  • 食事がおいしくない、食欲が減る
  • 深酒が増える、逆にお酒がまずいという
  • 性生活が急になくなる
  • 身だしなみに気をつかわなくなる
  • 一人でいるのを寂しがるようになる
  • 急に昔の思い出話を出したりする
  • 少しのことで不機嫌になって怒りっぽくなる
  • 周囲の音に敏感になる
  • 交通事故や軽微なけがが頻繁におこる
  • 薬をためこむ
  • 包丁や紐を探したり隠し持つ
  • 自殺する場所を下見に行く
  • 手紙や写真の整理をしたりする
  • 大切なものを人にあげたり、整理する
  • 急に昔の級友や遠くに住む家族の消息を気にする

引用 http://www.japc.or.jp/handbook/jisibosi/sign1.html

女性はどこかに帰属することで安心感を覚えやすい傾向がありますが、その安心を得られず、なおかつサインにも気づいてもらえていない方が多いのかもしれません。

まとめ

北海道・札幌市の施設のトイレで30代~50代とみられる女性が亡くなっているのが見つかった事件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2020年11月6日、北海道札幌市厚別区大谷地東2丁目の施設1階の女子トイレで、30代~50代とみられる女性の遺体が見つかった
  • 現場の状況から、警察は自殺とみて調べている
  • 女性はどこかに帰属することで安心感を得る傾向があるが、コロナ渦でそれが絶たれていることも原因の一つとして考えられる。

正直なところ筆者も、夕飯の片づけをしている時にふと「作ったと思ったら、またすぐに片づけなくちゃいけない。明日も同じことをするんだろうな。人生ってなんか虚しいな」と思ったりすることもあります。

そういう時は、心が暗闇にすっぽり落ちてしまったみたいになって、物事を悲観的に考えやすい・・・。

女性は家庭内の変化や歪みを全身で受け止めなければいけないところがあるので、コロナ渦で旦那さんの働き方が変わったり、子どものメンタルが不安定だったりするとその影響をダイレクトに受けやすいのではないでしょうか。

しかし、そういう”闇”に入ってしまった時は、自分に対して禅問答のように「なぜ」「なぜ」を繰り返してみると結構気持ちがスムーズに切り替わったりします。

  • Q「なんで毎日食べなくちゃいけないんだろう?」 ⇒「お腹が空くから。食べないと死んじゃうから。」
  • Q「じゃあ、死なない程度の食事でいいんじゃないの?今日みたいに三品も作る必要はあった?」⇒ 「いろいろ作ったほうが、家族が喜ぶ。それに、夫にダメな妻だと思われたくない
  • Q「家族のためっていうけどさ、それであなたは幸せなの?残されてどんな気持ち?頑張って意味あったの?」⇒「正直、夕食は一品でいいと思ってる。残されてイラっとした。三品作ったのは結局、自己満足のためだったんだって思い知らされた」

・・・こんな感じでやってると、いつの間にか片付けも終わって「さー、お風呂入るか」と気分もリフレッシュできているかもしれません!

「もやもやする」って女性はよく言いますが、その得体のしれない”モヤモヤ”を明確に言語化して自分の腹に落とし込むというのはメンタルの維持に効果的だと思います。

改めまして、亡くなった女性のご冥福をお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!