事件

大分県別府市で父と娘の遺体が見つかる。無理心中?父娘の二人暮らし家庭に何があったのか。シングルファザー ありがちな悩みに目を向けて!

大分別府無理心中

今日取り上げるのは、大分県別府市南立石生目町の住宅で親子の遺体が発見された事件についてです。

遺体は、会社員、朝見純一さん(55)と娘の高校生、紗帆さん(18)だったことがわかりました。

現場では凶器とみられる血の付いた包丁も見つかったとのこと。

外部からの侵入や室内が荒らされた形跡は見つかっておらず、警察は無理心中の可能性もあるとみて調べています。

二人暮らしだったというこの親子にいったい何があったのか。

事故の概要をまとめると共に、シングルファザー世帯にありがちな悩みについても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

大分県・別府市 父娘無理心中事件の概要は?

読売新聞オンライン、西日本新聞の報道内容を元に、事件の概要についてまとめます。

2020年11月27日、大分県別府市南立石生目町の住宅で男女の遺体が見つかった。

遺体は、会社員 朝見純一さん(55)と娘の高校生、紗帆さん(18)と判明した。

父親の死因は腹部の刺し傷による失血死、娘は左首の損傷による失血死だった。

現場では凶器とみられる血の付いた包丁も見つかったという。

外部からの侵入や室内が荒らされた形跡は見つかっておらず、署は無理心中の可能性もあるとみて調べている。

近くに住む自治委員の男性談:「高齢者が多く、普段はとても静か。2人に何があったのか」
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/f1cc4ced8234976f8e8a89cd18553c147f57b38d

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/f794b042150355b6f91da78aa4582645633fc622

朝見さんと連絡が取れず不審に思った同僚が27日夕、自宅を訪問して二人の遺体を見つけたとのこと。

このところ自殺も増えていますが、無理心中の実験も多くなっています。

やはりコロナが深く影を落としていたのか、それとも父子家庭ならではの問題があったのか。

ネットではこんな声が上がっていました。(Yahoo!ニュース コメント欄より引用)

最近あった事件と似てるな。
前の事件はおじいさんと孫だったけど今回は父親と娘か。

無理心中とは悲しいな。父親の生活困難が原因だとしても、せめて娘だけは他へ預けるとか何か救える事もできただろうに。
相談する人も居なかったのだろうか。

地元紙のネットニュースによると
男性には複数の腹に刺し傷 女性は首に傷となってましたね
どっちが刺したかはここからは判りませんが にしても現場は修羅場ですね
かなり深い恨みが、凶器を持った人にはあったのですかね

怪我で大量の血を出した人を間近で見たことがありますが 血を見ると腰が抜けると言うかなんと言うか一瞬動きがとまってしまいますね 相手を刺して続けて自分を傷つけるなんて出来るもんなんですかね 私にはその感覚が判りません

相手を刺して絶命させてそれを冷静にみて自分の人生が終わったと悟って気持ちを固めたのでしょうかね

親が離婚して父親と二人暮らしだった。
高校生の時は本当にきつかった、会話もない。
早く高校を卒業して家を出る事ばかり考えていた。
離婚後の親の親権は、経済力のある方にと言う人もいるが、子どもの性別はある程度、考慮の一向にいれた方がいいと思う。

事件現場について

事件は大分県別府市南立石生目町の住宅で起きました。

シングルファザーの世帯はどのくらいあるの?ありがちな悩み、トラブルとは・・・

シングルマザーが関係する事件はこれまでいくつも取り上げてきました。

しかし、シングルファザー世帯での事件はあまり例がなかったように思います。

シングルファザーの世帯数はどのくらいなのでしょうか。

ちょっと古いですが、厚生労働省が平成28年にまとめた資料を参考にしてみましょう。

一人親世帯数

引用 https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11923000-Kodomokateikyoku-Kateifukishika/0000188136.pdf

この資料によれば、母子世帯が123.3万世帯あるのに対して、父子世帯は18.7万世帯。

片方の親が一人で子供を育てていると言った場合、圧倒的に「シングルマザー」の世帯が多いことがわかります。

こちらの記事でも書いたように日本では「母親優先の原則」があるので、離婚の際には母親が親権を持つことが多いことも影響しているものと思われます。

藤島翔 Facebookは?福岡市で傷害事件発生!別れ話のもつれ?3歳の娘を連れ帰ろうとして、妻の親族の女性を車で引きずる!親権問題にありがちなトラブルをチェック!

ではシングルファザー家庭ならではの悩みとしてはどんなことがあるでしょうか。

  1. 生活費と養育費を全て一人で賄う人が多いため、経済的に余裕がない
  2. 掃除・洗濯や子供の食事準備など、仕事と家事の両立が大変
  3. 子供服のボタン付けなど、裁縫を頼まれた時に困ってしまう
  4. 定期的に「子供へ寂しい思いをさせている」と悩んでしまう時がある
  5. まだお子さんが小さい場合、再婚してお母さんを作ってあげるべきか迷う
  6. 周囲から「なんで父親が親権もったの?」と毎回のように質問される
  7. 本当は好きな事をさせたいけれど、お金の問題で子供へ我慢させてしまう
  8. 娘の場合、女心が理解できず衝突したり、嫌われたりしやすい
  9. 気になる人や好きな人がいても、恋愛をして良いのか迷ってしまう

引用 https://smartlog.jp/149509

今回の事件では父親と娘というご家庭だったので、⑧の問題もあったかもしれませんね・・・。

母親がいても、年頃の娘というのは複雑で扱いにくいものです。

それに加えてコロナの問題もあったりしたので、精神的に追い詰められてしまったのでしょうか。

一方で、父子世帯では、親子が協力しながら生活しているため、「子供がいくつになっても、父親と息子(娘)の仲が良い家庭が多い」というメリットもあります。

「子供は親の背中を見て育つ」という言葉がありますが、子育てと仕事を両立して頑張っている父親の姿は、子供の目にも神々しく映るのでしょう。

紗帆さんが仮にちょっと難しい年ごろに差し掛かっていて、時に父親に対して手厳しい言葉を発していたのだとしても、きっと父親を尊敬する気持ちや感謝する気持ちは持っていたはずです。

それが朝見さんに伝わっていなかったとしたら、切ないですね・・・。

いずれにしても、まだ無理心中と断定されたわけではありません。

事件の可能性もゼロではありませんので、今後の調べに注目していきましょう。

まとめ

大分県別府市の住宅で、父親と高校生の娘の遺体が見つかった事件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2020年11月27日、大分県別府市南立石生目町の住宅で会社員 朝見純一さんと娘の高校生、紗帆さんの遺体が見つかった
  • 現場の状況から、警察は無理心中と見て調べている
  • 父子世帯、特に「父と娘」という組み合わせの場合は理解し合うのが難しく衝突しやすい

「イクメン」なんて言葉がありますが、シングルファザーは一人で全て責任を背負ってやらなければいけませんから、その分だけ意識は大きく異なります。

コロナ渦で経済的な問題があったのかもしれませんし、何かひどく思いつめてしまったのかもしれません。

その根本には、「女性と違って、人に頼るのが苦手」「人に甘えられず、SOSを出せない」という要因もあったのではないでしょうか。

私たちの中にある「一人親=シングルマザー」という思い込みも、彼らを追いつめてしまうところがあるのかもしれません。

改めまして、亡くなった朝見さん親子のご冥福をお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!