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東京・渋谷区で64歳の女性が頭を殴られて死亡!立ち去った中年の男の行方と動機は?路上生活者をターゲットにする犯罪心理とは

渋谷区女性暴行

今日取り上げるのは、東京・渋谷区で64歳の女性が男に殴られ死亡した事件についてです。

女性は住居不定・職業不詳の大林三佐子さんと確認されました。

大林さんは路上生活をしていたとのこと。

防犯カメラの映像などから、中年と見られる男性が何かが入ったポリ袋で大林さんの頭を殴ったと見られています。

事件の概要についてまとめると共に、路上生活者に暴行を加える心理についても見ていきますので最後までお付き合いください!

東京・渋谷区 路上生活女性 暴行殺人事件の概要は?

事件について報じた日本テレビの報道内容を元に、概要をまとめます。

2020年11月16日、東京・渋谷区幡ヶ谷のバス停で60代くらいの女性が、男に何かが入った袋で殴られ、その後死亡した。

その後の調べで、死亡したのは住居不定・職業不詳の大林三佐子さん(64)と確認された。

死因は頭部を殴られたことによるくも膜下出血だった。

大林さんは路上生活をしていたとみられている。

近くの防犯カメラには、中年とみられる男が立ち去る様子が映っていて、警視庁が行方を追っている。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/011309866885172e1daa2b6de60f623cc6ff76e6

参考動画はコチラ↓↓

統計データで見ると路上生活者の数は減少傾向にありますが、全国でいまだ4000人を超える方が「ホームレス」の状態にあります。

路上生活に至った理由については、(当然ですが)「仕事」の問題を挙げる方が多いことから、コロナ渦にあって今後は路上生活者の数が増加していく可能性も否定できません。

ホームrスの数 ホームレス 性別

【路上生活に至った理由】

  • 「仕事が減った」 34.0%
  • 「倒産や失業」  27.1%
  • 「病気・けが・高齢で仕事ができなくなった」 19.8%

引用 http://honkawa2.sakura.ne.jp/2970.html#:~:text=全国の人数は2003,結果は図録7348参照。

今回のように路上生活者が被害者となる暴行・殺人事件は過去にもたびたび起きており、ネット上でも理不尽なその犯行について憤りの声を寄せる方が多かったのが印象的でした。

(Yahoo!ニュース コメント欄から引用)

頼らず、頼れずそういう生活をしてきて最後に名前と死に様を晒されるのは自分だったら凄く辛い。ニュースで心当たりがあれば親族なら問い合わせるでしょうし、もう関心の無い関係ならばこのまま。処理、対応として、公開して問い合わせを待っているのかもしれないけれど、、、
被害者の名前はいらないと思う。
それより早く男を捕まえたいのなら後悔している動画のモザイクを
外したほうが逮捕は早いはずなのになぜ隠すのだろう。
モザイクの男が犯人でなかったら責任を取らないといけないのなら
最初から動画自体をニュースで未確定情報を流さないでほしい。
警察が関係なくテレビ局が独自で流しているなら
責任はテレビ局が負うべき。
ホントに世の中にはわけわからない人が多い。動物虐待したり花壇荒らしたり、ストレスを弱いものにぶつけて解消する人はわりといるから、そういう人なんだろうな。捕まえて余罪調べればボロボロ出てきそう。

現場について

事件は渋谷区幡ヶ谷のバス停で起きました。

なぜ?路上生活者をターゲットにする犯罪心理

路上生活者をターゲットとした暴行事件としては、今年3月に岐阜市の路上で起きた襲撃事件が記憶に新しいところ。

この事件では、81歳の男性が死亡し、19歳の少年2人が傷害致死容疑で逮捕されています。

今回の犯人は中年男性であることから少々事情は違っているかもしれませんが、路上生活者をターゲットとして暴行を加える犯罪心理として参考になりそうなコラムを見つけましたのでシェアします!

そこには弱い者が、さらに弱い者を攻撃するという「いじめの連鎖」の構図がありました。

暴力は、怒りの爆発です。怒りというのは二次感情だから、その根っこには必ず一次感情がある。

それは言葉にならないモヤモヤとした感情やストレスです。

「つらい」「寂しい」「苦しい」といったマイナス感情を安心して言葉にできず、「頑張らなくちゃいけない」「こんなんじゃダメだ」と抑圧するなかで、表に出てきた時には「イラつく」「ムカつく」と、怒りになる。

この感情の爆発が暴力であり、それが弱い者へと向かうのがいじめであり、襲撃です。

もちろん、暴力は許されることではありませんが、加害者自身も過去のある時点で、必ず痛みの被害者となっています。

だから一次感情の「心の声」を聞き、「つらい心」を受け止めてあげない限り、怒りを解消することはできないし、どんな人権教育をしたところで、いじめや襲撃はなくせません。

引用 https://www.tokyo-jinken.or.jp/publication/tj_43_feature1.html

こちらの記事でも書きましたが、子どもの「いじめ」の背景にも、いじめる側の辛さ、心の叫びがあったりするものです。

北海道登別市で中1男子生徒が飛び降り自殺!原因は部活でのいじめ?知っておきたい自殺のサインと、いじめの背景にある本当の理由

自分が辛いから。

自分自身の価値を見いだすことができないから。

だから誰かを否定・攻撃することで「自分のほうがマシだ」と自己肯定する。

・・・そこには、そんな歪んだ心理も見て取れますね。

つまり、ありのままの自分を認められない「自己肯定感」の低さがいじめを引き起こすと言っても過言ではないのです。

今回の加害者もまた、子どものいじめのように、自分自身の中に満たされない”何か”を抱えていて、路上生活者に危害を加えることでそのフラストレーションを晴らそうとしていたのかもしれません。

ツラい心が新たな暴力を生む、そのネガティブな連鎖がコロナ渦で加速してしまうのではないか・・・と、個人的には強い危機感を覚えます。

まとめ

東京・渋谷区の路上で64歳の女性が何者かに頭を殴られて死亡した事件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2020年11月16日、東京・渋谷区幡ヶ谷のバス停で住居不定・職業不詳の大林三佐子さん(64)が何者かに頭部を殴られて死亡した
  • 防犯カメラの映像から、中年とみられる男の犯行と見られている
  • 路上生活者を狙った暴行殺人は過去にも度々起きており、その根本には加害者側の「怒り」や歪んだ心理が見て取れる

大林さんがどのような経緯で路上生活に至ったのかはわかりませんが、路上生活者の中には精神的な疾患を患っている方も多いという調査結果もあります。

時に人に対して攻撃的な行動に出てしまうこともあるため、漠然と「ホームレスの人は怖い」という先入観を持っている方も多いかもしれません。(特に子どもは)

しかし、いきなり暴力を振るわれたり、寝ているところに花火をぶち込まれたり・・・と、怖い思いをしているのはむしろ彼らのほうなのです。

そこには、「よくわからないから怖い」「怖いから、攻撃したくなる」という心理も見て取れますね。

「社会的弱者」という、ちょっと”上から目線”のキレイめな言葉でひとくくりにしていることも、こういった心理をあおる要因になっているのではないかと個人的には思います。

今回のような事件を連鎖させないためにも、「路上生活者は怖い人でも、悪い人でもない」「ホームレスもまた、一つの”生き方”のスタイルに過ぎないのだ」ということを子供の頃から教えていくことが大切ですね。

一生懸命働いてきたけれど報われず、安心できる居場所を失ってしまう。

それは、長い人生の中で誰にでも起こり得ることです。

理不尽な暴力が繰り返される世の中であってはいけない!・・・と強く思います。

改めまして亡くなった大林さんのご冥福をお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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