自殺

神戸市西区の高齢者福祉施設で小5男児が屋上から飛び降り。自殺か?原因は何?言いたいことを言えるようになるコミュニケ―ション法で子供の自殺をブロックしよう

神戸市西区 自殺

今日取り上げるのは、神戸市西区の高齢者福祉施設の敷地内で、市内の小学5年の男児(11)が倒れているのが発見された事件についてです。

男児は施設屋上の転落防止用フェンス(高さ約1・5メートル)をよじ登った形跡があったとのこと。

神戸西署は、屋上から飛び降りた可能性が高いとみて調べています。

わずか10年の人生に自らピリオドを打つほど辛いこととは、どのようなことだったのか。

事件の概要についてまとめると共に、10代の自殺に見られる傾向や、言いたいことを言える関係を築くためのコミュニケーション技術についても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

神戸市西区 小5男児飛び降り自殺の概要は?

事件について報じた読売新聞の報道内容を元に、概要をまとめます。

2020年11月19日午前0時15分頃、神戸市西区の高齢者福祉施設の敷地内で、市内の小学5年の男児(11)が倒れているのが発見された。

男児は病院に搬送されたが、死亡が確認された。

施設屋上の転落防止用フェンス(高さ約1・5メートル)をよじ登った形跡があり、神戸西署は、屋上から飛び降りた可能性が高いとみて調べている。

男児の行動歴

  • 男児は11月18日午後2時半頃に学校を出た後、行方が分からなくなり、父親が同10時半頃、神戸西署に行方不明者届を出し、署員らが捜していた。
  • 施設の防犯カメラには、男児が同日夕、建物の非常階段を1人で上がっていく様子が映っていた。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/1f3e4cd0010b45d388b08313338d41ac4e5e6b85

昨日の記事でもご紹介しましたが、2020年は月1500人ペースで自殺者が出ています。

西武新宿線で人身事故!女子高生がはねられて死亡。自殺?「逃げたい」と思った時に役立つ哲学的な考え方とは?

とりわけここ数年で深刻なのは、10代の自殺が非常に多くなっているということです。

2019年の内訳をみてみましょう。

10代の自殺者 2019年の内訳

  • 小学生が4人
  • 中学生が91人
  • 高校生が222人

自殺の要因(複数回答)

  • 「家庭の不和」が33人
  • 「進路の問題」が32人
  • 「父母などの叱責」が31人
  • 「いじめ」が10人
  • 最も多かったのは「不明」の188人(全体の6割近く)

引用 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201023/k10012676571000.html

今回亡くなった男児は、どんな事情を抱えていたのか。

学校や家庭が全てだったであろう彼にとって、安らげる場所はどこにもなかったのかもしれません。

悲しいニュースに、ネットでも多くのコメントが寄せられていました。

(Yahoo!ニュース コメント欄から引用)

小5で自殺を選ぶなんてよっぽど辛いことがあったんだろうな。
私も小学生のときクラスの男子にいじめられて辛い時期があったけど、担任の先生がクラス会で解決してくれて次の日からびっくりするほど普通になり、それから普通の日々を送ってます。
この子を救ってくれる大人がいなかったことが悲しいし、何が原因かは分からないけど辛いことから逃げることが出来たらよかったのに。
自分も親友が小4の夏にマンションの10階から自殺した、前の日も当日も毎日遊んでいたし、みんなから好かれている子だった。
事件当初はその子の親から行方が分からないって連絡があって、一緒に遊んでたのは昼までだから分からないって言ったけど心配で一緒に探してたんだけど見つからなくて、その日の夜にマンションから飛び降りたらしい。
理由は今もわからないが、もしあの時に戻れるなら昼に帰らないで夕方まで一緒に遊んでまた明日って
すれば良かったな。
ただ願うのは生まれ変わったらまた友達になりたいな。
顔見知りの小学生が投身自殺をした事がある。同じ小学校の保護者や近隣住民は、面白いほど、不審者が突き落としたんだとか事故だと言って自殺であることを否定しようとしていた。大人は小学生が自殺するなんて理解できないし、理解しようともしない。でも、多くの子供達はその子は自殺したんだという事実を受け入れていた。
小学生でも自殺はする。

現場について

男児は神戸市西区の高齢者福祉施設の屋上から飛び降りた可能性が高いとみられています。

子どもの自殺を防止したい!言いたいことを言える関係を築くコミュニケーション法

学校で何かあったのか、それとも家庭問題か。

原因はわかりませんが、今回のような悲しい出来事があった時によく言われるのは、「誰かに相談できれば良かったのにね」という意見です。

しかし、実際は親にも友達にも学校の先生にも言えず、一人で抱えてしまう子が多いですよね。

それはもしかしたら、大人も子どもに対して本音を言えない関係になっていることも一因かもしれません。

例えば、ヤフコメにあったコチラのコメント。↓↓

俺もその昔、小4の頃、クラスでいじめられ、家でも親に叩かれ怒られで、それが毎日だった。やがてよく行くデパートの屋上から飛び降りて死にたいと思うようになった。そして決行の前の晩、テレビでちょうど自分と同じ10歳が飛び降り自殺した再現ドラマをやっていた。その時母親が「お母さんはお前がこんな風になって死んだらやりきれないよ。何のために金と時間をかけて育てたのか、いじめで死ぬなら、相手の親も同じ思いにしておくれ、お母さんは耐えられないよ」そうか親の本心はこれだったのか、憎くて叩いて叱ってるんじゃなかったのか。初めて親の愛情がわかった。で、その後猛勉強して、大手予備校首席、T大理系突破と親孝行した。あの時死ななくてよかった。

ふとしたきっかけで、親が本音を打ち明けたことが、こんな風に子供に”気づき”を与えられることもあるのです。

お互いに言いたいことを言える関係を気付くためには、普段からどんなことを意識すれば良いのか。

以前の記事でもご紹介しましたが、心理学の世界で今ホットな「アサーション」という技術に一つのヒントがあるように思います。

言いたいことは言う。でも相手を傷つけない。

それがアサーションの技術です。

DaiGoさんの動画の内容をまとめてみましょう。

  • 「自己尊敬」(人並みに自分を認める能力)とは、「自分には周りの人と同じように権利がある」「自分の尊厳を守る権利があるんだ」と思えること。
  • このレベルが高い人は、時間が経てば経つほどアサーション能力が上がり、言いたいことが言えるようになる。

つまり、

言いたいことを伝えてそれが認められると自己尊敬のレベルが上がる ⇒ アサーション能力も上がって、相手を傷つけずに自分の気持ちを伝え合える良い循環を作れる

ということです。

では、「アサーティブな会話」とは具体的にどのようなものなのか。

コチラの動画はその具体的な方法がコンパクトにまとめられているのでとても参考になります。↓↓

目標は、「私もOK、あなたもOK」なコミュニケーションを目指すこと。

子どもに対してはついイライラして「あなたもOK」をすっ飛ばしがちになりますが、この会話術を意識していれば自然とお子さんの「自己尊敬レベル」が上がって、必要な時に言いたいことを言えるような関係を築くことができるでしょう。

まとめ

神戸市西区の高齢者福祉施設で、小学5年生の男児が屋上から飛び降りた事件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2020年11月19日、神戸市西区の高齢者福祉施設の敷地内で、市内の小学5年の男児(11)が倒れているのが発見された。
  • 男児は、施設の屋上から飛び降りた可能性が高いとみられている
  • 子どもの自殺を防止するためには、言いたいことを言える関係を築くための具体的な努力をすることが必要である

世の中は広く、人生の選択肢はいくつもあります。

覚悟さえできれば、正直、なんとでもなるんじゃないか・・・と思えるのは、私が大人だからなのでしょう。

学校と家庭しか行き場がなく自由になるお金もない小学生にとっては、狭い教室と自分の部屋が全てだったのかもしれません。

少年が暗い屋上で最後に何を思ったのか・・・、想像すると胸が苦しくなりますね。

改めまして亡くなった男児のご冥福をお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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