自殺

西武新宿線で人身事故!女子高生がはねられて死亡。自殺?「逃げたい」と思った時に役立つ哲学的な考え方とは?

西武新宿線 女子高生自殺

今日取り上げるのは、埼玉県川越市大塚新町の踏切で、市内に住む女子高校生(18)が西武新宿線 本川越駅発 西武新宿駅行き準急電車にはねられ死亡した事故についてです。

亡くなった女子高生は、踏切内に座り込んでいたとのこと。

10代の若者が自ら死を選ぶという悲しいニュースが今年になって増えているように感じますが、この女子高生も自ら死を選んだのでしょうか。

事故の概要についてまとめると共に、「自殺」を思い留まるための哲学的な考え方についても見ていきたいと思います。

最後までお付き合いください!

埼玉県・川越市 女子高生人身事故の概要は?

事故について報じた埼玉新聞の報道内容を元に、概要をまとめます。

2020年11月17日午前4時55分頃、埼玉県川越市大塚新町の踏切で、市内に住む女子高校生(18)が西武新宿線本川越駅発西武新宿駅行き準急電車にはねられ死亡した。

事故直後に「踏切に座り込んでいる女性がいる」と110番通報があった。

乗客、乗員にけがはなかったが、事故で同線は最大79分の遅れが生じ、約1500人に影響が出た。

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/3a4c5609d027bb26fe7ceeb54019790b19e3c88e

コチラの記事でも書きましたが、2020年は今のところひと月当たり1500人を超える方が自殺で亡くなっている計算になります。

東武伊勢崎線谷塚駅構内で18歳女性が電車に飛び込んで死亡。1ヶ月当たりの自殺者数はコロナの死亡者を超えている現実。「消えたい」と言われたらどう返せばその人を救えるの?

どんな年齢層の方が亡くなっても、家族の悲しみやショックは察するに余りありますが、それがまだまだ未来ある10代となるとなおさらのこと。

ネットでも、日本の未来を案ずる書き込みが多くみられました。

(Yahoo!ニュース コメント欄から引用)

高校生くらいの若い方が電車に飛び込む悲しいニュースもよく聞くようになりましたね。推測の域は出ませんが、就活苦、いじめ、虐待、様々な問題がありますが、相談できる様な信頼できる人も身近にいなかったのかもしれません。御冥福をお祈り致します。
コロナ以前から若者の自殺は増加傾向にあった
コロナ以降具体的には7月以降、若者の自殺は急増傾向になっている。
内定率も6割台に落ちた。失業者も増えた。病気は流行っている。

こんな状況が続いたら日本は推定値よりも早く誰もいなくなるぞ。

逃げればいい…と沢山のコメントあるけど究極に追い込まれた人に逃げ出せる気力なんてないんだと思う。生きていれば何とかなるは根性論。
立ち止まれたり逃げ出せる人は余裕のある人。
この世の中逃げ出したり、立ち止まったりしてしまうとやり直すのに倍以上の時間が必要になったり。今まで積み上げてきた世間の目は全て失ってしまう。
本当は今まで積み上げてきた努力は事実だから自分の中にあるから消えないんだけどね。

マラソンだってそう。
体調不良により途中棄権した場合その選手の勇気を讃える人がどこまでいるのだろうか。
仕事だってそう。
精神的苦痛で限界になり休職した人が出世出来るのだろうか。精神的苦痛で限界になり仕事バックれてしまった人が同じ業種で働けるのだろうか。年齢や業種によっては復帰は難しい。

疲れたから休んだり逃げる、復帰したら遅れを取戻す…そう簡単に出来る世の中じゃないし難しいよね。

事故現場について

事故は埼玉県川越市大塚新町の踏切で起きました。

逃げてもいい!哲学から学ぶ「死にたい」の対処法

「辛かったら逃げてもいい」という意見に対して、「本当に追い詰められている人は逃げる気力さえない」という意見もあります。

確かにその意見はごもっともで、逃げる方法を模索するエネルギーさえないから最悪な選択肢を選んでしまうのかもしれません。

ただ、コチラ↓↓のコメントにもあるように、精神状態が正常な時から「逃げる」という選択肢があることを知っておけば結果はまた違ってくるのではないでしょうか。

自殺を防ぐのに、「苦しいことから逃げてもいいんだよ」「辛いことがあるなら話を聞くよ」というのは、それはそれで正しいと思う。ただそれは、苦しむ前から(遅くともそういう事象が発生し始めた段階から)伝えておかなければならないと思う。本当に死を選ぶ段階に達したら、周りの言うことは届きにくくなってしまうから…。
周りにいる大切な人を自殺させないために、普段から気にかけて、小さなことでもその人が苦しんでいるときは、そこから解放してあげられるように接してあげて欲しい。
周りがそれを許して、受け入れてくれる環境になければ、逃げる勇気を持つことも難しいから、そういう逃げ場をつくってあげて欲しい。
相手が未成年の場合は特に…大人と違って、仕事とか家庭とか、守るべきものがあってそれが抑止力になる可能性は少ないから…。
大切な人を守るには、守る側も心に余裕が必要だから難しいかもしれないけど…。(長文失礼)

ともすれば日本では、「体調が悪くても休めない」「風邪くらいで休んではいけない」と考える風潮がありますよね。

コロナの影響でその考え方自体が見直されつつありますが、こういった根性論が根付いているからこそ「逃げる」という選択をできずにギリギリまで追い詰められてしまう方が多いのではないでしょうか。

もし今、「生きるのが辛い」「自分が生きてる意味ってあるのかな」と人知れず悩みを抱えているのであれば、ショーペンハウアーの『自殺について』を漫画化したコチラの本をお手に取ってみてください!

ショーペンハウアー 自殺について ショーペンハウアー 自殺について

引用 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58467?page=4

哲学では、自殺は人間の「自由」の最後の選択肢であり、希望が完全に断たれた時、最後の自由(自己選択・自己決定)の行使だとして承認されています。

しかし、よくよく読んでみると(ちょっと難しいですが)、結局のところは「自殺してもいいことはない」「生を超越すべきだ」みたいな結論に至ります。

要は「生きたほうがいいよ」ということなんですよね。

「哲学では自殺を否定しない」と言われると、自殺を考えている方も最初はちょっと面食らってしまうかもしれません。

「え、止めないの?」「説教しないの?」と。

しかし、ストレートに「自殺はダメだ」「そんなこと考えるべきじゃない」と言われるよりも、こうして難しい論理をもって回りくどく説明されたほうが、かえって説得力がある・・・というよりも「いやいや、そんな難しく言わなくってもいいですよ。もうわかりましたから」と開き直れるんじゃないかという気がします。

本当に苦しいときには本を読む気にもなれないでしょうから、まだ少しでも気持ちに余裕がある今、ぜひこういった本を手に取ってみて「死」という答えのない問題に向き合ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

埼玉県川越市で、18歳の女子高生が電車にはねられて死亡した事故についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 2020年11月17日、埼玉県川越市大塚新町の踏切で、市内に住む女子高校生(18)が西武新宿線本川越駅発西武新宿駅行き準急電車にはねられ死亡した
  • 令和2年度はひと月当たり1500人を超える方が自殺で亡くなっている
  • 哲学では自殺を否定していないが、まわりくどく「生きたほうがいい」と説得している

亡くなった女子高生がどのような理由で踏切内に入ってしまったのかはわかりません。

学校で何かあったのか、それとも家庭内での問題か、それともコロナに伴う就職関係の問題なのか。

もしかしたら、その場限りの慰めも、哲学も、どんな人の言葉も彼女の心にはすでに届かなかったかもしれません。

「逃げてもいい」と言われても、未成年の場合は「逃げるって、どこへ?」という問題もありますよね。

大人なら、覚悟さえあればどうにか人生はリセットできます。

しかし、10代の場合はそう簡単にはいかないでしょう。

学校からは逃げられても、家庭からは逃げられない。

「逃げたい」と思った場合の”逃げ先”を一緒に考えてあげること、用意してあげることが、自殺対策において本当に必要なことなのかもしれませんね。

改めまして亡くなった女子高生のご冥福をお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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