今日、取り上げるのは、熊本市で身元不明の女性の遺体が派遣された事件についての続報です。
この事件では、熊本大学研究員の楢原知里さん(35)が亡くなり、熊谷和洋容疑者(67)が逮捕されています。
熊谷容疑者は、楢原さんが住んでいたマンションの元清掃員。
その後の調べで、二人は顔見知りで、二人の間には携帯電話の通話履歴も残っていたことがわかりました。
ただ、二人がどこまで親しい間柄だったかは分かっておらず、いまだ謎の多い事件です。
熊谷容疑者に前科があったことや、「元ホームレス」という情報があるのも気になりますね。
今回は、事件に関して新たにわかった情報をまとめると共に、暴走しやすいシニアの恋愛感情についても見ていきたいと思います。
最後までお付き合いください!
本当に”知り合い”だったの?通話の記録は一方的。
事件についての概要はコチラの記事でまとめています。
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今回は、新たにわかった事実を整理してみましょう。(参考:週刊女性PRIME、共同通信)
事件の概要
- 2020年9月7日の朝、熊本市のマンションの側溝で身元不明の女性の遺体が発見された
- 警察は似顔絵を公開して捜査していた
- テレビを見た母親が警察に連絡したことがキッカケで、遺体は楢原知里さん(35)のものと判明した
- 楢原さんは、遺棄現場そばの熊本大学の研究員で、死因は首を絞められたことによる窒息死だった
- 犯行は台風が迫る6日夕方から深夜にかけてと見られ、着衣に乱れはなく、抵抗した痕跡もなかった
逮捕された容疑者について
- 逮捕された熊谷和洋容疑者(67)は、遺体が捨てられていたマンションの住人で、楢原さんが住んでいた近くのマンションの元清掃員だった
- 犯行後、前に住んでいて土地勘のある熊本北部に逃走したが、12日に死体遺棄の疑いで逮捕された
- 死体遺棄と殺害についても認めているが、動機や殺害場所についてはまだ明らかになっていない
- 熊本市内でホームレスをしていた時期があり、2007年には市内の百貨店で芸能プロダクション社長と名乗り、3000円の寸借詐欺をして逮捕されたこともある
- 約7年前に病気を患い病院に担ぎ込まれ、今回の現場マンションの部屋に住むようになった
二人の関係性について
- 容疑者は楢原さんの連絡先を知っていて、2人は顔見知りだった
- 5月以降、数回にわたって楢原さんと携帯電話で通話していたことがわかった
- 1回の通話時間は1~2分程度で、容疑者から発信したケースが多かった
- 事件前1週間では、2人が通話した形跡はなかった
- 楢原さんの携帯は見つかっていない
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/f47547c5540861d772d9e2fbf9ab27e36e3a1f48
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/6d8418b2ee70f032ff389d61e800310efb9f4815
参考動画はコチラ↓↓
亡くなった楢原さんはとても親切で、研究熱心な女性だったとのこと。
留学生たちにも頼りにされていたそうで、「税金の手続きで困っていた時に助けてもらった」という証言もあります。
しっかり者だった”リケジョ”の楢原さんが、なぜ、全く共通点がなさそうな熊谷容疑者と接点を持ってしまったのか。
「楢原さんは偉そうな人が好きではなく、虐げられた弱者や私のように困っていた人間に心を寄せてくれる女性でした」
このように語る留学生もいることから、何かしらのキッカケで困っていた熊谷容疑者を助け、一方的に好意を持たれてしまったという可能性もありますよね。
通話履歴が、「容疑者から発信したケースが多かった」というのが、それを物語っています。
この続報について、ネットではこんな声が上がっていました。
熊本市研究員殺害事件。
元清掃員の熊谷和洋容疑者に殺害された楢原さんの学歴が凄い。無職の落ちぶれ浮浪者とは天と地の差
楢原知里(ならはらちさと)さんの出身高校・大学判明「友人からみた人物像」熊本市研究殺害 https://t.co/senkaoIjC2
— 気にまとまと (@XmSbpe5Rm6wU4WH) September 14, 2020
熊本大女性研究員が殺害された事件で遺体遺棄現場付近に住む無職・熊谷和洋容疑者67歳が逮捕された。まだ犯行理由についての情報はないが、社会に役立つ研究をしているであろう35歳の研究員の人生を老い先短い無職の67歳の男によって一方的に奪われるのはなんとも理不尽である。
— 小言の唄 (@N_poruto) September 12, 2020
「『不動産を持っていて金もある。研究を支援したい』と言って女性に近づいた」
女性研究者をとりまく厳しい環境を思うと、このような甘言で女性に近づき殺した熊谷和洋容疑者(67)に怒りがわく https://t.co/W1RQpvNWsl
— クロ…ブルグya (@onverra_m) September 18, 2020
熊本大研究員の上級国民である楢原知里さんと、元清掃員で無職の廃人が連絡先交換で来たのか?
応えは熊谷容疑者の前科にもあるように口が達者で息をするように嘘を付ける。熊谷和洋は2007年に犯罪・前科有!顔画像「わいせつ目的か熊本大学殺人事件」 https://t.co/ObVAG1fs3v
— 気にまとまと (@XmSbpe5Rm6wU4WH) September 13, 2020
女性は油断しちゃだめ!シニア男性の暴走が怖すぎる
筆者もマンション住まいですが、確かに清掃員さんとはよく顔を合わせる機会もありますし、言葉も交わします。
廊下や駐輪場で会った時に世間話をすることもあるので、住人と親しくなることがあっても不思議ではないでしょう。
また、熊谷容疑者がそうであったように、マンションの管理人さんや清掃員さんはシニアの方が多いですよね。
一線を退いた後のアルバイトで・・・というケースも多いです。
そうなると、若い女性は特に「ま、おじいちゃんだし」「親しくなっても、別にストーカーとかにはならないだろう」と油断してしまうでしょう。
実はその油断が危険!
人当たりのよさそうなおじいさんが、危険なヤバ男に豹変してしまうケースもありますので気を付けましょう。
⇒ 参考:【暴走する老人の愛と性欲】職場の高齢男性にガチ恋されてしまった体験談がなかなかにキツかった
いかがでしたか?
あくまでも憶測ですが、もしかしたら楢原さんもこの漫画の主人公のように最初は油断してしまったのかもしれません。
また、「ストーカー加害者の約1割は60歳以上」という衝撃的なデータもキャッチしましたのでご紹介します。
- 日本の総人口は前年よりも27万人減少しているが、高齢者は、44万人も増加している
- 心も体も元気な今のシニア世代は、恋愛を楽しむ人も多い
- シニア世代は、時間に余裕があるので、ストーカー行為などにも発展しやすい
- ストーカー加害者の約1割が60歳以上というデータもある
引用 https://news.1242.com/article/161507
経験上、おじいちゃんたちは犬の散歩をしている時でも気軽に話しかけてくる方が多いです。
ほのぼのした雰囲気につられてつい長話をしてしまったりすることもありますが・・・、仕事で現役を退いたからと言って”オス”の本能がなくなったわけではありません。
女性のみなさん、シニアだからといって安易に連絡先の交換などはなさならないほうが身のためです。
まとめ
以上、熊本市のマンションの側溝で女性の遺体が見つかった事件の続報をお届けしました。
ポイントを整理します。
- 熊本市のマンションの側溝で発見された遺体は、熊本大学研究員の楢原知里さん(35)のものと判明した
- 逮捕された熊谷和洋容疑者(67)は、楢原さんが住んでいた近くのマンションの元清掃員だった
- 二人には面識があり、通話履歴もあった
- シニアは恋愛において暴走しやすく、ストーカー化のリスクが高い
このところ、高齢男性のショッキングな事件が続いています。
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少子高齢化の加速が社会的な問題となっている日本ですが、こういった面でもじわりじわりとその弊害が生じ始めているのかもしれませんね。
就職活動で散々、憂き目に合ってきて、やっと結婚、子育て。
ひと段落したなと思ったところで、今度は親の状態にも目配りしなければいけないのか・・・と考えると、氷河期世代の世代のみなさんはこれまたどんよりした気持ちになるのではないかとお察しします。
改めて、亡くなった楢原さんのご冥福をお祈り申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました!