今日、取り上げるのは、埼玉県所沢市起きた母娘の刺殺事件についての続報です。
この事件では、高校1年生の堀初寧さん(15)が亡くなっています。
母親も近くで刺されて倒れていたことから、母と娘の間でなんらかのトラブルがあったのではないか?と考えられていたこの事件。
その後の調べで、母親である無職堀聖子容疑者(52)が初寧さんを刃物で突き刺して殺害したことが明らかとなりました。
初寧さんの身体には複数の傷があり、また堀容疑者自身にも複数の刺し傷があったとのこと。
2人の間に何があったのか。
今回は、事件に関して新たにわかった情報をまとめると共に、関わりの難しい反抗期の娘との付き合い方についても見ていきたいと思います。
最後までお付き合いください!
目次
刺し合ったのか?それとも心中か。母親の気持ちが分かり過ぎる!という声が多数
事件についての概要はコチラの記事でまとめています。
埼玉県所沢市で殺人事件?高1長女と母親が血まみれで発見、娘は死亡。殺人か、心中か?母娘にありがちなトラブルとは。
今回は、新たにわかった事実を整理してみましょう。(参考:テレ玉)
- 所沢市狭山ケ丘の無職堀聖子容疑者(52)は、8月17日から18日の間に自宅で、長女の初寧さん15歳の上半身を複数回刃物で突き刺し、殺害した疑いがある
- 堀容疑者の上半身にも複数の刺し傷があり、病院で治療を受けていた
- 堀容疑者は「娘を刺した」と容疑を認めていて、警察で犯行の詳しい動機を調べている
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/5b14502ed7a21f75d70c17fe708a4ec2045c41d8
参考動画はコチラ↓↓
続いて、容疑者についての情報です。
名前 堀聖子
年齢 52歳
職業 無職
住所 埼玉県所沢市狭山ケ丘
Facebook 同姓同名のアカウントは複数ありましたが、本人のものと特定できるアカウントはありませんでした。
東京に出張に行っていた夫が帰宅したところ、妻と娘が血だらけで倒れていたという事件。
争った形跡はないということなので、母と娘でトラブったというよりは母親の一方的な無理心中であった可能性が高いように思われます。
その原因は何か。
今の段階では分かっていませんが、その刃を夫ではなく娘に向けていることから考えると、夫の浮気などではなく娘との親子関係に何らかの悩みを抱えていたのではないかと推測できます。
筆者も娘を持つ身として、正直なところ他人事とは思えません。
ネット上でも、母親に対して共感的な声が多く上がっているのが印象的です。(Yahoo!ニュース コメント欄から引用)
同性の母からしたら、親子ではなく女同士の戦いになる。
怒らない様にと思っていると見下して来るし、子供によっては「1言えば100返って来る」的な態度で言い返して来る。 さも、自分一人で大きくなった様な態度に、母だって反撃したくなるのは、凄く良く分かる。
家庭の事情はそれぞれ。 この事件の家庭の事情は分からないけど、もし、毎日頑張っている母に対して、見下した言葉等を投げ掛けてしまったなら…
母の中で、箍が外れてしまったのかも知れない…。
カッとなった一瞬の感情に流され、包丁を手にしてしまったのかも知れない。
だから、自分にも刺し傷があったんだろう…。
真相は不明だけど、何だか同情してしまう事件…。
理由はハッキリとは言わないけど、なんとなくはわかっていたからその原因を断ち切るための提案をすると親子バトル勃発。
意見の違いからの言い合いは数知れず。
あくまでも娘を守りたい気持ちからの口喧嘩。
結局、娘の意思を尊重して母は見守るだけ。
ギリギリまで我慢。ひたすら我慢。
無事に通り過ぎることができた。
それと同性同士の親子は、妙に遠慮がない部分もあり、娘さんは自立はまだなのに、母を下に見る年齢の頃もあるし、母は娘を所有物みたいに思っていたり‥極端になると悲劇に。一歩手前は意外とあるんじゃないかな。親しきなかにも礼儀あり、適度な距離、過干渉はしない、お互いを個人として尊重する等‥意識していないとキツイ。カウンセリングを受けるとかいい方法はなかったのか、悔やまれる。とても悲しい事件だと思います。
問われる罪は?
今回、堀容疑者は「殺人」の容疑で逮捕されています。
(殺人)
第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。(引用元:刑法第199条)
どう接するのが正解なの?思春期の娘との関わり方が難し過ぎる!
前回の記事でも書きましたが、難しい年齢の子供(特に娘)との関わりにはある程度の「わりきり」「開き直り」が必要です。
Yahoo!ニュースのコメント欄にあったコチラの書き込みを見て、改めてそう感じました。
子を産めば親になれる訳じゃない。
俺は中学入学式の帰りに母親から
「私とアナタの関係は血の繋がった他人である事を忘れないで」
と言われ良くも悪くも距離を持って接する様になれました。
母親には子供をまっとうな大人に育て上げる義務と責任がありますが、そのために自分の心身がボロボロになるまで悩んだり自己犠牲的になる必要はありません。
「私は母親だけど、その前に一人の人間なんだ。私には私の人生があるんだ」というその感覚は、どんな時も忘れてはいけないのだと思います。
難しい思春期の子供との関わり方についてとても勉強になるサイトを見つけましたのでシェアしたいと思います!
思春期の子供を持つ親が大切にすべき4つのこと
- 「子どものチカラを信じる」こと
- 「子どもから逃げず」に向き合うこと
- 子どもにとっての「社会のウィンドウ」になること
- 「笑っている親」でいること
引用 https://children.publishers.fm/article/8002/
どれも私にとっては難しいことばかりですが、特にガツンときたのは4つ目ですね。
正直、子供と一緒にいるとしかめ面をしたり眉をひそめたり、泣いたり・・・と、笑顔とは程遠い顔をしていることが多い気がします。
しかし、だから余計に子供も「なんでそんな顔で私を見るの?」と思うのでしょうね。。
「笑う門には福来る」という言葉があるように、やはり笑っていたほうが自然と子供も気持ちがほぐれてイライラが収まるところはあるんだろうと思います。
別に楽しいことがなくても笑う!
イライラしたら、むしろ口角を上げる!!
激怒しそうになったら爆笑する!!!
そのくらいの意識で、辛い思春期を乗り切っていきたいものです。
まとめ
以上、埼玉県所沢市で起きた女子高生の殺人事件についてまとめました。
ポイントを整理します。
- 所沢市狭山ケ丘で血だらけの母と娘が発見された事件で、母親である堀聖子容疑者が「娘を刺した」と供述している
- 亡くなったのは長女の初寧さんで、堀容疑者は夫の留守中に無理心中を図った可能性が高い
- 思春期の親子トラブルには、適度な心理的距離感が必要である
夫の留守中の出来事だったということで、夫に対する当てつけのようにも思えるこの事件。
子育てを自分に任せきりで好きなことをしている夫に対しても憎しみがあったのか?
もしかしたら、娘を溺愛して甘すぎる夫に対して見せしめのような気持もあったかもしれません。(娘を持つ母としてその気持ちがものすごくわかり過ぎて辛いです・・・)
改めまして、亡くなった初寧さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
ここまでお読みいただきありがとうございました!