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「マークイズ福岡ももち」で殺人事件発生!自称15歳の少年が20代の女性を包丁で刺殺。二人の接点は?少年に課せられる罪は?通り魔 殺人 心理から見えてくる動機とは?

マークイズ 福岡ももち 殺人事件

今日取り上げるのは、福岡市中央区の大型商業施設「MARK IS(マークイズ)福岡ももち」で、20代の女性が15歳の少年に包丁で刺されて死亡した事件についてです。

アルバイト、吉松弥里さん(21)が亡くなり、自称15歳の少年が銃刀法違反容疑で現行犯逮捕されました。

使用した包丁は、刃渡り18.5㎝もあったとのこと。

このような凶器を15歳の少年が持ち歩いてウロウロしていたというのは、どのような動機があったのでしょうか。

2人の間には面識はなかったということですから、通り魔的な犯行である可能性も考えられますね。

事件の概要をまとめると共に、未成年者が事件を起こした場合のその後の処遇、また、通り魔殺人を起こす犯人の心理についても見ていきますので最後までお付き合いください。

福岡市中央区 商業施設「MARK IS」通り魔殺人事件の概要は?

事件について報じた毎日新聞の報道内容を元に、概要をまとめます。

  • 2020年8月28日午後7時半頃、福岡市中央区地行浜2の大型商業施設「MARK IS(マークイズ)福岡ももち」の1階の女子トイレでで20代の女性が血を流して死亡しているのが発見された
  • 同じ頃、マークイズで「刃物を持った男性がいる」と110番があり、1階で刃渡り18・5センチの包丁を持っていた少年を警備員が取り押さえた
  • 少年は自称15歳で、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された
  • 女性の身元は、同市南区若久3、アルバイト、吉松弥里(みさと)さん(21)で、上半身には刃物で刺されたとみられる傷が数カ所あった
  • 2人に面識はなく、現場の血痕などの状況から吉松さんは1階の女子トイレで少年に突然包丁で刺された可能性がある
  • 少年は逮捕直後、興奮した状態でつじつまの合わない受け答えをしていたが、一夜明けた29日は徐々に落ち着いてきているという

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/4d344957f98be6b40a9ecf5c0b80b3b99a508197

参考動画はコチラ↓↓

若い女性が突然刺されるという事件は過去にも度々起こっています。

記憶に新しいところでいえば静岡県沼津市の事件がありますが、こちらは二人の間に面識があり、容疑者側が一方的に想いを寄せていたというパターン。

堀藍容疑者はやっぱりストーカーだった!静岡県沼津市の女子大生殺人事件の背景にSNSトラブル?困った時はココに相談!

一方で今回の事件は全くの他人だった可能性が高いので、完全に通り魔的な犯行であると推測されます。

容疑者が本当に15歳なのであれば、逮捕・拘留などについては成人と同様の手続きが取られるでしょう。

また、不起訴処分が存在せず、家庭裁判所へ全件送致されるというのが特徴的な処遇です。

逮捕された後、どうなるの?成人と未成年の処罰の違い

罪を犯した人物を裁く上で、「14歳」というのは一つ大きな区切りとなります。

ここでは、法律の専門家のコラムを元に、「14歳未満」と「14歳以上」に分けて処分のプロセスをまとめてみたいと思います。

14歳未満の場合
  • 刑事責任能力がないとみなされるため、刑罰を科されたり、罪に問われたりすることはない
  • 逮捕もできないため、代わりに保護を行うことになる
  • 児童相談所への通告が行われ、状況によっては児童養護施設や児童自立支援施設へ入所することになることもある
14歳以上の場合(※今回の犯人もここに当てはまります)
  • たとえ被疑者と示談が成立していたとしても、家庭裁判所へ送致される
  • 家庭裁判所で下される判断は基本的に「観護措置(収容観護)」または「在宅観護」にするかのふたつ
  1. 観護措置・・・原則2週間、最長で8週間、少年鑑別所へ収容
  2. 在宅監護・・・身柄は釈放されるが、引き続き調査は行われる

調査が終わると、審判(いわゆる刑事裁判)を行う必要があるかどうかが判断される(※少年審判の必要がないと判断されれば、その時点で釈放)

引用 https://fukuoka.vbest.jp/columns/criminal/g_young/1105/

さらに、家庭裁判所での審判の結果、下される処分は大きく分けて次の5つ。

ただし、成人の事件とは違って、少年事件では「処罰」ではなく、あくまで少年の育成や矯正を目的としています。

少年審判の処分内容
  1. 不処分・・・処分の必要がないと判断→→身柄も釈放される
  2. 保護観察処分・・・自宅に戻され、日常生活を送りながら家庭内での更生を目指す
  3. 更生施設への送致・・・自宅での保護処分や、通常生活を送りながらの更生が難しいと判断されると、児童自立支援施設や児童養護施設、少年院送致が行われる
  4. 試験観察・・・家庭裁判所での判断がまだできない場合、一定期間、社会復帰をさせて生活態度を観察する
  5. 検察官への逆送・・・殺人事件などの凶悪事件を起こしたときは、刑事処分が相当と判断されることがあり、成年事件と同様の刑事裁判手続きへ至るケースが中心

引用 https://fukuoka.vbest.jp/columns/criminal/g_young/1105/

今回はどのような処分になるかわかりませんが、「刺した後は驚くほど無表情だった」という目撃情報もありますし、精神鑑定にかけられる可能性もありますね。

今回の事件について、ネットではこんな声が上がっていました。

問われる罪は?

今回、少年は「銃刀法違反容疑」で逮捕されています。

(所持の禁止)
第三条 何人も、次の各号のいずれかに該当する場合を除いては、銃砲又は刀剣類を所持してはならない。
・・・以下、省略

(引用元:銃刀法第3条

殺人の容疑が固まれば、殺人の罪も課せられるでしょう。

事件現場について

事件は福岡市中央区の大型商業施設「MARK IS(マークイズ)福岡ももち」で起こりました。

なぜ?通り魔殺人犯の心理

それにしても、やはり気になるのはその動機です。

もし本当に通り魔的な犯行だったとしたら、そこにはどのような心理が隠されているのでしょうか。

通り魔事件(大量殺人)の心理
  • 大量殺人は、怒りや復讐心が、殺人の動機になることが多い
  • 復讐心が、直接自分の学校や会社の人間など関係者に向くこともあるが、無関係な人々に向いてしまうこともあり、楽しそうにしている場面などが良く狙われる
  • 事前に殺人が計画されることが普通だが、それでも基本的には、感情の爆発による犯行である
  • 大量殺人の犯人は、自分のことも、社会全体も、どうなっても良いと思っており、死を覚悟して犯行に及ぶケースも多い
  • たいていの犯人は、20代から40代の男性で、彼らの多くは、不幸な子供時代を送ってきている
  • 心が深く傷つき、いやされないまま大人になり、脳の傷が衝動的行動に関係している場合もある

引用 http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news2/torima/tairyo.html

今回は「大量殺人」ではありませんが、場合によってはより多くの犠牲者が出ていた可能性もあります。

犯人となった少年が心にどんな闇を抱えていたのか。

「怒り」や「復讐心」があったのだとすれば、それは誰に対して?

まだ自供していないだけで、本当は吉松さんに対して何か個人的な怨恨があったのかもしれません。(殺害の状況から考えると、とても初対面とは思えない)

今の段階では推測に過ぎませんので、今後の調べを待って追記していきます。

まとめ

以上、福岡市中央区地行浜2の大型商業施設「MARK IS(マークイズ)福岡ももち」で起きた20代女性の殺人事件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 福岡市中央区の大型商業施設「MARK IS(マークイズ)福岡ももち」で20代の女性(吉松弥里さん)が15歳の少年に包丁で刺されて死亡した
  • 2人に面識はなく、少年が突然包丁で襲った可能性がある
  • 15歳の場合は家庭裁判所へ送致され、状況によっては成人事件と同じように裁かれることもある
  • 通り魔事件の根底にあるのは怒りと復讐心

少年にどのような事情があったのかわかりませんが、何の罪もない若い女性を巻き込んでしまった罪は大きいでしょう。

Facebookで吉松さんのものと思われるアカウントを見つけましたが(※断定はできないので掲載は控えます)とても利発的で笑顔がまぶしい女性でした。

一瞬で奪われてしまった日常、これからあったかもしれない出会い、ずっと続くと思っていたであろう未来・・・残されたご家族の心中を想うと、かける言葉も見つかりません。

なぜ吉松さんが狙われてしまったのか。

今後の捜査を待って、詳細を追記していきたいと思います。

改めまして、亡くなった吉松さんのご冥福をお祈り申し上げます。

ここまでお読みいただきありがとうございました!