事故

愛知県一宮市の繊維工場で大規模火災!出火原因は男子中学生の火遊び!殺虫剤のスプレーで「火炎放射器」?絶対確認しておきたいスプレー缶の危険性

愛知県一宮市オザワ繊工火災

今日取り上げるのは、愛知県一宮市の繊維加工工場で起きた大規模な火災についてです。

出火原因は、男子中学生2人の殺虫剤スプレーを使った火遊びと見られています。

どこの家にも1本はあるであろう殺虫剤のスプレーが、どう使えばこのような大火災を引き起こしてしまうのか。

事件の概要をまとめると共に、殺虫剤スプレーで起こり得る事故やリスクについても見ていきますので最後までお付き合いください。

愛知県一宮市 繊維加工工場火災の概要は?

事件について報じた東海テレビの報道内容を元に、概要をまとめます。

  • 2020年8月5日、愛知県一宮市光明寺の繊維加工工場「オザワ繊工」で大規模な火災があった
  • 出火の原因は、男子中学生2人(12歳と13歳)の殺虫剤のスプレーを使った火遊びと見られている
  • ケガ人はいなかったが、工場と倉庫およそ3400平方メートルが燃えた
オザワ繊工の小澤俊夫社長談:

「出火原因は子供がそこに火をつけちゃったということみたいですね。蜂の巣か何かがあって、それを殺虫剤でライターを使って、火炎放射器を作ってという風に聞いています」

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/2c0bfb19c0ac27ce14b22978303793f1e3134b26?page=1

参考動画はコチラ↓↓

2人はパレットにできた蜂の巣を駆除しようと、噴射した殺虫剤に火を付け火炎放射器のように使用したとのこと。

それがどれだけ危険な行為か。

実際に実験した画像がありましたので、コチラを見ると分かりやすいかと思います。

スプレー缶の引火実験 スプレー缶の引火実験

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/2c0bfb19c0ac27ce14b22978303793f1e3134b26/images/012

スプレーして、そこに火を点ける。

たったそれだけのことでこんな勢いで火が燃え広がるなんて、この男子中学生たちは思ってもみなかったのでしょう。

運悪く、倉庫に保管されていたのは、およそ300トンの糸。

瞬く間に燃え移り、倉庫全体が炎に包まれるまでわずか10分ほどだったそうです。

問われる罪は?

今回の事件では、犯人が14歳未満ということで刑事責任を問うことができません。

警察は、近く失火の非行内容で少年2人を児童相談所に通告する方針だそうです。

この処遇について、ネットではこんな声が上がっています。(Yahoo!ニュースコメント欄より引用)

2人の保護者は全力で賠償しないといけない。被害者が「諦めるしかない」なんてコメントを言うのは不健康だと思うし、他にも言っているはず。
全責任は、この中学生2人。そこは外せない。どんな実験の内容を織り混ぜても。
刑事責任と民事は別ですよね?
社長さんめちゃめちゃ良い人だけど、親には命がけで賠償してもらいたいですね。
社長さんの下には従業員さんもおられることでしょうし
こういう社長さんのために
寄付金サイトを立ち上げても
いいんじゃないだろうか?

火災保険でカバーするより
中学生の親に賠償請求するのが
いいんだろうけど、それと別で
この社長さんにはサイトが立ち上がったら
僅かでも寄付して頑張って貰いたい。

ニュースでは、工場の社長が「子どもたちがやったことなんで…あきらめるしかないんですけど…。正直悔しいですね」と語る姿も報じられていました。

「自分がこの子たちの親だったらどうするだろうか」と考えると、正直、とても他人事とは思えない事故です。

火災現場について

火災は、愛知県一宮市の繊維加工工場「オザワ繊工」の敷地内で起こりました。

子供に絶対、教えておいて!家にあるスプレー類は危険物です。

工場の社長さんもおっしゃっている通り、この男子中学生たちはこんなとんでもない事故になるとは想像していなかったでしょう。

「その子たちも、こんなとんでもない事故になるとは当然想像してなかったと思うんですけれども、火の取り扱いにはくれぐれも気を付けてもらいたいというふうに思います」

しかし、殺虫剤をはじめ、自宅にあるスプレー缶の類をじっくり見ると「火気厳禁」「火炎に向かって噴射しないで」との注意書きが必ず書いてあると思います。

夏のお供、制汗スプレーにも書いてありますので、親子でじっくりご覧になってみてください!

LPガス注意書き

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/2c0bfb19c0ac27ce14b22978303793f1e3134b26/images/015

例えば、キッチンで母親が火を使っていて、そこに娘がやってきて何気なく制汗スプレーをシューッとやったら引火!・・・なんてこともあり得ないとは言えないのです。

非常に危険な物であるにも関わらず、スプレー缶についてはそのリスクを認識していない方が多いように感じます。

実際、過去にはこのような事故も起きています。参考画像はコチラ↓↓

これは火災ではなく爆発事故でしたが、スプレー缶が原因だったことは共通しています。

  1. スプレー缶には引火性の高い物質が含まれていること
  2. 火の近くで噴霧すれば、火災になる危険性があること

この2点は小さいうちから子供にしつこく言い聞かせて教え込んでおいたほうが良いでしょう。

特に、長い休み中など子供が長時間留守番をするシーズンはこのような事故のリスクも高まりますので親も緊張感を持った見守りが必要です。

まとめ

以上、愛知県一宮市の「オザワ繊工」で起きたスプレー缶が原因の大規模火災についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 愛知県一宮市光明寺の繊維加工工場「オザワ繊工」で、男子中学生の火遊びが原因と見られる大規模な火災があった
  • 蜂の巣を駆除しようと、噴射した殺虫剤に火を付け火炎放射器のように使用したことが原因
  • こういった火災は決して他人事ではなく、スプレー缶の危険性については大人も子供も今一度しっかり認識しておく必要がある

火災を起こした子供たちは、燃え崩れる工場を見ながら呆然として震えていたとのこと。

社長さんは「仕方ない」と言っていましたが、自分ならそんな寛容な対応ができるだろうか・・・と考えさせられました。

一方で、自分の子供が絶対に同じような間違いを犯さないとは言い切れません。

親の責任もありますが、学校でも、理科や化学の時間などを利用してその危険性についてもっと取り上げるべきではないでしょうか。

人によっては学校を卒業して一度も使わずに終わる化学の公式を教え込まれるよりも、今回のような大火災を起こさないための知識を実生活に落とし込んでしっかり身に着けるほうがよっぽど身のためになると思います。

なにはともあれ、死傷者が出なくて本当によかったです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!