事件

山本貢、和希、Facebookは?鹿児島でネグレクト事件!3歳と1歳の姉妹を自宅に放置。夫婦でゆっくりしたかったのか?止められない虐待の連鎖はなぜ起こるのか。

鹿児島ネグレクト事件

今日取り上げるのは、鹿児島市新屋敷町で、20代の夫婦が3歳の長女と1歳の次女を自宅マンションに10日あまりにわたって置き去りにした事件についてです。

山本貢容疑者(28)と妻の和希容疑者(24)が逮捕されました。

長女と次女はいずれも無事に保護されているとのこと。

夫婦は容疑を認めており、「夫婦2人でゆっくり過ごしたかった」と話しているそうです。

東京大田区で起きたネグレクト事件は、みなさんも記憶に新しいはず。

ネグレクトをする親に対して世間が厳しい目を向けている中で、また同じような事件が起きてしまうことに憤りすら覚えます。

現場の状況や事件の背景に考えられる動機、なぜネグレクトをしてしまうのか?その理由についても見ていきますので最後までお付き合いください。

鹿児島市新屋敷町 3歳・1歳姉妹ネグレクト事件の概要は?

事件について報じたKTS鹿児島テレビの報道内容を参考に、概要をまとめます。

  • 山本貢容疑者(28)と妻の和希容疑者(24)は、2020年7月11日~7月21日の10日間にわたって3歳の長女と1歳の次女を鹿児島市新屋敷町の自宅マンションに置き去りにした
  • 7月21日の夜、次女が服を着ていない状態で倒れているのを同マンションの住民が見つけて警察に通報した
  • 長女は21日の夕方に自宅近くの路上にいたところを通行人が発見していて、その後、迷子として警察が保護していた
  • 夫婦は鹿児島市内のホテルに宿泊していて、警察の調べに対し「自宅に数回食べ物を持って行った」「夫婦2人でゆっくり過ごしたかった」と話している
  • 姉妹に目立った外傷はなく、警察は日常的な育児放棄、ネグレクトがあった可能性も視野に調べを進めている

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8d25dc7ba7bdfdff6eaa2892b6f5f133b7a0a1

続いて、容疑者についての情報です。

名前 山本貢(やまもとみつぐ)

年齢 28歳

職業 無職

Facebook 同姓同名のアカウントは複数見つかりましたが、本人のものとみられるアカウントはありませんでした。

名前 山本和希(やまもとかずき)

年齢 24歳

職業 派遣社員

Facebook 同姓同名のアカウントは複数見つかりましたが、本人のものとみられるアカウントはありませんでした。

つい数週間前も、東京大田区で3歳の女の子が8日間にわたってマンションに置き去りにされ命を落とすという悲しい事件があったばかり。

梯沙希 顔画像、Instagramは?東京・大田区で殺人事件発生!3歳の娘を8日間放置して餓死させる。育児放棄は日常的だった?友達のネグレクトに気づいた場合の対処法とは

事件については連日センセーショナルに報道され、子を持つ親に対する世間の目が一層厳しくなっているこの時期に、全く同じようなことをしてしまうというのが、ちょっと信じられませんよね。

無職なのに10日間もホテルで過ごすという感覚も、個人的には違和感を覚えます。(もしかしてコロナの給付金をこの費用に充てていたのでしょうか・・・)

同じマンションの住人はこの部屋について

  • ゴミが散乱したり、変な臭いがしたりしていた
  • 6月はじめごろから幼い子供が泣く声をたびたび聞いていた
  • 子供が夜中や昼間にインターホン越しにわんわん泣いていてネグレクトかなと思った
  • 近隣にわかるような感じはあった。泣き声だったり

と証言していますので、日常的にネグレクトがあったのかもしれません。

ちょっと古いデータになりますが、コチラの資料にもあるように児童虐待の相談件数は増加しています。

虐待の件数推移

引用 https://www.nippon.com/ja/currents/d00260/

筆者も育児経験者としてその大変さはよく理解しているつもりですし、「夫婦でゆっくりしたい」という気持ちも手に取るようにわかります。

誰にだって虐待やネグレクトのリスクはあるだろう、とも思いますが、しかし、多くの親は幼い子供を残して夫婦だけでバカンスに出かけたりはしませんよね。

「思う」だけで踏みとどまれるか、実際に実行してしまうか。

その境界には何があるのでしょうか。

事件現場について

事件は鹿児島市新屋敷町のマンションの一室で起きました。

問われる罪は?

今回、両容疑者は保護責任者遺棄の容疑で逮捕されています。

(保護責任者遺棄等)
第二百十八条 老年者、幼年者、身体障害者又は病者を保護する責任のある者がこれらの者を遺棄し、又はその生存に必要な保護をしなかったときは、三年以上五年以下の懲役に処する。

(引用元:刑法第218条

なぜ虐待やネグレクトをしてしまうの?思い留まれない理由は?

正直なところ、子育てにウンザリしてしまったり、疲れ果ててしまうことは誰にでもあることだと思います。

しかし、あと一歩のところで踏み留まって子供と向き合い続けることができる親もいれば、気の向くままに放置して遊んでしまう親もいる。

なぜ、このような違いが生じてしまうのでしょうか。

その理由については以下のようなことが考えられます。

【虐待増加の要因として考えられること】

  1. 妊娠先行結婚の増加とその離婚率の高さ
  2. 10代の母親の出産数の微増傾向
  3. 全般的な離婚率の上昇
  4. 若い母親と幼児からなる若年母子家庭の増加
  5. 母子家庭の貧困率の高さ
  6. 一人親家庭の孤立
  7. 育児に対するストレス
  8. 子供への愛着が持てない
  9. 相談できる相手がいない
  10. 親自身も過去にネグレクトを受けていた

引用 https://www.nippon.com/ja/currents/d00260/

引用 https://clip.8122.jp/6399/

⑩に関して、大田区の事件では母親(梯沙希容疑者)も幼少期にネグレクトを受けていたことが明らかになっています。

梯沙希容疑者は自分も虐待被害者?夫はDV?子育てはペット飼育の感覚だった可能性あり。そもそも子供の育て方っていつ学ぶの?

こういった事件は、確かに子供を放置した親に問題があるのですが、親自身もそのような育てられ方をしていると「育児の正解」がわからず、同じことを繰り返してしまうという負の連鎖に陥りがち。

今回の事件を起こした夫婦がどのような家庭環境に育っていたのかはまだ明らかにされていませんが、少なからず成育歴は影響していると思います。

全ての人がまっとうな家庭に育ち、まっとうな子育てができるとは限りません。

「そういう家庭に育ったんだから、虐待しても仕方がない」

・・・極端な見方をすれば、今はこのような認識で済ませてしまっているところがあると思います。

同じ様な事件を繰り返さないためにも、最低限の人権が守られるような子育てができるように、義務教育の段階でもっと実生活に結び付くような授業を取り入れるべきではないでしょうか。

「子育ての基本は、子供の頃からの家庭生活で自然を習得するもの」と、育児を家庭に任せている限り、虐待の連鎖は止められないでしょう。

ネットの反応は?

今回の事件についてネットではどのような声があったでしょうか。(Yahoo!ニュースコメント欄から引用)

当然ニュースも見てないんだろうな…。
あんな事件があった後に同じようなことできるなんて普通じゃない。あの事件で彼女のプライバシーがどうなったか、知る余地もないんだろうなぁ…。とりあえず育児する能力はないと思います。
先日の事件を知って「公になっていないだけできっと同じ思いをしている子達が沢山いるんだろうな」と思った。こんな立て続けに同じ様なニュースを見る事になるなんて。淋しい思いをしているであろう沢山の子がこの子達の様に無事な状態で見つけてもらえますように。
完全にどうかしてる…
こないだ餓死の事件があったばかり。
夫婦でゆっくり?
そもそもこの夫婦は日常そんなに忙しいのか?
こんな異常な親に休息なんて言って欲しくない。

路上で保護された3歳の子、事故に合っていたら
どうする?
身勝手すぎるこの両親は
そんな想像すら出来なかったんだろうか。
完全にネグレクト。
この子供たちから
未来を奪わない為にも
絶対に親元に返してはいけない。

まとめ

以上、鹿児島市で起きた3歳と1歳の姉妹のネグレクト事件についてまとめました。

ポイントを整理します。

まとめ
  • 山本貢容疑者(28)と妻の和希容疑者(24)は、3歳の長女と1歳の次女を10日間にわたって自宅マンションに置き去りにした
  • 「夫婦2人でゆっくり過ごしたかった」と話している
  • 児童虐待やネグレクトには親の成育歴も多分に影響しており、簡単には連鎖を食い止めることができない

大田区の事件では、「泣き声が聞こえる」などの異変が全くなかったため、近隣の方から気づかれることもなく幼い命が失われてしまいました。

一方、今回は近所の方に発見してもらえたのが不幸中の幸い。

「これはおかしい」と思ったら勇気を出して行動することが大事なんだ、それで救える命があるんだ、ということを改めて教えてくれた事件でした。

とはいえ、この2人の少女が今後どのような処遇を受けるのかが気がかりです。

この姉妹の心をケアすることは、遠い未来に生まれてくるかもしれない新しい命を救うことにもつながっています。

たとえ親から十分な愛情を受けられなかったとしても、他に愛を与えてくれる人々に恵まれますように。

最後までお読みいただきありがとうございました!