今日取り上げるのは、 兵庫県姫路市で24際の女性が県営住宅の一室で何者かに刺されて死亡した事件についてです。
この部屋に住む会社員田口朱音(あかね)さん(24)が腹部を刺されて亡くなりました。
一緒に暮らす6歳の息子が助けを求めたことで事件が発覚したとのことですが、この親子に何があったのでしょうか。
現場の状況や事件の背景に考えられる動機、幼少期のトラウマが人生に与える影響についてもまとめていきますので最後までお付き合いください。
※その後、田口さんの勤務先の元同僚で、住所不定、アルバイト吉直優一容疑者(36)が殺人容疑で逮捕されました。
詳細はコチラの続報をご覧ください!↓↓
吉直優一、顔画像 Facebookは?兵庫県姫路市で殺人事件発生!被害者の元同僚?日常的に暴力をふるっていた証拠をキャッチ!知っておきたいDV男の見分け方
兵庫県姫路市 24歳女性殺人事件の概要は?
事件について報じた読売新聞の報道内容を参考に、概要をまとめます。
- 2020年7月12日午後1時30分頃、兵庫県姫路市白浜町宇佐崎北2の県営住宅2階の一室で「女性が血を流して倒れている」と近所の男性から119番があった
- 第一発見者は一緒に暮らす息子(6)で、「お母さんが血まみれで死にそう」と住民男性に助けを求めた
- 倒れていたのは会社員田口朱音(あかね)さん(24)で、腹部から血を流しており、約1時間後に搬送先の病院で死亡が確認された
- 田口さんは腹部に2か所の刺し傷があり、部屋から凶器とみられる包丁が見つかった。
- 県警は殺人事件と断定し、飾磨署に捜査本部を設置した。
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/09d4d308f87d28308c21092858d6fd932fc4dbb8
参考動画はコチラ↓↓
別報道では、6歳の息子が「お母さんが誰かに怒られた」と証言していることも明らかになっています。
引用 https://www.youtube.com/watch?v=GUcA31Sg1Ds
亡くなった田口さんは息子さんと二人暮らしだったそうですから、シングルマザーだったという可能性が高いですね。
そうだとしたら、何かしら男女関係がらみのトラブルがあったのかもしれません。
シングルマザー、そしてその子供・・・という構図に絡む事件としては、つい先日も東京・大田区でネグレクトによる3歳児の死亡事件があったばかり。
梯沙希 顔画像、Instagramは?東京・大田区で殺人事件発生!3歳の娘を8日間放置して餓死させる。育児放棄は日常的だった?友達のネグレクトに気づいた場合の対処法とは
幼い子供が辛い思いをする事件が多いことに、胸が痛みます・・・。
事件現場について
事件は兵庫県姫路市白浜町宇佐崎北2の県営住宅2階の一室で起きました。(現場は山陽電鉄八家駅から北西に約600メートルの、住宅や工場などが集まる地域。)
問われる罪は?
犯人はまだ捕まっていませんが、殺人罪が適用されるでしょう。
(殺人)
第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。(引用元:刑法第199条)
幼少期のトラウマはその後の人生にどんな影響を与えるの?
今回は、6歳の息子さんが事件を目の前で見ていた可能性があるということで、メンタル面への影響が非常に心配です。
6歳といえば、まだまだ母親に甘えたい時期。
このような年齢で母親を亡くしてしまったことだけでもショックなのに、その過程を見てしまった・・・というのは心に重い爆弾を抱えてしまったのではないかと推測するに難くありません。
幼少期のトラウマはその後の人生にどのような影響を与えてしまうのか。
【そもそも、「トラウマ」とは?】
- 何らかの体験によって、傷を負い、心が本来の役割を果たせなくなった状態を「トラウマ」と言い、専門的には「心的外傷」と呼ぶ
- トラウマは、心身に様々な影響を及ぼし、生きづらさのもとになることがある
- トラウマは、過去の体験によって生じる(DV、虐待、養育放棄(ネグレクト)、天災や火災などの災害、性的被害、事故や犯罪などの非日常的な恐怖体験など)
- トラウマによって心身の変調が生じたり、生きづらさにつながっている場合は、対処が必要
【トラウマによる影響】
- 子ども時代のトラウマ体験は、その後の人生の生きづらさにつながる恐れがある
- 子ども時代に生じた複雑なトラウマは、あらゆる方面に長く影響を残す
- トラウマが生じる事柄が、大人にとってはささいなことでも、子どもにとっては大きな傷となって残ることがある
- また、年齢がより低く発達の早期であるほど、影響は広く深いものになる
- 恋愛をしたり、人生の課題に直面する年齢になると、幼少期に負ったトラウマが現れがちである
- 子ども時代のトラウマは、原因となる体験を特別なことだと思っていなかったり、記憶そのものが抜け落ちたりすることもある
引用 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67882?page=4
人は、あまりにもショック過ぎることが起こるとその現実を受け入れられず、記憶を消してしまうことがあるようです。
しかし、大人になってからなんらかの「生きづらさ」を感じ、それが幼少期に負ったトラウマの存在が影響していることに気づくケースも多いとか。
大田区の事件では、親子には他に頼れる親族などもいなかったことがわかっていますが、この親子には誰かサポートしてくれる人がいるのでしょうか。
未来ある少年の心の傷を、少しでも軽くしてあげられるようなサポート体制があると良いのですが。
もちろん犯人検挙と事件の全容を解明することは大事ですが、6歳の少年のメンタルケアを最優先して欲しいです。
ネットの反応は?
今回の事件について、ネットではどのような声があったでしょうか。(Yahoo!ニュース コメント欄から引用)
あったらしい
何かないと警察は動けないのは
分かっているけど殺される前に何とか
ならないのかと残念です
この歳で親を亡くして、しかも目の前で血だらけの親を見てしまっている。どれだけのケアをしても癒されることは難しいだろう…。同じ状況だったら、大人でもかなり辛い出来事を6歳の子供に経験させるなんて本当に最低だ。人の心を持たないようなやつが多過ぎる。
まとめ
以上、兵庫県姫路市で起きた24歳女性の殺人事件についてまとめました。
ポイントを整理します。
- 兵庫県姫路市白浜町の県営住宅の一室で田口朱音さん(24)が何者かに腹部を刺されて死亡した
- 事件を目撃したとみられる6歳の息子は、「お母さんが誰かに怒られた」と語っている
- 息子は、自ら近所の人に助けを求めた
- 原因として男女関係のトラブルがあった可能性が示唆されている
- 幼少期に受けたトラウマは、人生の課題に直面する年齢になってから悪影響をもたらす可能性がある
一部の情報によれば、田口さんは男女関係を巡るトラブルについて警察に相談していたとか。
記憶に新しいところでは、こちらの事件でも被害者は以前から警察に相談を寄せていました。
堀藍 Facebookは?静岡県沼津市で殺人事件発生!恋愛関係のもつれ?男子学生が女子大生をめった刺し!元カレがストーカーになった場合の対処法は?
相談の内容によって警察も介入できるかどうかの判断が分かれると思いますが、、少なくともどちらの事件も相談していた女性が最終的には殺害されてしまったというのは重く受け止めるべきでしょう。
犯人が捕まり次第、情報を更新していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!