事故

北海道・別海町で4歳男児がトラクターにひかれて死亡。運転していたのは父親!事故はなぜ起きた?親の不注意で子供が死亡した場合の罪とは?

北海道別海町トラクター事故

今日取り上げるのは、北海道別海町で、4歳の男の子が父親の運転するトラクターにひかれて死亡した事件についてです。

斎藤力乙君(4)が亡くなりました。

事故当時、親子は牧草ロールを運ぶトラクターに乗っていて、力乙君は何かのはずみで落ちてしまったものと見られています。

事故が起こった状況や、親の不注意で起きてしまう子供の死亡事故の件数や注意ポイント、親が問われる罪について見ていきますので最後までお付き合いください。

北海道別海町 4歳男児トラクター下敷き事故の概要は?

事故ついて報じたFNN PRIMEの報道内容を参考に、概要をまとめます。

  • 2020年5月31日午前11時頃、北海道の別海町の農場で、斎藤力乙君(4)が父親・斎藤大樹さん(44)が運転するトラクターにひかれた
  • 意識不明の重体で搬送されたが、その後、死亡した
  • 事故当時、父親は牧草ロールを運ぶトラクターを運転していた
  • 力乙君は姉2人とトラクターの前の部分に乗っていたが、何かのはずみで落ちたとみられている
  • 姉2人が声をあげたため父親がトラクターを止めたが、間に合わずに下敷きになった

引用 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200601-00147785-fnn-soci

参考動画はコチラ↓↓

こちらは、愛知県の子育てポータルサイトに掲載されているデータですが、4歳くらいの子供の不慮の事故としては「交通事故」が非常に多いことが見て取れます。

子どもの事故割合
引用 https://www.pref.aichi.jp/kosodate/hagumin/growing/age.html

今回はトラクターでしたが、大人のちょっとした油断で事故が起こるケースが多いようです。

子供は予期せぬ動きをすることがありますので、小さなお子さんがいるご家庭では「まさか」も想定した安全対策が必要となります。

事故現場について

事故は、北海道・別海町 斎藤牧場で起こりました。

問われる罪は?

今回の事故のように、親の不注意で我が子を車でひいてしまった場合はどのような罪に問われるのでしょうか。

「他人を殺してしまったわけではないのだから、罪にはならないのではないか」

「我が子を失ったことは、ある意味では親も被害者なのだから、その苦しみだけで十分に”罪”を背負っていることになるのではないか」

といった意見もありますが、刑罰に関しては自分の子供であろうと人の子であろうと基本的に考え方は変わりません。

自分以外の誰かを死なせてしまったことには違いなく、「身内だから」と許してしまえば保険金を狙った犯罪などが横行するかもしれません。

今回のようなケースでは、過失運転致死罪が適用されます。

(過失運転致死傷)
第五条 自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、七年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除することができる。

(引用元:刑法第199条

親の不注意による子供の死亡事故。防ぐ方法は?

今回、力乙くんはトラクターの前についているフォーク型の器具に乗って遊んでいるうちに転落したそうです。

子供はどんな物でも「おもちゃ」にしてしまいますし、大人が思ってもないような行動をすることが多々あります。

父親も、まさか落ちたとは思わず、前進させてしまったのでしょう。

親や祖父母が幼い子供を誤ってひいて死亡させてしまうという事故は過去にも何度も起きています。

その度に「親の不注意だ」と批判する声もありますが、実際に当事者になってみれば「あれは気を付けていても気づけなかった」という事故もあるのではないでしょうか。

では、どうすればこのような不幸な事故を無くすことができるのか。

子どもの行動パターンを確認したうえで、事故の傾向と予防ポイントを確認しておきましょう。

子どもの行動範囲
【自転車事故・交通事故】

  • 補助いすからの転落・自転車ごとの転倒
  • 道路への飛び出し

【予防ポイント】

  • 自転車の補助いすに乗せるときは自転車専用ヘルメットを着用させる
  • 手をつないで歩く

引用 https://www.pref.aichi.jp/kosodate/hagumin/growing/age.html

非常に基本的で当たり前のことですが、外に出たら「親と手をつないで歩く」というのは、非常に重要です。

4歳くらいになるとつい油断して手を放してしまいがちですが、少なくとも車の出し入れの際、乗り物が動いている時は絶対に手を離すべきではありません。

また、今回のようなケースでは、落下しないように補助いすのようなものがあれば事故を防げたかもしれませんね。

そういった設備がないのであれば、親が膝に抱っこして乗せる(動き回らないように)などの工夫が必要だったのではないでしょうか。

おそらく、トラクターで牧草を運ぶというのはこの親子にとって日常的なことだったのでしょう。

当たり前の光景として慣れっこになっていて、トラクターが危険な乗り物だということを忘れてしまっていたのかもしれません。

ネットの反応は?

今回の事件について、ネットではどのような声があったでしょうか。

まとめ

以上、北海道・別海町で起きたトラクター事故について見てきました。

ポイントを整理します。

  • 北海道・別海町の斎藤農場で、斎藤力乙君(4)が父親が運転するトラクターにひかれて死亡した
  • 事故当時、力乙くんはトラクターの前についているフォーク器具で遊んでいて、謝って転落したと見られている
  • このような事故はごく身近でも起こり得るため、基本的な安全対策を徹底することが大事

こんな形でお子さんを失ってしまった父親、そしてご家族の心中を想うと、かける言葉も見つかりません。

また、事故を間近で見ていた姉妹も相当なショックを受けているはずです。

ちょっとした油断で、平和な日常はいとも簡単に壊れてしまいます。

どのような乗り物であっても、人をひいてしまう可能性がある以上は「凶器」ですから、私たち一人ひとりが気を引き締めてハンドルを握るべきだと感じました。

亡くなった力乙くんのご冥福をお祈り申し上げます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。