えびてん速報です。
今日取り上げるのは、埼玉県草加市で、母親が自宅に放火して16歳の長男を殺害しようとした事件についてです。
山家順子容疑者(46)が逮捕されました。
マイホームに自ら火を放つとは、常軌を逸した行為のように感じます。
なぜ感情を抑えられなかったのか。
事件が起こった状況や逮捕された山家容疑者ついての情報を見ていきますので最後までお付き合いください。
事件の概要は?
事件についてはフジテレビが報じました。
報道の内容は↓↓の通りです。
自宅に放火して、16歳の長男を殺害しようとした疑いで、母親が逮捕された。
山家順子容疑者(46)は28日未明、埼玉・草加市の自宅の一室に火をつけて、16歳の長男を殺害しようとした疑いが持たれている。
長男は軽症で、夫と長女にけがはなかった。
山家容疑者は、容疑を認めているが、動機はわかっていない。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200329-00434760-fnn-soci
このような報道がされました。
参考動画はコチラ↓↓
動機については明らかにされていないようですが、家に火をつけるという行為からは強い殺意が感じ取れます。
コロナウィルスの影響で一斉休校になり、子供と一緒に居る時間が増えたことでイライラを抑制することができなくなってしまったのでしょうか。
しかし、このような惨事にいたるには、一つや二つではなくもっと多くの出来事が積み重なっていたのではないかと推測されます。
山家順子容疑者ってどんな人?なぜ息子を殺害しようとしたの?
今の段階で分かっている山家容疑者の情報は以下↓↓の通りです。
名前 山家順子
年齢 46歳
住所 埼玉県草加市
Facebook 本人のものと特定できるようなアカウントは見つかりませんでした。
状況
自宅の一室に火をつけて、16歳の長男を殺害しようとした疑いが持たれている。
山家容疑者は、47歳の夫、18歳の長女、そして長男の4人家族。
長男とトラブルがあったとしても、普通は他の家族のことを考えて思いとどまったり、あるいは家族が仲裁に入ってくれたりするものではないでしょうか。
制止する要因が全くなく、躊躇なく「自宅に火をつける」という行動に走ってしまったということから、この家族の闇の部分を垣間見ることができます。
我が子を愛せない。それはおかしなことか
今回の事件に対して、「母親が息子を殺そうとするなんてとんでもないことだ」と思われる方が圧倒的に多いことでしょう。
しかし、一方で「気持ちはなんとなくわかる」「思春期の子供と向き合うのは、精神的にも体力的にも本当にキツイ」という声もあります。
もっといえば、「自分もいつか同じことをしてしまうのではないかと不安だ」という方も。
実は筆者も、自分に余裕がない時は子供の存在を疎ましく思ってしまうこともあります。
そして、そのように思ってしまう自分自身に対して、「母親なのにとんでもないことを思ってしまった」と自己嫌悪する日々。
しかし、この「母親だから子供を100%愛さなければいけない」という呪縛こそが世の母親たちを苦しめているのではないでしょうか。
少なくとも私は、子供を愛せない母親の気持ちがよくわかります。
「子どもを100%の愛情で愛せない親もいる。」
大きな声では言えないその事実を、優しく肯定してくれるサイトを見つけましたのでご紹介します。
⇒ 参考:Medium 「子供を愛せない親もいる。愛せなくても嫌いにはならないように」
「子供は天使の顔をした悪魔だ」という表現がありますが、全くその通りで、時には親の理性のブレーキを修復不可能な状態までブチ壊すようなことをやらかしてくれるものです。
それでも、とにかく「嫌い」にならないこと。
愛せなくてもいいしし、かわいいと思えなくてもいい。
そんな自分を責めることはありません。
ただ、「かわいい」とも思えない状況でも、とにかく「嫌い」にならないように。
嫌いになりさえしなければ親子関係はまだ修復可能です。
親子関係に限ったことではありませんが、苦手な相手ほど、その人のいいところに目を向けることを意識してみましょう。
殺人未遂罪とは?
今回の殺人未遂罪の罪を調べてみました。
(殺人)
第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。(未遂罪)
第二百三条 第百九十九条及び前条の罪の未遂は、罰する。
(引用元:刑法203条)
引用:https://keiji-pro.com/columns/132/#toc_anchor-1-9
未遂については具体的な刑罰が記されていませんが、第199条の殺人罪が適用されると解釈できるようです。
事件現場について
事件は、埼玉県草加市で起こりました。(※草加市中根3丁目だという情報があります。)
ネットの反応は?
ネットの反応はどのようなものがあるでしょうか?
女親のことは、馬鹿にするし、親なんだから耐えようって気持ちを試すように、これでもか!って意地悪してくる反抗期のこども。。
うちは、旦那が私に意地悪してくるから、それを見て長男は旦那と同じように、私を苦しめてきたよ。殺意わくよ。こんなに愛して育てたのに、いつの間にか敵になって、旦那の味方なんだもん。やってらんない!全部母親のせいにさせるの
しかも動機が不明、って書いてあるから、
余計に精神疾患の可能性が高いと思う
事の善悪も分からなくなるほど精神的病いだと思います
死ななかったのは良かったけど、どちらも背負っていく十字架の重さは相当だね。
母に殺されかけた息子さん、殺しかけた母親、あまりに重過ぎる。
二人だけの問題でもないと思う。
他の家族も十字架を一緒に分け合って背負っていければ少しは元に戻れるかもしれない。
幸い殺そうとは全然思わないけど、暴力振るうような、キレるような子だったら同じ考えにならない自信は全く無い
普通に育ってるお子さんが羨ましいです
・・・こういった意見がありました。
まとめ
今回の場合、母親に同情的なコメントが多かったことが印象的でした。
同じように子供を持つ母親として、「他人事ではない」「自分もいつそうなるかわからない」と自身の身について危機感を覚えている方が多いのでしょう。
「自分の子供なんだから、愛さなくては」という呪縛に苦しめられている女性が多いのかもしれません。
ぜひ、「好きになれなくても嫌いにならないように」ということを意識して、もっと肩の力を抜いてお子さんに関わっていって欲しいと思います。
今回は、家族の命に別状がなかったのが本当に不幸中の幸いでした。
また何か情報が入りましたら随時更新していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。