自殺

京王相模原線「若葉台駅」で男性が飛び込み自殺!ホームにいた3人が巻き込まれて負傷。不幸な事故を減らすために私たちにできることとは?

川崎市青葉台駅男性飛び込み自殺

えびてん速報です。

今日取り上げるのは、神奈川県川崎市の京王相模原線「若葉台駅」で、ホームから飛び込んだ40代の男性が電車にはねられ死亡した事故についてです。

この事故で、ホームにいた乗客3人が巻き添えとなりケガをしています。

男性はなぜ飛び込んだのか、なぜ3人もの人が巻き込まれることになってしまったのか。

事故のいきさつや現場の状況についての情報を見ていきますので最後までお付き合いください。

事故の概要は?

事故については日本テレビが報じました。

報道の内容は↓↓の通りです。

12日朝早く、神奈川県川崎市の京王相模原線「若葉台駅」で、ホームから飛び込んだ40代の男性が電車にはねられ死亡した。この際、ホームにいた乗客3人が巻き添えとなりケガをしている。

警察などによると、午前6時半ごろ、京王相模原線「若葉台駅」のホームから40代の男性が飛び込み、駅を通過していた上り特急電車にはねられた。

この際、男性は電車にはねとばされ、ホームにいた男性2人と女性1人の乗客あわせて3人に当たったという。4人は病院に搬送されたが飛び込んだ男性は死亡し、他の3人は軽傷だという。また、列車の運転士も、男性をはねた際に割れたガラスの破片が目に入り、軽傷だという。

この影響で京王相模原線は、およそ1時間にわたり運転をストップしたという。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200312-00000153-nnn-soci

このような報道がされました。

40代男性は自ら飛び込んだということなので、自殺と見て間違いないでしょう。

駅のホームでの飛び込み自殺は過去にもいくつもの事例がありますが、ホームにいた人が巻き込まれるというのは珍しいケースではないでしょうか。

原因は?なぜ3人も巻き込まれたの?

過去10年における首都圏の鉄道人身事故件数は3145件。

そのうち63%を「自殺」が占めているという衝撃的なデータがあります。

⇒ 参考:東洋経済オンライン 「初公開 「鉄道自殺数」が多い路線ランキング」

ほぼ毎日のように、電車に飛び込んで自殺している方がいるという計算になります。(1日あたり0.86人)

特に、今回事故があった京王線は自殺が増えている路線です。

しかし、人が巻き込まれたというケースはあまり耳にすることがありませんので、今回は非常に稀なケースで、被害に遭われた方は運が悪かったとして言いようがありません。

電車のスピード、男性が飛び込んだ位置、ブレーキをかけたタイミング・・・いくつもの不運が重なってこのような事故になってしまったものと推測されます。

巻き込まれた人々が軽傷だったのが不幸中の幸いでしたが、場合によっては命に係わるような事故になっていたかもしれません。

自殺に人を巻き込んでしまった!この場合の責任は誰がとるの?

では、もし巻き込まれた方が亡くなってしまった場合は誰が責任を取るのでしょうか。

普通に考えたら自殺をした本人に罪があるように思われますが、その方は亡くなってしまったとしたら。

巻き込まれて亡くなった方の遺族は、やり場のない思いをどこに向けたら良いのでしょう。

これについては、原則的に「(自殺して亡くなった方の)相続人がその責任を負う」ということになっているようです。

⇒ 参考:シェアしたくなる法律相談所 「飛び降り自殺で他人に被害…責任はどこにいく?」

自殺で他人に怪我をさせてしまったり、他人の物を壊してしまった場合は、「過失によって人に損害を負わせた」という解釈になるのだとか。

そのため、まず自殺者本人にその賠償責任が発生します。

(不法行為による損害賠償)
第七百九条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

(財産以外の損害の賠償)
第七百十条 他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。

(引用元:民法709・710条

引用:https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=129AC0000000089#2576

さらに、民放882条によれば、自殺者が死亡した場合はその相続人がその義務も相続しなければならない旨が明記されています。

(相続開始の原因)
第八百八十二条 相続は、死亡によって開始する。

(引用元:民法882条

引用:https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=129AC0000000089#3323

いくら家族とはいえ、自殺した本人は別の人間ですし、その罪を負わなければならないというのは結構厳しいルールだなと感じます。

しかし、「相続放棄」「限定承認」という手続きをとればその賠償責任の全て、あるいは一部を免除してもらうことができるのだとか。

簡単に言うと、相続によって得た財産の範囲内で債務を負うという形になりますので、自殺によって1000万円の損害が生じたとしても相続によって500万円しか得ることができなければ「500万円」という限度内で賠償責任を負うことになるわけです。

これにより相続人の負担は軽減されるという形になりますね。

しかし、それで巻き込まれた側は納得できるのでしょうか。

巻き込まれた方が亡くなった場合の損害賠償は数千万円にのぼることが予想されますが、自殺した方の支払い能力によっては、被害者側は十分な賠償を受けられず泣き寝入りすることになってしまいます。

自殺者は相当追い込まれてそういった決断をするのでしょうから亡くなった方を責めることはできません。

が、自分の行動によって「自分の死後に苦しむことになる人がいるかもしれない」、ということは私たちも常に頭の片隅に置いておかなければいけませんね。

事故現場について

事故は、神奈川県川崎市の京王相模原線「若葉台駅」のホームで起こりました。

ネットの反応は?

ネットの反応はどのようなものがあるでしょうか?

ちょっとだけ似たような経験があるんだけど、そういう危ない瞬間ってそこが「光って」見えるんだよね

なんだか「ああ、自分はあそこに行くために今までの人生があったんだな」って実感っていうか
ようやく、行くべきところが見つかって安心感さえ感じる
自分の場合は、マンションのベランダから下の道路を見た時だけど

死んだら大変なことになるなんて、考えてなかった
実際、ホント危ない

なのでこういう時に書かれるコメントを見ると、やっぱ伝わりにくい感覚なのかなって思う
その一線を踏み越えるっていうのもあまり重大な感じはしていない…その瞬間には
そのくらい、心が疲れ切っている

こんな世の中だからこそ。
死にたくなって、本当に自分を殺さざるを得なくなる人が何万人も居る時代だからこそ、

なんでその人が死ななければならなかったのか、を
想像してあげたいと思う。

もちろん、人に迷惑を掛けて死んでやる!という残念な人も居るだろうけれど、
何にしても、生き物が自分で四分の命を断つのはそれなりの理由あってのこと。

自分が死んだ後で周囲に掛かる迷惑なんて、考えることすらできないほど、
追い詰められていたのかもしれない。

まずは、その死という事実そのものを悼んでやっても、罰は当たらんと思う。

こういう飛び込みの本人の過失による人身事故って、損害賠償がどうなるのか触れられない。実際、遺族に請求されるとかされないとか噂は聞くけど、実のところを自分は知らない。

遺族に損害賠償が請求されるなら、きちんと公の事実とした方がいいのではないと思う。それにより、遺族への影響を考えて飛び込みを選ぶ人は減ると思う。

軽症に見えるかもしれませんが可視化出来ない部分は計り知れない程深い傷を負っていることと思います。
亡くなられた方も実行するまで辛い想いをしてこられたのかもしれませんが、もう少し想像力働かせて死に場所と方法を選んで欲しい。

…そんなことしてたら私みたいにいつまでものうのうと行き続ける羽目になるんですけどね。

大多数は被害者側に立つ。損害賠償や運転士等。それは自分が加害者の気持ちよりも被害者の立場になりやすく想像しやすいからだろう。
また普通に真面目に生活をしている人が損して欲しくなかったり、沢山の人に迷惑かける行為、自己中心的な行為が、協調性重視で育てられた日本人には許せないといえる。
起きてしまう事は防げないにしても減らせられないのか考えると家族・友人・知人に優しくする意識だったり、知らない人を知ろうとする興味だったりをもっていったら回り回ってどこかで減らせられるんじゃないかと考えてしまう。

・・・こういった意見がありました。

まとめ

このようなケースでは、亡くなった方を責めるわけにはいきませんし、被害者の方も気持ちのやり場がないと思います。

コメントでも、自殺した男性を一方的に批判するような書き込みはほとんど見られませんでした。

その背景には、「いつ自分も同じような状況に追い込まれるかわからない」という危機感があるのではないでしょうか。

上記の東洋経済のデータからもわかるように、自殺者が増えている路線は通勤でよく使われる路線です。

自分の家族が、自分の同僚が、自分の友達が、そして自分がいつ同じような立場になるかわかりません。

最悪の選択をしてしまう方を一人でも減らせるように、私たちはお互いに気配り、目配りをしていたわり合って生きていくべきではないでしょうか。

多くのことを考えさせられる事故でした。

亡くなった男性のご冥福をお祈り申し上げます。

何か情報が入りましたら随時更新していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。