えびてん速報です。
今日取り上げるのは、富山県射水市八幡町の伏木富山港で、海中から車が見つかった事件についてです。
この車には、複数の人骨が残っていたとのこと。
警察は、目撃情報を元に、1996年5月に失踪した氷見市の田組育鏡さん(19)と屋敷恵美さん(19)である可能性が高いと見て捜査を進めています。
事件が起こった状況や失踪した2人の女性についての情報を見ていきますので最後までお付き合いください。
事件の概要は?
事件については北日本放送が報じました。
報道の内容は↓↓の通りです。
射水市の海中から4日、24年前から行方不明になっていた女性2人が乗っていたとみられる軽乗用車が見つかり、警察は引き上げた車の調べを続けています。女性2人は当時、魚津市の心霊スポットにむかったまま消息を絶ったとみられていてさまざまな憶測を呼んでいました。
部品のようなものを丹念に調べる県警の捜査員たち。部品は、4日、射水市の海中から引き上げられた車のものです。車は、損傷が激しく原型を留めていない状態でした。車の中からは複数の人骨のようなもの、そして「ヤシキメグミ」と刻印されたガソリンスタンドの会員カードがみつかりました。
車に乗っていたとみられるのは24年前から行方不明になっていた氷見市の田組育鏡さん当時19歳と屋敷恵美さん当時19歳。2人は1996年、屋敷さんの車で出かけたまま行方不明になっていました。出かける前、ふたりがそれぞれの家族に告げていたのは
「坪野鉱泉に肝試しにいく」
坪野鉱泉は、当時すでに廃屋となっていた魚津市の旅館跡地で心霊スポットとして知られていました。ふたりはポケットベルで友人へ「魚津にいる」と連絡したあと、そのまま消息を絶ち、さまざまな憶測が流れました。
県警は、公開捜査に切り替えて行方を探し続けていましたが事態が動いたのは2014年でした。県警本部に「旧海王丸パーク付近で車が海におちるのを見た人が複数いるという」という情報が寄せられたのです。
その後警察は、過去の情報を精査する中で、ことし1月になって、当時、海に転落した車を見たという男性3人から具体的な話を聞き出し、4日車を引き上げました。捜査関係者によりますと、3人は「車に乗っていた女性2人に声をかけようとして近寄ると突然車が動き出し海に落ちた」「怖くなったので通報せずに立ち去った」と話しているということです。
車が見つかった場所の周辺は、現在は立ち入りが禁止されていますが、当時は、若者が集まるスポットとして知られていました。
なぜ車は海に落ちたのか。
警察が、車の転落した経緯を調べるとともに見つかった骨の身元確認を進めています。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000438-knb-l16
このような報道がされました。
当時は様々な憶測を呼んでいた事件とのことですが、24年経ってからの急展開ということでご遺族の方にとっては「やっとか・・・」という思いでしょう。
車の中から屋敷さんの所持品が見つかっているということですから、この車は2人が乗っていたものと見て間違いないと思います。
目撃情報を入手したのが2014年になってからとのことですが、なぜもっと早く情報を入手できなかったのでしょうか。
目撃情報にたどり着くまで20年近くかかっているというのも不思議な感じがします。
どのような経緯で車が海に落ちたのか、今後の調べに注目していきたいですね。
二人はなぜ富山港にいたの?深まる謎。
亡くなった女性2人についてわかっている情報は↓↓の通りです。
名前 田組育鏡
年齢 当時19歳
Facebook まだポケベルの時代ですから、当然、アカウントはありません。
状況
家族に「坪野鉱泉(魚津市)に肝試しにいく」と伝えて家を出た。
ポケベルで友人に「魚津にいる」と連絡したあと、そのまま消息を絶った。
名前 屋敷恵美
年齢 当時19歳
Facebook まだポケベルの時代ですから、当然、アカウントはありません。
状況
家族に「坪野鉱泉(魚津市)に肝試しにいく」と伝えて、自分の車で家を出た。
ポケベルで友人に「魚津にいる」と連絡したあと、そのまま消息を絶った。
海中から引き揚げられた車の中から、屋敷さんのものと思われるガソリンスタンドの会員カードが見つかっている。
「魚津市にいる」と連絡していることから、心霊スポットには予定通りに向かったのでしょう。
しかし、車が見つかったのは約50㎞も離れた射水市の富山港です。
なぜ、二人は射水市に向かったのか?
当時、富山港は若者が集まるスポットだったということですから、心霊スポットに行った後で「もう少し遊ぼう」とドライブを兼ねて富山港に向かったのでしょうか。
今となっては全て憶測でしかありませんが、今後、目撃者である3人の男性の証言などから明らかになる事実もあるかもしれません。
何か新しい情報が入り次第、更新していきます。
声をかけた3人は罪に問われないの?
車が海に転落したのを目撃していたにも関わらず通報しなかった、というこの3人の男性の行動に疑問が残ります。
すぐに通報していれば、もしかしたら助かったかもしれません。
遺族の立場としては「どうして?」「なぜ今まで黙っていたのか」とやり切れない思いなのではないでしょうか。
このような場合、目撃者である3人は罪に問われないのか?
交通事故の場合、コチラ↓↓の記事にもあるように、目撃者に通報の義務はありません。
つまり、目撃したことを黙っていたとしても罪には問われないということです。
⇒ 交通事故弁護士ナビ 交通事故を目撃したら証言すべき?目撃者からよくある3つのQ&A
しかし、今回の場合、すぐに通報しなかったというのは背景に何等かの事件性があると見ることもできるでしょう。
単に運転を誤って海に落ちたのではなく、なんらかの事件性がありそれを隠蔽しようとして通報せずにいたのだとしたら事情は変わってくると思います。
今の段階ではまだ不明点も多い事件ですから、今後の調べに注目して追記していきます。
事件現場について
2人が乗ったとみられる車は、富山県射水市の伏木富山港の海中で見つかりました。
ネットの反応は?
ネットの反応はどのようなものがあるでしょうか?
それで、車が転落しただけなら、なんで黙っていたのか?
『見殺し』ってのは、たとえ刑事事件にならなくても、民事でまずいことになるはず。敢えて今まで黙っていたって事は、やっぱり疚しいのがあったんでしょうね
3年前に書かれたこんな書き込みを見つけた。
【2017/05/02 00:14 あと数日で失踪事件から21年目。県警が目星をつけた地点から漏れた場所に転落・転覆しているなら、早く見つけてあげてほしい。】
『な』を『か』に換えて読んでみると、なんか怖い文になる。
どうして転落・転覆だとおもったんだろう?
危険を感じた女性は、車をバックさせるしかなかった。
こんな感じでしょうね。
その3人が、どうしてそこにいたかで、何をしようとしたのかが、絞れる。
たまたま釣りに来てた人、
この場合は、軽いからかい程度。
他の場所から後を付けて来た、
この場合は、限りなく暴行目的?
かなり強引だったのでは?
急いで逃げようとしてシフトを入れ間違えたのでしょう。
墜ちたのに助けようともせず放置したのなら
3人とも殺人罪でしょ。
・・・こういった意見がありました。
まとめ
コメントからも、この3人の男性の行動を不審に思う方が多いことがわかります。
この3人が実際になんらかの形で関与していたのか、それとも事件に巻き込まれていたのを目撃していたのか。
いずれにしても、冷たい海の中に24年も放置されていたというのはあまりにもひどい話です。
2人が体験した恐怖と、ご遺族のお気持ちを想うと胸が痛みます。
亡くなった2人のご冥福をお祈り申し上げます。
新しい情報が入りましたら、随時更新していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。